ラウル・ゴンサレス(スペイン代表、レアル・マドリード)
――カルデロン会長の発言について
「会長とは経緯を説明してもらうために話し合ったよ。彼は謝罪していたし、こんなことが二度と起こらない様にするためにも有意義な会合だった。中には傷ついた選手もいたけれど、基本的には話し合いはうまくいったよ」
「会長はソシオに選ばれた会長なんだから、好きなときに好きな話をする権利はある。でもそれで気分を害した人がいるし、タイミングも悪かった。言いたい事があるなら、個人的に話して欲しい。あの発言も時間と場所が違えば、誰かを傷つけることもなかったんだ。選手として、レアル・マドリーを愛するものとして、こんな事件が二度と起こらないように願うよ」
――ベッカム、ロナウド、カッサーノについて
「彼らはチームのために全力を尽くしてくれる頼もしいプロだ」
――現在のチーム状況について
「問題を抱えている選手がいるし、チームのためにも早く解決して欲しい。色々言われているけどベッカムはプロ選手だ。純粋にスポーツという観点から見れば、チームのためになるかどうかだけを考えればいいけど、もっと違うやり方があるはず。とにかく一刻も早く解決して欲しい」
――カペッロ監督、ミヤトビッチGMの発言について
「スポーツに関係ないコメントに選手たちは振り回されているし、例えばアルコール問題についてもクラブから明確な説明はない。トラブルが起きたらそれを解決しなくてはいけないけど、クラブのやり方はおかしい」
――ファンにメッセージを
「全ての人に対して、特にファンに対しては敬意を払わなくてはいけないんだ。国王杯に敗退したことは辛いことだけど、まだリーガとチャンピオンズリーグが残っている。だから一丸となって応援して欲しい」
――最後に
「スポーツ面でもチームの状況は良くない。だから軌道修正をするためにもミーティングでよく話し合っているんだ。僕らが前を向いてやっていけるのはファンのおかげ。シーズンの最後にファンに対して喜びを与えたい」