良き家庭は良き社会の第一歩 池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」2022年12月18日
【写真説明】空の抜けるような青に、古城のレンガの赤が映える。彼方には、銀翼を光らせて翔る飛行機。1994年(平成6年)6月、池田大作先生がイギリス・ロンドン郊外にあるタプロー・コート総合文化センターをカメラに収めた。
この訪英の折、先生は語った。「広布の城を荘厳する人は、自分自身の生命を荘厳する人である。自分自身の生命に『黄金の城』ができていく。崩れない『福徳の城』ができていく」と。
この一年、走り戦い築いた、わが生命の勝利城。その前進を支えてくれた家族に、同志に、感謝の言葉を伝えたい。「心こそ大切」(新1623・全1192)である。
私は、
「成長家族」
「創造家族」という
言葉が大好きだ。
家庭は、
人生の基本となる
「安心」と「希望」の
拠点であり、
「幸福」と「平和」の
基地にほかならない。
日々の生命と活力の
「蘇生」の場であり、
前進と充実を生み出す
「創造」の絆であり、
「和楽」と「成長」の
城である。
家族といっても、
心と心を通い合わせ、
互いを思いやる
気持ちがなければ、
絆を深めることは
できない。
人間の本当の幸せは、
その絆を一生涯、
大切にしながら、
互いの幸福を願い、
それをともに
育んでいく中にある。
良き家庭は
良き人間を創り、
良き人間は
社会のために
良き貢献を
するはずである。
心と心で結ばれた
“人間の家”を
創造しゆく努力は、
それ自体、
人間が人間らしく
生きられる社会の建設の
第一歩になるであろう。
一人が太陽になれば、
その陽光は一家、
一族を照らす。
その福徳は
子々孫々まで包む。
なんの心配もない。
自分が一家和楽の
主人公となれば良いのだ。
自分の境涯を
開いていけば、
必ず和楽は実現できる。
創価の「師弟」という
最極の生命の軌道に則った
「家庭教育」には、
絶対に行き詰まりがない。
その開かれた家庭には、
無限の希望と
和楽と勝利の未来が、
光り輝いていく。