Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

バイリンギャル

2010-03-13 | Jazz
  以前から鎌倉に凝っている佐久間君が、先日覚園寺(かくおんじ)という所を案内してくれました。
まったく知りませんでしたが、素晴らしく落ち着いた空間で何とも言えないお寺でした。
休日もあまり関係なく、12時を除いて10時から一時間ごとに案内がスタートします。解説も歴史的な話を交え、丁寧にしていただけました。この後、アジサイの季節には人出がすごそうですが、それ迄は時間帯によっては静かにご覧になれるかと思います。

 

その覚園時もそうでしたが、つぎに訪れた瑞泉寺もすでに梅の盛りを過ぎて、時間帯も閉まる間近だったので人も少なくゆっくり見ることが出来ました。
瑞泉寺の梅は、少し前ならさぞ見ものだったろうと思わせる見事な庭で、尾形光琳の画のような古木がいっぱいです。

毒蝮三太夫じゃないですが、昔ギャルだった来園者の小団体がいらしたので、今日のタイトルは「梅林ギャル」........ってな感じで終わるはずだったんですが........

“かまどの前のボナパルト”と異名をとったジャック・マキシマン氏の親戚ではありませんが、A・マキシマンさんに「ここ二三日切れがない」と今日ご指摘を受けたので、あぁそうかなんて思い返してみたのですが、そういえばテレビをつけた横で或る日ブログを作っていたら、突然言われました「キレテナーイ!」って。



基本的な色使いが昨日と重複した感じですが、画像を作りながらニット・タイだけでなくレップでもいいんですよなんて思っていたら、こんな事になってしまいました。
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ゆすらうめ

2010-03-12 | Jazz
 今日も良いお天気で、部分的に日当たりの良さそうな所では桜が開花し始めています。



子供の頃住んでいた家にあった木で、実を付けるものに無花果・枇杷・夏ミカンの他、小さな桜のような花を沢山つけた後に赤い実を付ける木がありました。
春の花の頃は子供心にもいいなぁと思ったものですが、夏に頃合いを見計らって、直径一センチ程になった沢山の真っ赤な実を大きな笊に摘み、洗って口に含むと何とも言えない味がしたものです。

吉行あぐりさんが「梅桃の実るとき」という御本を出された頃には、子供の頃お世話になった木が「ゆすらうめ」という名前である事を知ります。

ゆすらうめは、山桜桃という字を当てたりもするそうですが、その花は白色五弁と広辞苑にありました。
記憶の中では一遍に開花したところは淡いピンクで、ちょうど本日の上段画像のタイのような色になっています。



シャツはロイヤル・オックスフォード、シルクのニット・タイ。

麻のポケット・スクェアは、多分ミラノのスカルパ通りにある店で買った物。十数年前のその店は、飛び地の店で婦人物も扱っていて、大きい物では買いたい物がなかったので家内の物とこのような細かい物をいくつか選びました。

その頃すでにこの店では、強撚鹿ノ子のBDとホリゾンタルの二型のシャツが並べられていました。夏に試してみるとさらっと肌触りが良く快適だったので、次に行った時買い足そうとしたところ、撚糸があまくなっていて左程良くないので諦めた思い出があります。

すぐ傍のヴェルチェッリ街には地元で有名な大きい店があるので、路地を入った立地の不利を想像して「日本人は来ますか」と尋ねると、「記憶にないが、話をしたのは貴方がたが初めて」との事でした。
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チリ産トンプソン種レーズン

2010-03-11 | Jazz
 昨日未明に、鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏が、風に吹かれて倒れてしまったそうです。昨日ディランを出したのがいけなかったのでしょうか。
年に数回行くかという程度なのですが、ネズミのようなルックスのリスがよく大銀杏の周りをチョロチョロしていたのに遭遇された方もいらっしゃるかと思います。

今回は三回ともニット・ヴェストを合わせました。



昨日の話から思い出したのですが、普段私が家でワインを飲む時につまむ物の一つが干したいちじくという話を波平君にすると、子供の頃無花果の木にカミキリムシがいっぱいやって来た記憶があるので、いまだに苦手だとおしえてくれました。

私も子供の頃、庭の無花果の木にカミキリムシが穴を開け、木クズを出すところを見ていたので、無花果を特別好んだりという事はありませんでしたが、逆に大好物だという妻の影響で干し無花果を試すようになり、何年か前から切らした事がないというくらいになっています。

他どこでも買える真空パックの煮豆で相性のいいものがありますが、たいていの人に敬遠されるので割愛しましょう。

もちろん甘めのつまみより、それ以外の方が多いのですが、一番最近甘めの方のラインナップに加わったのは、スーパー・トンプソンというチリ産の大き目のレーズンでした。



タイ、ポケット・スクェア共に麻100%。
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Before the flood

2010-03-10 | Rock
  昨日は寒かったですね。私の住む辺りでも、時間によってみぞれやあられ等に状態を変えてずっと降っていました。
外を歩くと、体感温度は予報より大分下回っているように感じました。午後十時には積っていたとのこと。

ちょっと目先を変えてみたグリーン系ジャケットのコーディネートも、三日目となりました。
次回から、また従来のスタイルに戻る予定です。



上段画像の盤は、Denise LaSalleの「Trapped by a thing called love」。
ウィリー・ミッチェルとジーン“ボーレッグス”ミラーのアレンジで、ハイ・リズムスが演奏を担当しています。LPジャケットはハート型にくり抜かれた表紙を開くと、ポートレートがあるというデザイン。



前回波平君に会った時、ディランが来日するので行こうと思ったが一回しか取れなかったと聞きました。
来日も間遠のようですが、画像の盤は1974年ディランが八年振りのコンサート・ツアーに出た時のライブ「Before the flood」です。
八年振りのツアーだからなのか、ディランとザ・バンドの充実した緊張感が、叩きつけるようなオープニングからバイブレーションとなって伝わって来ました。
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タフな一足

2010-03-09 | Jazz
 今日一枚目は、ジャズ・ギタリストのタル・ファーロウです。
他のプレイヤーに比べ話題に上ることが少ないようですが、この盤などはとても良いと思います。
今回は色を合わせるのに登場してもらいました。



初めてイタリアの石畳を歩き廻った翌年の事です。
靴は重いので旅行には限られた数しか持って行けない為、並の靴底ではダメだと感じ、オーセンティックなスタイルで石畳に負けない靴を、と思って用意したのが下のダブル・ソールDerbyです。
  
その後、石畳の道を歩くのにこの一足を最も多用し、中まで濡れるほどの雨にも何回も出会いました。旅先で時間の余裕もないので、仕方なく禁じ手のストーブでの乾燥も、一応遠目に置いてやらない訳にいきませんでした。酷使した一足です。



ベーシスト、チャック・レイニーのリーダー作は1969年の盤。昨夏マーリナ・ショウのバックで観た時は、69歳だったようです。このLPは29歳くらいのはずですが、とてもそうは見えません。不思議なことにルックスは殆ど変わらない気がします。 
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リアルな味

2010-03-08 | Jazz
 今日からの三回分は、二つのコーディネートを並べてみたいと思います。
グリーン系チェックにブルー・オーバー・ペインのジャケットに、最初は赤系、二つ目は黄系のタイを合わせてあります。

上の合わせは、以前見たウィーンの紀行文に添えられた街の紳士のイメージを思い出して作ったもの。

服飾雑誌とは関係ない物を見て、いいなぁと思う外国の方の合わせが稀にあります。
ちょっと外れている所を、少し手を加えるとかなり良くなると思ってアレンジするのですが、そうすると本来あったはずのリアルな味わいが損なわれる感じがして、匙加減に苦慮します。

すると雑誌に偶然撮られた男性の外し具合は、計算されたものか、なんて裏読みし過ぎてしまう結果にもなりかねません。



上段画像の盤は、ランバート・ヘンドリックス&ロスの「High Flying」。1961年録音、この三人としては最後のアルバムです。
今日アカデミー賞の発表があったはずですが、このLPはその年のグラミー賞を獲得しました。
スキャットではなく、歌詞をつけて器楽的にコーラスを構成するという、マンハッタン・トランスファーの先駆のようなテクニックを駆使しています。



南アフリカのサッカー・ワールド・カップまで後何日、と言われるまでになって来ました。
画像のレッタ・ムブールは、南アフリカ出身のシンガーです。アフリカ民族のクリック音という舌打ちのような破裂音のような発音を、たまにTV等でご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
そのクリック音を使った歌唱をいくつかの曲で聴けますが、レーベルがA&Mなので、西海岸のミュージシャンをバックにポップな音作りです。



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ホリゾンタル・ストライプ 

2010-03-06 | Others
 1930年代でしょうか、ドレス・シャツの前見頃に縦縞だけでなく横のホリゾンタル・ストライプを比較的普通に使った時代がありました。写真もけっこう残されています。
一般的なニット・タイではないのに、画像のようなホリゾンタル・ストライプというのも、初出は分かりませんがたまに古いポートレートで見掛けます。画像のタイは英国製の生地で4バーのトラック・ストライプ。

見慣れない内は違和感があるかと思いますが、多分それこそが発案した人の着目した遊び心というか稚気だったのかも知れません。

ホリゾンタル・ストライプのシャツはたまに着ますが、Vゾーンにほんの少し面白い効果をもたらします。
また、昔のイラストばかり見ているからかも知れませんが、遊び心のあるホリゾンタル柄のホーズも一時期捜したことがありました。残念ながらイメージに近い綺麗な色の組み合わせの品は見つかりません。
一つには、アメリカが豊かだった時代の産物だからでしょうか。



唐突ですが、「青菜に塩」という言葉をご存じかと思います。青物に塩をふった如くにしおれた人の状態をたとえる言葉ですが、こんなに短い言葉で的確にイメージを伝えるものも少ないんじゃないかと台所で思いつきました。

普段だらだらと思いついた事を書いていますが、書いている内に閃いたはずの事が漏れて行くと申しますか、言葉数の割に内容が乏しいという感を免れません。そもそも、なんか閃いたのかも疑問です。

よく上手いギター・プレイヤーなんかを、バンドの中に一人しかいないのに音だけ聴いていると「とても一人で弾いているとは思えない」とその達者振りを讃える誉め言葉に使います。逆にギターが二人いるのに、「とても二人いるとは思えない、まるで一人で弾いてるようだ.....」なんて散々な場合もあります。

費用対効果なんてほどの事ではありませんが、たまには短い話で内容のあるのはないかなんて考えたりもします。



下の画像は、水平より少し上からご覧になってみてください。
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いきなり気温上昇でマイルス

2010-03-05 | Jazz
  今日はタイの色から、マイルスが着ているスーツの色に辿りつき、画像に持って来ました。
予報では20℃くらいになると言っていましたが、本当に暖かくなりました。しかし明日は、10℃もさがる予報との事。



少し前から近所の庭に、ミモザの黄色い花が垣根を越えて咲いています。
本来のミモザはピンク系の花をつけるオジギソウの事だそうですが、少し似て見える黄色い花を付けたこの木をフランスでミモザと呼ぶようになり、すっかり定着してしまいました。
そこのお宅の木を見ているとかなり成長が早いようで、今年はいきなり3メートルくらいになっています。

他にも何か良い香りがするなと辿って行ったら、そこに沈丁花が知らない間に咲いているのに行きあたりました。

香木の最上位にランクされる沈香(じんこう)は、東南アジアで産する沈丁花に類する木が土中で変化したものだそうです。二度ほど香りを聞かしていただいた事がありますが、何とも表現しがたい世界で、しかも香木一つ一つは同じ香りの物はないとの事です。

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アッシジ

2010-03-04 | Blues
 ハイチ大地震に続いて、先月末チリでも観測史上何番目という規模の大地震が発生してしまいました。
就寝時まくら元に避難用具をセットしているという、戦国時代の人のような心掛けの知人の話を聞いて驚いた事がありますが、あながち外れていないと思わざるを得ない昨今の状況です。



1990年代後半に、イタリア中部アッシジで地震がありました。
その地震によって、サンフランチェスコ大聖堂のジョットによる「聖フランチェスコの生涯」などの絵が剥落してしまった、というニュースをご記憶の方もいらっしゃるでしょう。

それより以前に二度ほどアッシジを訪れたことがあって、ウンブリアの丘に佇む静かな街は大変印象に残りました。一つには、長崎出身の神父さんがいらっしゃって、たまたま懇切丁寧な解説をして下さったからかも知れません。

一通り教会中の説明を伺った後、我々夫婦と少しの間話をしてくださる時間がありましたので、そこでの生活の話や何でもないようなお話をさせていただいたと思います。
最後に、長崎にお帰りにならないのですかと伺うと、自分達にとって此処は憧れの地なのでそんな事は普段は忘れています、というようなお話でした。

被災後着実に修復も進んでいたように聞きましたが、今では公開されているのでしょうか。ぜひまた、という話はその後果たせないままです。
度々登場していただく須賀敦子さんも、「アッシジに住みたい」という小文で、糸杉の似会うこの街へのオマージュを残しています。



この画像は少し上の角度から撮っていますので、PC画面の角度が仰角ですと、モアレ柄スーツになるかも知れません。水平より少し上から見てみてください。
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コーチョーカイ? 寒暖に揺さぶられてます。 

2010-03-03 | Blues
 先月末一緒に中華を食べた佐久間君が、季節の変わり目で何か調子が良くないと言っていました。
私自身はそんなデリケートな所はないのですが、これだけ陽気が目まぐるしく変わると変調をきたす方もいらっしゃるかと思います。どうぞご自愛ください。

もちろん普通のお仕事の方々は、まだまだ冬物をお召しでしょう。
アパレルの方々では薄い物を着用されて、すでに何週間もたつというつわものも多いかと思いますが、今しばらくの辛抱ですね。花見に行く頃でさえ夜は寒くて、よく風邪をひいたり体調崩したりする人が後を絶ちません。



昨晩、ある製造業のトップがニュース番組に出演していましたが、ボタンの黒いBDシャツを着用されていました。一週間くらい前に報道の対象になっいた時も、確か同じような物を見掛けましたので、気に入ってらっしゃるのかも知れません。

メンズ・アパレルに永く携わった敬愛する方が、デザインの勉強をしていた時に習った事の一つに、ボタン付けの糸やボタンホールの糸の色を変えてコントラストをつけるような安直な道は、あなた方の仕事ではないので低きに流れる事のないように、という戒めに近い教えがあったそうです。

ボタンの色を濃くしてコントラストをつけた商品も巷に氾濫していますので、今更言ってもという感がありますが、件の社長が携わるようなグローバルな世界では映像が配信されて独り歩きするので、やはり然るべき立場の方が人前で着て見せる類の物ではないようです。

サッカーの中村俊輔選手がイタリアに行った頃、日本のテレビ局の取材に答えて.....
練習に行くのに同僚の選手が迎えに来てくれたそうですが、ジャージを着て出て来た中村選手に向かって「なんてカッコで外へ出るんだ。大人なんだから、ちゃんとした服を着てこい。」と言われて驚いたと語っていました。

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懐かしい通り

2010-03-02 | Soul
 今回の三画像は、前々前回三画像(スーツ)と一緒に作ったもので、天気も良くなかったので雰囲気が反映されています。今週もはっきりしない空模様らしいので、好天により御蔵入りしそうだったのを使いました。

実物のシャツは本来きれいな淡いブルーですが、残念ながら以前と同様くすんで写っていますので、恐れ入りますが頭の中で調整してご覧ください。
重複しますが、稀にある経糸・緯糸とも同色のグレーやベージュのようなくすんだシャツは、顔写りが悪くなるので避けたいです。



前回ミラノのトラムの話を書いていたら思い出したのですが.....
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、ジャン・ギャバン主演の「望郷」で、犯罪者としてパリを追われカスバに潜伏する主人公ペペ・ル・モコの元に、懐かしいパリの匂いを発散させるギャビーという女性が舞い込んで来ます。
二度と戻れないパリへの郷愁を掻き立てる物や通りの名前を、懐かしそうに二人で数え上げていくという場面があったかと思います。

白井さんは記憶力が良いので、一緒に歩いているとイタリアで行かれた先々の話をするのに、通りの名前がしばしば出て来ます。
私も初めて行った時は何の情報もなかったので、ホテルの電話帳で良さそうな商店を調べ、そのメモを頼りに通りの名前を地図上で捜して訪ね、余裕があれば印のない近隣の通りもリサーチするという、今では懐かしいアナログさで良い物はないか探して歩き廻っていましたので、なんとか話について行きます。

スタートに電話帳で行き先を捜そうと思いついたまでは良かったものの、まだ勉強していなかったのでAbbigliamentoという言葉も知らず、紳士服という項目さえ捜せずに途方に暮れたものです。

ところが、日本と同じで大きい商店は囲みの広告を電話帳に出しているので、その扱い品目から紳士服店のページを突き止める事ができました。そうして訪ねる街ごとにそれを繰り返しました。

そんな事をしていたので、住んでいた訳でもないのに記憶を呼び覚まされる名の通りが、訪れた事のある街にはいくつかあります。

須賀敦子さんの本を読んでいると、たまたま何遍も歩いて掌を指すように知った街区が出て来て懐かしい思いがします。
今そんな思いになるのは白井さんとお話していて、通りや店の名を挙げる時でしょうか。


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路面電車 

2010-03-01 | Soul
 先週は寒さにこわばった身体も解けるくらいの暖かさでしたが、そうは続きませんね。
CMみたいに龍馬かぶれではないのですが、仕事の都合で四国へ言った吉水君が、松山城や道後温泉そして路面電車の写真を送ってくれたので、行った事のない土地なのに勝手にイメージが膨らみます。きっと良い街でしょう。



路面電車があるだけで、その街が何か好ましく感じられるのは私だけではないでしょう。

ご存知の方も多いかと思いますが、ミラノにはバス・地下鉄・路面電車に乗り放題の一日乗車券と二日乗車券という廉価で便利な券があって、使い慣れると特に路面電車は街並みを眺めるのに最適で、気になる所があれば次で降りてすぐ目的を果たせます。

また路面電車はサンシーロのメアッツァ・サッカー・スタディアムみたいな郊外へも伸びており、繁華な市街から住宅地を抜け普通の観光では見る機会のなさそうな土地も見せてくれます。

乗り間違えたとしても、その人なりの新しい発見があるかも知れませんし、ドゥオモ周辺から乗る限りすぐ修正も利きます。

限られた時間の中で良い商店を発見したりするには、効率も考え合わせるとトラムと徒歩の組み合わせが最善のような気がしますが、時間が許せばもちろん歩くにこした事はありません。



(私信:画像をありがとう、頑張ってね。鶴岡八幡宮からそちらに向かってエールを送りました。神社エールなんちゃって。)
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