いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

彼女と別れた私は大バカ者。

2013-06-10 21:59:25 | 日記
夕方、彼女から電話がかかってきた。

彼女の母親が、彼女のスマホの留守電に
いろいろ結果を吹き込んでいたらしい。

何があったのか聞きたい彼女。

でも、声を聞くと決意がブレそうだった。
だから出なかった。

代わりにLINEで会話した。

正直に、彼女の親のことを「バカ親」と言った。

ちょっと彼女に悪いなとは思ったが、
もうここまで来たら、自分の気持ちを正直に
伝えようと思った。
それで彼女がどう思っても、仕方ないと決めたから。

「バカ親」だが「かわいそう」とも言った。
大人として成熟できていないことへの哀れみだ。


確かに母親は言った。
「私たちは小さい世界で、小さな幸せを感じながら生きているの」と。

だからかき乱さないで欲しい、とでも言いたかったのだろうか。

それは娘に強要すべきことではない。
自分たちが隠居して、思うことであればいいはずである。

彼女のご両親は、この街の人ではない。
どちらも関西の、別々の県の出身者だ。
転勤族は、地域のコミュニケーションに弱い。
知らない街で、他社との交流を断ち、
ひっそりと暮らしてきたのだろう。

かわいそう・・・かもしれない。

そこに、地元人の男がズカズカと踏み込んできた。
親のスネをかじらせて育てた娘が、
この男にいつの間にかたぶらかされていた。

男の家は百姓。
大学教授の家からすると、株価急落みたいなものなのだろう。
何が結婚だ。身分が違うだろう。

バカらしいが、そういう発想をしたらしい。
会ったこともない男の家を想像し、
異常な拒絶感を受けたのだろう。

そして、男と会わぬまま、拒絶し、拒絶し、拒絶し・・・
拒絶することが、一種のアクションと言い張りたいのだろうが、
そんなのすねた子どもと変わらない表現方法だ。

こうなると、ある意味で本当に「かわいそう」だ。

病気ではないとしても、これが感性なら、治らない。
教授の旦那と意見の相違でケンカでもすれば変わるかもしれないが、
旦那も同じ感性だから、これはもう治りようがあるまい。

彼女のことは好きだ。そこに変わりはない。
突っ込みどころは満載だが、しっかりした子だ。
親の子育ての結果なのだとすれば、それは素直に親も偉いと思う。

なのに・・・

治らないだろう親を説得し、
彼女と結婚できたとしても、
ずっと私は悪者扱いされるに決まってる。

家庭にいいことするのは当然。
駄目なことをしたら、メッタメタ。
相手の意見を聞こうとしない、聞いてもアラ探しのために聞く人間は、
いつまで経っても変わらないのだから、
容易に想像が付く。

彼女と結婚する自信が崩壊した。

彼女をその気にさせ、9年も連れ回したことに罪悪感を感じた。

もっとしっかりした男なら、
こんなにも彼女に時間をかけさせることはなかった。
早く親にさせてあげることもできた。
家庭を持ち、精神的にも自立すれば、
もっと幸せの幅が広がったはずなのに。

もっと早く親にアクションを起こしていたら、
バカ親だともっと早く気付けたし、
別れを切り出すこともできただろうに。

自分が正しいから、何とか打破できるものと信じていた。
でも、甘い考えだったと気付いた。
彼女の親もバカだが、楽観的だった私もバカだった。

悔しさよりも、
敗北感と、彼女への申し訳なさがこみ上げる。

ごめん、申し訳ないとたくさんLINEに打ち込んだ。

彼女が親の言うことを聞いて生きていくのか、
精神的に自立して生きていくのか、
それは彼女に任せ、彼女がきっと幸せになってくれることを、
ただただ、祈ろう。



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彼女の親がバカ親なら、結婚しますか?しませんか?

2013-06-10 18:41:25 | 日記
先ほど、彼女の母親から電話がかかってきた。

2年前に彼女の母親に挨拶をして以来、
何のアクションもなかった母親。
私に釣書を書けと彼女伝いに言い、
その通りに書いて渡したものの、リアクションなし。

その母親が、急に電話をしてきた。




目的は何か・・・?




ご名答。




娘との結婚反対、交際反対を告げる電話である。




出だしはこうだった。
私が先日ご両親あてに書いたという手紙に対して、

「こちらがどう思っているのか分かっていて、
 こんな手紙を書いたんですか?」
「娘は私たちのことを話していないのですか?」
「正直に言っていいんですよ!」
正直に言うと、間違いなく怒るタイプの常套文句。

・・・いやいや、聞いてますよー。(^^;)
家であなたたちがすごい暴言を彼女と私に吐いているのは・・・。

最近彼女とケンカばっかりしてるんでしょ?
ご飯作ってあげないんでしょ?
彼女に洗濯機も使わせないことにしたんでしょ?


でも、彼女から聞いていないと言えば、彼女が悪者になる。
聞いていたと言えば、聞いているのにこの行為か!となる。

なので、「いやー・・・」と濁すしかなかった。(^^;)



次に、手紙の内容をつついてきた。
私が怪我で入院した際、彼女は看病に来てくれたのが
とても嬉しかったと書いたことについて、

「『看病』とは、普通はそこの家族がするものでしょ?
 こちらの娘にさせるのはおかしいでしょ。」

すみません、『お見舞い』の間違いでした、と訂正すると、
「ちゃんと考えて書いたんでしょうけど、それにしても
 『お見舞い』を『看病』と間違えるなんてありえない。」
と譲らない。
「申し訳ございません・・・」と何度も謝ったが、
「いえいえ謝らなくていいの!」と突っぱねる。
謝らないと不満になるタイプの常套文句。

エンジンが温まったのか、
「入院してた12月は、
 あの子は仕事がものすごく忙しくて、
 夜帰るのも遅くて、
 帰ったら遅くても食事を用意してあげて、
 もし一人暮らしだったら食べずに寝てしまうじゃない?
 だからすごく心配して、
 3月まですごく忙しかったのに、
 『看病』させてたなんて、
 信じられない」
だそう。
矢継ぎ早に、
一生懸命に訴えてきた。



「あぁ、こりゃ本当のバカ親だな」
と分かったので、



年末はどこの会社も忙しいですもんね、ですよねー、ですよねーと
調子を合わせる方法に切り替えてみた。
「世の中、あなたの娘だけが忙しいわけじゃないの知ってますよね」
と言いたいと思いながら、まだ『看病』の表現にこだわる母親。
しかも、自発的にしたと受け止めたくないからか、
私が彼女に『させた』と譲らない。

いい加減話を進ませたいので、

「誤解ないように言わせていただくと、
 お見舞いに来てくれてたのは12月だけです。
 1月以降はほとんど会っていません。
 私が言うのも変ですが、そこまで負担はかけていないと思いますし、
 数回のお見舞いでしたが、彼女にすごく支えられたんです。」
「頭の怪我した人なんて回りにいないし・・・」と言うと、

「まあ普通いないわよねぇ・・・」などと、
ちょっと小ばかにした様子がチラリと見えたので、イラッとした。

ちなみに、怪我の話をしたのに、
「大丈夫だったの?」
などと心配してくれる言葉がウソでも全く出てこない。

ま、そりゃそうか。嫌われてるんだから(^^;)



さらに、1年前、私が彼女の母親にあいさつした際、
当然、彼女側の都合に合わせて会った。

その1ヶ月後、今度は私の母親に彼女を会わせることになり、
私の母親の都合に合わせてもらったが、
当日、私の姉がおたふく風邪になり、当日キャンセルとなった。
そこに対しても、

「こちらはちゃんと合わせたのに、そちらは・・・」
と今更ながらほじくり返す始末。
おたふく風邪になった姉のことも、何ら心配する様子も見せない。
被害者の弁で一色。

補足だが、この日はあくまでもこちらは、彼女とだけ会う約束だった。
しかし、なぜか母親が付いてくることになっていたらしく、
こちらに黙ってて、当日キャンセルになったから被害者みたいな・・・

なんだそれ?
急に来ようとした彼女の母親が、うちのドタキャンを責めれるの?

しかも、
「おたふく風邪で当日キャンセル」のことを、
私はすっかり忘れていた。そこにも噴火。

「なぜ家族のことを忘れているの?
 姉弟なら覚えているものでしょう?」

あ、今でしょ!今でしょ!と言わんばかりに、
勢いよく喰い付いてきた。

いやいや、仲良いわけじゃないし、自宅が離れているし、
おたくみたいに家族がまだ一緒に生活している環境じゃないんだし、、
しかも、親が子を思う気持ちと、子が家族を思う気持ちは違うでしょ、
と言いたくて我慢して、

「親が子を思う気持ちの強さと比べられると、それにはかないませんから・・・」
と、分かるような分からないような感じ言ってみると、

「あなたはホントに難しいことを言うわね・・・」
と不本意な様子。

あ、逃げた。と思った。
でも、嬉しくない。困らせてもいいことはない。
逆に、「いちいち反論してくる男」のレッテルを貼られるから。

仮に勝ったとしても、結局は“負け”。
容易に想像出来た展開だから、
そんなにイライラはしなかった。
ただ、化けの皮を脱いだバカ親と生声で会話してみて、
そんな大人が一生付いて回るのだとすると、
辛いなぁとは思った。


ちなみに、私は3年間、生活保護のケースワーカーをしてきて、
何十人も、精神疾患の被保護者の人と接してきた。
主治医とも話し、悩む家族とも話した。
だから何も知らない人よりは、私は知っている方だと思う。
失礼ながら、今の彼女の母親は、精神疾患ありだと思う。
もしかしたら、女性特有の更年期障害かもしれない。

でも、病気なら納得できるかというと、正直そうでもない・・・。
うちの家族が全員出向いて、土下座したとして、
「まだ足りない」または「いや、そうじゃない」となるだろう。

それくらい、病気、もしくは偏見を持ったタイプを相手にするのは
難しい。
ケースワーカーとして関わるなら何ら心配はない。
しかし、結婚となると、しかも相手の親となると、
う~~~~~~ん、て感じ。


彼女は悪くない。
だから悔しい。

バカ親を責めるのは簡単だが、、
いい展開になるわけないし。

かけおちするか?
現実的に無理。
うちの親にも申し訳ない。

彼女は家を出て行けばいいのでは?
それも望まない。
俺が拉致したってことになるから。
それもまたうちの親に申し訳ない。

じゃ彼女と別れてしまえば・・・?
う~~~~~~~~~~~ん

別れないといけないの?

悔しい!!!
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AKB48の土俵際の粘り

2013-06-10 09:01:09 | 日記
個人的な感想だが、
もうAKB熱は、大半の人が冷めていると思えてならない。

そんな中での総選挙。
あたかも国民総動員で熱狂しているように見える…。

AKBをドル箱であり続けさせるために、
いろんな関係者が、この「劇」に関わっていると感じる。

アイドル本人たちよりも、
大人たちの必死さを感じてしまう。

念のためだが、別にAKBを否定してるわけではない。
私がもうオッサンになってしまって、
興味がなくなってしまっただけだ。

それよりも、
人気を維持させるための、あの手この手の戦略に、
とても興味が湧いてきてしまう。

私の今の仕事には、企画・運営もあるからだろう。

まだAKBは下火ではないにしろ、
一時期の盛り上がりはなくなった。

これまでに、移籍、卒業、じゃんけん大会、総選挙、
新ユニット、AKB商法とまで言われる握手会などで、
話題を作ってきた。

果たしてこれからは、どう粘っていくのか、
興味津々だ。




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