いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

化けの皮がはがれた時

2011-03-30 23:50:37 | 日記
年度末なので、

担当地区の変更作業で、バタバタしました。



特にわたし。

4月から、ある地区数件を、

別の人に移すこととなり、

きちんと引継げるよう、

個々の書類を整理していたところ、

いろいろ後回しにしていた仕事がぞろぞろ見つかり・・・


結局今晩、

同じ係のメンバーに手伝ってもらい、

3割程度、残務がさばけました。


同じ係の先輩が、わたしのことをこう言っていました。

「○○はしっかりやっていると思ってたけど、意外にやってなかったんだなぁ・・・」



ギクッ!



真面目そうに仕事してたからでしょうか?

まずまず出来ているように思われていたようです。

でも実際は出来ていない・・・



1人がそう思うということは、

結構周りもそう思っているのではないかと思います。



なんと恥ずかしいことか・・・

穴があったら入りたい気分で、

みんなに残業中4時間くらい手伝ってもらってました。



でも、ほんとに穴に入ってしまったら、

みんなが困る。

辛いけど、手伝ってくれている人のためにも、

ここは歯を食いしばって、なんとしても乗り越えねばなりません。



自分の欠点を認め、

素直に周りに感謝する姿勢が、

わたしには、

次に前進する一歩になるのだと思います。



過去に痛い失態をかました以上、

もう同じ失敗をしでかすことはできません。



先輩の叱責は甘んじて受けることを覚悟し、

3年目の自分への喝を、

明日の奮闘で注入したいと思います。



無様ではありますが、必死に頑張りますので、

みなさんも少し気にしていてください。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

組織の怖さ

2011-03-29 23:30:18 | 日記
この度の人事異動で、

長年ボスの座に君臨してきた、

そう、

ジャイアンが他課に異動になったんです!


やったー!


しかし、喜んだ後、

ふと心配が湧いてきました。


何か。


ボスがいなくなると、

自然に次のボス出てくるのではないか?


また、

いままでジャイアンに媚びていた人が、

急に手のひらを返したように、

陰口をたたきはじめました。


ぎょえっ!


こわー!


いじめられてるのはほとんど私だけだったのに、

まさか周りが言い始めるとは・・・


もしかしたら、

みんな本能的に、その時々の一番強い人間に合わせているのだと思います。

保身のため。生き抜くため。

きっと無意識ではあるけれど、

命がけの行為なのかもしれません。


組織って、

怖いですね。


でも裏を返せば、

その文句言っている人も、

後で誰かから文句を言われるのかも・・・

そう考えると、

人間って、怖いというより、

とても単純で、分かりやすいものなのかもしれませんね。


わたしはわたしなりに、

生き抜く術を、少しずつ学んでいかなければいけません。

勉強になりますね。


では、おやすみなさい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうすぐ3年目!

2011-03-28 23:27:51 | 日記
職場の人事異動がありました。

毎年恒例。

この時期、職場がどこもざわつきます。

次来るやつはどんなやつだ!?

と、きっとその人も思われていたことを、

次の人に対して思うようになるわけです。



わたしの係でも当然入れ替わりがあります。

来年度は、3人新人がやってくることになりました。

新人と言っても、新規採用職員ではありません。

他課で3年以上経験がある人たちであるとの情報を得ています。

3人とも先輩ですが、わたしより若いらしいです・・・(汗)



やりにく~い!><

3年目にしても、わたしより後輩が入ってこないのはなぜだ~!



と若干うらみつつ、

これも大きな組織ではおおいにあり得ることですから、

ひとつひとつ勉強していかなければならないな、と、

頑張って納得しています。



3年目となれば、

ベテランと思われてもおかしくない雰囲気になります。



少なくとも、わたしが入ったときには、

3年目の人は、みなさん頼りがいのある人たちばかりでした。



そういう存在に、わたしもなるのかと思うと、

恐れ多くてぞっとします。



こういう時は、

やはり経験者の人たちの、

違う世代の人と接する姿、態度を見て、

少しずつ学んでいかねばならないなと思っています。



まだまだこれから!

新たな道に、前進すべし!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

贈る言葉

2011-03-27 22:25:09 | 日記
金八先生シリーズの最終回が放送されていました。

スタートしたのは1979年。

なんと、私が生まれた年です。



それぞれの時代の、

教育現場を象徴していたドラマでしたよね。



みんな絶対、あんな先生が担任だったらいいのに、

と、少なからず思ったことはあると思います。



わたしの母親は、武田鉄也のことを、

金八先生というより、海援隊で覚えているようで、

「母に捧げるバラード」の

「コラ鉄也!」から始まる、

武田鉄也の母親が鉄也を叱るパートを、

思い出すたびに、懐かしそうにわたしに話してくれていました。

「・・・そん時は、死ね!鉄也!」

なんてところは、何度も聞かされたかなぁ。



でも、やっぱり有名なのは、

このシーズンによく聞く「贈る言葉」でしょうか。



「求めないで 優しさなんか 

 臆病者の 言い訳だから・・・」



大人になって、すごく考えさせられる部分です。

大人が作った歌であるからこそ、

聞く側が大人になって、しみじみ分かってくる歌なんでしょうね。



みなさんは、別れの季節にどんな歌を口ずさみますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「35台研修(仮)」を終えたホンダ車のセールスマン

2011-03-22 23:42:17 | 日記
昨日、購入して丸2年が経つマイカー、

フィットの法定点検を販売店にて行いました。



購入した時のセールスマンOさんが、

旧友の知り合いだったこともあってか、

購入後もいろいろとサポートしていただいていたわけですが、

この1年くらいは特に会うこともなく、

いつしか2年が過ぎようとしていました。



車って、買うときは交渉でやたらとセールスマンと絡みますが、

買ってからは、特に事故でもない限り、音沙汰ないそうですね。



わたしもその1人でした。



今回、久々にディーラーに出向き、

Oさんと久々に会いました。



ちなみにOさんは、

27歳、看護師の奥さんと2歳になる子ども1人がいます。





さて、そのOさんですが、

昨年、営業成績が伸びず、

年間40台未満の販売だったため、

今年度、営業成績の不振な社員のみに課せられる、

通称「35台研修(だったと思います)」に参加させられたそうです。



ここのブロックで数百人のセールスマンがいる中で、

わずか数十人しか行かないものだそうです。



実際に研修に参加して感じたのは、

「もっと怒られると思っていたのに、辞めたければ辞めてくださいというスタンスで

 こられたことが意外でした」とのことでした。



不景気ならではのリストラの手法なのか、

ともかくOさんは、怒られないことに逆に焦りを覚えたようで、

その後、見事巻き返し、

今ではブロックの中で数十番目の位置にいるそうです。



たいしたもんです。



昨年200人だった顧客が、

今では420人いるのだとか。



まあセールストークと疑えばキリがありませんが、

少なくとも、昨日話をしている姿を見た限りでは、

推すところは推して、引くところは引くといった駆け引きが、

レベルアップしていると感じました。



仕事が山のように積もり、

途方に暮れて気落ちしていたわたしに、

十分な活力を与えてくれたOさんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台の友人2

2011-03-21 22:20:12 | 日記
前回書きました、仙台の友人ですが、

1週間後に連絡を取ったところ、

あの翌日には電気もガスも復旧していたとのこと・・・

食べ物もガソリンもあまりないけど、生活は出来ている、とのことでした。



友人曰く、

有料道路というのが、走っており、

その橋げたのようなところが、防波堤の役割を果たしたのだそうです。



早速地図を見て確認。確かにありました。仙台東部有料道路。

海岸のやや内陸部を、海岸に沿って走っています。

友人宅は仙台市内でしたが、その有料道路より内側(山側)にあったそうです。



ただし、近所の店舗は商品が空・・・

ガソリンスタンドも行列・・・



奥さんの実家が名取市だそうで、

名取市もかなりの被害を受けたらしいですが、

場所によって、被害の程度もさまざまで、

奥さんの実家は被害を受けずに済んだそうです。

なので、実家からはお米などの食糧をもらっているとのことでした。



もっと詳しく、冷静に報道を見ねばならないと思いましたが、

わたしのように、もっと広範囲で被災していると感じている人、多いのでは

ないでしょうか?



かといって、壊滅的な被害を受けた町などをテレビで見ると、

過小に捉えることも到底できませんが、

あまり過大に捉えすぎて、

とてつもなく心配しすぎるのもよくはないと思いました。



当然、自分の生活もあるわけですから、

今自分にできることを、可能な範囲でしていこうと思います。

とりあえずは躊躇して小銭のみしていた募金も、

今の自分が許せる、よりまとまった額で行いたいと思います。



東北のみなさん、頑張ってください!

ぼくも頑張ります!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台の友人

2011-03-13 13:35:33 | 日記
想像を絶する震災が起こりました。

仙台にいる友人は、

仙台市の中でも、海側に住んでいなかったため、

津波の被害は免れたそうです。

しかし、停電が続いており、

信号が止まったままで、

交通渋滞が起きているとのことでした。


昨日の朝電話した時、

「明日の昼くらいまでの食糧ならある」とのことでした。

何とか協力したいと思いましたが、

交通が麻痺している中、

その友人に対して物資を送ることは困難です。


何かしてあげたいけど、すぐに何もできない・・・

奇麗ごとを言っているかもしれませんが、

初めて知人が被災したので、

気になって仕方ありません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ナニ?口答えするのか?」

2011-03-10 22:40:39 | 日記
わたしの係の係長の口癖です。

というか、絡む口実というか・・・


なにせ、このセリフを多用するのが、

パチンコ好きなうちの係長(40代)です。


係長 「この決裁、この部分間違ってないか?」

わたし「え?いや・・・カクカクシカジカで・・・こうなんですけど・・・」

係長 「ナ、ナニ・・・?お前、俺に口答えするのか~?」

わたし「いや、すみません。僕が悪いんです。分かりにくくてすみません。」

係長 「あ、俺をバカにしてるな~。」

わたし「いやいや、してないですよ・・・」


こんなシュールなやりとりを、

ほぼ毎日しています。


伝わりづらいとは思いますが、

本当にいい人なんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敵を作るな

2011-03-01 22:44:08 | 日記
前にも書いたかもしれませんが、

わたしの職場には、現職の警察官が配属されています。


ただし、制服を着て来庁者を監視しているわけではなく、

わたしたち事務職と同じ格好で仕事をしています。


その方が、今月で、任期の2年を終えようとしています。

50歳前後の、豪快な方です。

我々から「アニキ」と慕われていた方でした。



先日、そのアニキの送別会を仲間内で開いたのですが、

帰り際にアニキが酔っ払って、言ったことがあります。





「とにかく、敵は作らないことさ・・・」





アニキは千鳥足で、若い職員の肩を借りて歩いていました。

顔を真っ赤にし、周りの若手職員に、

「お前の性格はなぁ・・・・もう少しなぁ・・・

 でもなぁ・・・お前はいい奴だよー!」

なんて、大声で言っていた時でした。



周囲の若手職員へエールを送っていたのか、

はたまた、再び警察に戻る自分に言い聞かせていたのか、

わたしも酔っていましたが、

妙に、心にずしっときました。



アニキの言うこと、

当たっている気がするなぁ・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする