大きな公園にワンタッチのキッズテントと弁当を持って行き、
軽いピクニックをすることにした。
少し前に、娘がピクニックをしたいと言っていたのが印象的だったので、
急遽、妻に弁当を作ってもらった。
天気は良く、気温もやや高めだったので、最近にしては行楽日和と言える日だった。
公園には家族連れがたくさんいた。
たくさんの子どもたちにテンションが上がったのか、
娘は弁当をしっかり食べてくれた。
遊具でもたくさん遊んだ。
1人で遊んでいた年上の男の子に興味を引かれた娘は、
その子の後を必死に追いかけた。
その子は娘のことなど気にはしていない様子だったが、
私たち夫婦に、忍者のこととか、鬼滅の刃のこととか、たくさん話してくれた。
自由奔放な男の子は、いつしか娘を放って消えてしまった。
娘は悲しみ、その姿が健気で、愛おしかった。
アスレチックで私が娘と離れた時、
誰か助けてー!と大きな声を上げたのも、
娘の成長を感じれて嬉しかった。
いろんな刺激を受けて、楽しく、充実したピクニックになった。