いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

失敗から学んだこと

2010-02-19 23:17:47 | 日記
お疲れさまです。

実はおととい、大きな失敗をしてしまいました・・・



というのも、

大雑把に言うと、

同じ係の先輩が担当している生活保護の方から、

先輩が外出中に電話があったのですが、

結構大きな声を出す男性だったので、

ついカチンときてしまい、

反抗的にというか、投げやりというか、

適切でない対応をしてしまったんです。

それが結局、先輩の非になるような言い方になってしまったので、

後でその男性から、上司あてに電話があったらしく、

先輩が呼ばれ、どういうことなのか事情を聞かれたようでした。

わたしは先輩から、

「一体どういう応対をしたのか?」と聞かれ、

正直に話し、「もっと考えて応対して欲しい」と怒られました。



こまかく話せないので、ニュアンスでしか伝わらないかと思いますが、

要は、わたしのお粗末な行為で、先輩と上司に迷惑をかけてしまったんです。

いや、その前にその生活保護の男性に迷惑をかけたと言っていいでしょう。

いくら大声を出す男性でも、

要望には適切に対応しなくてはなりません。

それが出来なかったのは、まだまだ未熟だという証拠です。

自分が同じことをされたら、きっと相当迷惑だったに違いありません。

ただただ謝るしか思い浮かばず、

先輩に謝ったところ、

「もういいよ・・・」と、一言。


はぁ~・・・



ちなみに、わたしが先輩に怒られ、謝っているところを、

ずっと見ていた他の先輩たちは、気を遣ってか、

普段は賑やかなはずなのに、その時からずっとシ~ンとしていました。




今日もどこか静けさが漂っており、

夜に、課全体で飲み会がありました。

そこで、改めて先輩に謝ろうと、

タイミングを伺いつつ、でも躊躇もしましたが、

今行かないと、きっと後々気まずくなると思い、

思い切ってビールを持って隣の席へ・・・



「昨日は本当に迷惑をかけました」とビールを注がせてもらうと、

もう済んだことで、この件についてわたしは動かなくていい、とのことでした。



「あの男性はすぐに大声をだすような人なんだよ」

「すみません。大声を出されて、ついカッとなってしまって」

と言うと、先輩はわたしにビールを注いでくれました。




ふっ~と、全身が楽になっていきました。




実は先輩はわたしより4つくらい年下です。

なので、話し言葉は若干お互いくだけた感じではあったのですが、

それでも気持ちを込めて話したつもりです。



同じ失敗をしないよう、

気を入れ直して、また頑張ろうと思った今日でした。

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2 コメント

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Unknown (CW)
2010-02-20 07:49:11
私も同じ生活保護のケースワーカーで、今年3年目になります。
読んで思わずコメントしてしまいました。
困ったお客さんにはもちろんですが(勿論、そのような方ばかりではないのですが‥)、制度の矛盾にもため息が。
マスコミの報道は、生活保護の制度を歪んで伝えていると感じることがあります。
一納税者として、これが最低生活水準?と基準に疑問を感じることも。
本当に困っている方を守るべき制度なはずなのに、法で定められた基準によって自立を妨げていると感じることも。

考えさせられることは多いですが、頑張りましょうね。
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Unknown (Unknown)
2010-02-22 22:38:27
どうもありがとうございます。

内部にも外部にも、1年目ながら疑問に思うことは多々あります。

3年目の方ならば、すでにいろいろなケースを経験されたのではないでしょうか。

(やっぱり1年目は大変でしたか?)

ご感想やアドバイスなど、今後もいただければと思います。よろしくお願いします。

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