慌ただしい中、そろそろ桜の開花を伝えるニュースがちらほら聞かれる時候となりました。
少し前書いたようにミモザが咲き始め、その後に開いた木蓮の白や薄紫の花は、すでに散り始めてしまいました。
苦境にあって尚、気高い人たちがいます。
損壊した工場を前に「借金まみれになったとしても必ず立て直します」と、従業員・取引先・地域を奮い立たせるかのように力強く宣言した経営者がいました。
また、「政治家の人達も民主党とか自民党とか言ってないで、この国難とも言うべき状況を復旧・復興させる為に手を貸して欲しい、自分達は決して諦めない」と応えた漁師さんの言葉を聞くと、どちらがより国を支えているだろうかと思わざるを得ません。
数回前、大事なものの優先順位という言い方を偶然しましたが、特殊な状況ではくっきり見えた気がしました。
でも少しづつ日常が戻り、やっと米が買えたとか、牛乳買えたとか言っているうちに、明快に見えたはずのものが次第に朦朧とし始め、ある日元に戻っていることに気づかされます。
Kawase Hasui / Teganuma Marsh(1930)
少し前書いたようにミモザが咲き始め、その後に開いた木蓮の白や薄紫の花は、すでに散り始めてしまいました。
苦境にあって尚、気高い人たちがいます。
損壊した工場を前に「借金まみれになったとしても必ず立て直します」と、従業員・取引先・地域を奮い立たせるかのように力強く宣言した経営者がいました。
また、「政治家の人達も民主党とか自民党とか言ってないで、この国難とも言うべき状況を復旧・復興させる為に手を貸して欲しい、自分達は決して諦めない」と応えた漁師さんの言葉を聞くと、どちらがより国を支えているだろうかと思わざるを得ません。
数回前、大事なものの優先順位という言い方を偶然しましたが、特殊な状況ではくっきり見えた気がしました。
でも少しづつ日常が戻り、やっと米が買えたとか、牛乳買えたとか言っているうちに、明快に見えたはずのものが次第に朦朧とし始め、ある日元に戻っていることに気づかされます。
Kawase Hasui / Teganuma Marsh(1930)