レアル・マドリードのカペッロ監督が6月に退団することが決まっているベッカムに対し、「二度とレアル・マドリードでプレーすることはない」と記者会見の席で明かしました。
カペッロ監督は「他のクラブと契約を結んだ選手。我々は彼を構想に入れることはできない。試合への出場はない。」と語り、退団が決定している選手を試合でプレーさせないとコメントした上で「練習には参加できる」とも話しました。
また、ベッカムの決断については「シーズン終了までに何をするのか決断する必要があった」と話、ベッカムの決断は正当なものと評価しました。
移籍まじかと見られているロナウドについては「ロナウドは他のクラブと契約を結んでいるわけではない、Ｒ・マドリーの選手だ。彼は負傷しており、プレーできないだけだ。我々はロナウドと話しているし、クラブも彼と話している」と語りました。
カッサーノについては「彼は構想に入っていない」とコメント。移籍は時間の問題のようです。
選手の移籍話があとを立たないレアル・マトリード。去る者もあれば来る者もある。
若返りを図るレアル・マドリードに新たに入ってくる選手はいるのでしょうか・・・？
コパ・デル・レイ決勝トーナメント2回戦第1戦が11日、ベティスのホームスタジアム、マヌエル・ルイス・デ・ロペラで行われました。
2連敗中のレアル・マドリードはアウェイでベティスと対戦。
ベッカムの退団も影を落としたこの試合。両チーム共チャンスを作り出せず引き分けに終わりました。
前半戦、マドリーはアウェイということもあり引き気味に試合を進めます。
前半2分、最初にチャンスを掴んだのはホームのベティスでした。メリィのパスを受けたダニがゴール正面からシュートを放ちマドリーゴールを襲いましたが、カージャスの代わりに入ったディエゴ・ロペスがキャチして難を逃れます。
前半10分、マドリーに災難が降りかかります。元ブラジル代表のロベルト・カルロスが太ももの筋肉を傷めラウル・ブラボと交代。マドリーはシシーニョに引き続きサイドミッドフィルダーを失いました。
前半12分、流れを物にしたベティスがマドリーゴールに襲いかかります。アルスのパスを受けたリベラがペナルティ・アーク付近からシュートを放ちましたが又もティエゴ・ロペスがゴールを死守しマドリーは難を逃れます。
マドリーが反撃を開始したのは前半15分、セルヒオ・ラモスがフリーキックでゴールを狙いましたが壁に阻まれてゴールならず。前半23分にもマドリーはフリーキックを得ましたがレジェスの蹴ったボールは相手にクリアされ先制点は奪えません。
相好している間にベティスがこの日最大のチャンスを得ます。前半42分、マルドナドの絶妙なセンタリングがマドリーゴールを襲いましたが、負傷退場したロベルト・カルロスの代わりに入ったラウル・ブラボがゴール死守して失点の危機を逃れました。
後半戦、先に仕掛けたのは押され気味のマドリーでした。後半2分、レジェスのパスを受けたイグレアがシュートを放ちますがゴールならず。
その後は拮抗した試合展開が続き、結局0-0で第1戦を終えました。
この試合の決着はリーグ戦を挟んだ1月18日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる第2戦で決まります。
ベティス0-0レアル・マドリード
| GK ディエゴ・ロペス DF トーレス DF セルヒオ・ラモス DF エルゲラ DF ロベルト・カルロス MF ディアラ MF ロビーニョ MF ガゴ FW レジェス FW イグアイン FW ファン・ニステルローイ |
選手 | |||||
コパ・デル・レイ決勝トーナメント2回戦第2戦 1月18日
レアル・マドリードvsベティス
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦 2月20日
レアル・マドリードvsバイエルン・ミュンヘン
