和歌山電鉄の貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)で「たま2世」駅長を襲名した三毛猫「ニタマ」が6日、駅に寄贈された木製ベンチの除幕式に出席した。
6月に死んだ前任駅長の三毛猫「たま」の後継として8月に駅長に就任して以降、初の公式行事。

 ニタマは同社の小嶋光信社長に抱えられ、ベンチを寄贈した和歌山東南ロータリークラブの平平治会長らとともに駅のホームで除幕。ファンから名前を呼ばれると振り向くなど、堂々と仕事をこなした。

 小嶋社長は「初仕事なので萎縮するかと思ったが、落ち着いて立派だった」と満足げ。