いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

うどん屋のサービス

2010-02-14 21:07:45 | 日記
週末、彼女といつものうどん屋へ行きました。

いつもは「しょうゆうどん」というのを食べているのですが、

たまには違うものを食べてみたくなり、

店内に張ってあるメニューを物色・・・



彼女があるメニューを見つけました。

「鍋焼きうどん 秋冬限定」



寒い時期に、

鍋焼きうどんって、つい食べたくなってしまいません?


しかも、限定です。

迷わず、2人でおばちゃんに注文しました。


すると、おばちゃん、

大将に「鍋焼き、大丈夫ですか?」と確認しました。

ちょっと間を置き、「うん」と大将。


お、もしや限定メニューに滑り込みセーフ!?と

幸運を喜びました。


しばらくして出てきた鍋焼きうどん。

シンプルですが、いりこダシがよく効いてて、

麺も程よい弾力。

絶品でした!!



2人で「うまいね~」と舌鼓を打っていると、

隣の空きテーブルに、老夫婦とお孫さんと見られる3人がやってきました。

おばちゃんに注文を聞かれ、

老夫婦はわたしたちを見たのだと思います。

鍋焼きうどんを注文されました。


するとおばちゃん、

「すみません。今日はもう終わったんです・・・」

と断ったんです。



お、入店したのは、開店して間もない頃なのに、

もう終了なの?と不思議に思いました。



お爺さんは引き下がりませんでした。

「あれ?隣のは何かな?あれ、鍋焼きじゃないの?」


そこで大将が、

「すみません。数がなくなったんです。」

とあっさり返して、

お爺さんは諦めました。


それからわたしたちは、

鍋焼きうどんを食べ終えるまで、

何ともそこに居辛い状況でした。


会計の際、

レジで彼女がおばちゃんに、

「今日はすみませんでした。どうもありがとうございました。」

と言っているのが聞こえました。

するとおばちゃん、

「忙しくない時だけ、出してるのよ」と、

こっそりニコッとしてました。



店を出ると、彼女が、

「鍋焼きうどんは、平日限定とも書いてあったの。後で気づいたの。」

とのことでした。

わたしは全く気づいてませんでした。

うわ、しまった~と罪の意識を感じました。


鍋焼きうどんは、煮込む時間が要るから、

手間なので、週末の集客時には対応できないメニューなのでしょう。

しかし、通い詰めてたわたしだったので、

かつその時点ではまだそんなにお客さんが入ってなかったので、

今なら大丈夫だろうと、大将がサービスで出してくれたのだと思います。



お店の好意に感謝。



これからは、しっかりメニューを読まねばなと思いました。
コメント
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