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古代ギリシャの「甲冑」は使えたのか? 海兵隊員が11時間模擬戦をした結果がすごかった 5/25(土) 12:30配信 ナショナル ジオグラフィック日本版

2024-05-26 05:24:27 | 日記
古代ギリシャの「甲冑」は使えたのか? 海兵隊員が11時間模擬戦をした結果がすごかった

5/25(土) 12:30配信
ナショナル ジオグラフィック日本版
紀元前15世紀、ミケーネ文明の「デンドラの甲冑」、移動式のかまどのようなスーツだが……

3500年前のデンドラの甲冑のレプリカを着用し、青銅器時代の剣のレプリカを持つギリシャ軍兵士。イノシシの牙から作られた兜は、ミケーネ時代の兵士の勇敢さと狩猟の腕前を表している。(ANDREAS FLOURIS AND MARIJA MARKOVIĆ)

 トロイア戦争を描いたホメロスの叙事詩『イーリアス』における甲冑(かっちゅう)は、戦士の体を保護するだけのものではない。「甲冑は、しばしば戦士のアイデンティティとステータスを象徴し、英雄の規範と結びついていました」と、ギリシャ、テッサリア大学の生理学教授アンドレアス・フローリス氏は言う。「つまり、英雄の名誉と武勇を目に見える形にしたものなのです」

ギャラリー:古代ギリシャ「デンドラの甲冑」の実力を検証 写真4点

 では、ギリシャの青銅器時代の甲冑は、実際の戦場で圧倒的な優位をもたらしたのだろうか? 古くからのこの疑問に、2024年5月22日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された研究で、現代のスポーツ科学が初めて明確な答えを出した。

 研究者たちが調べたのは、1960年にギリシャのミケーネ遺跡の近くで発掘された紀元前15世紀の「デンドラの甲冑」だ。銅合金の驚くべき鎧一式とイノシシの牙でできた兜からなり、出土した村の名前をとってデンドラの甲冑と呼ばれるようになった。

 デンドラの甲冑の見た目は洗練とはほど遠い。移動式のかまどのような、いかにも鈍重そうなスーツだ。その上、戦いによる損傷がなく、一部の研究者は儀式用に作られたのだろうと考えていた。

 しかし近年の研究は、この甲冑が戦闘に使えるものであることを示唆していた。さらに今回の論文で、後期青銅器時代の兵士たちが、接近戦の中で甲冑の重さと熱さにどのように対処していたかが詳しく調べられた。

 そのうえ彼らの発見は、このスタイルの甲冑が、トロイア戦争などの紛争でミケーネ人を優位に立たせた「秘密兵器」であったことも示唆している。
海兵隊員が長時間にわたり模擬戦を展開

 研究者たちはこの研究のため、ギリシャ軍第32海兵旅団から模擬戦闘を行うボランティアを募集した。

 ミケーネ時代の戦闘を再現するにあたって、研究者たちはその約500年後に成立した『イーリアス』の描写を参照している。ホメロスの戦闘描写を考古学的証拠と比較し、どこまでが歴史的事実である可能性が高く、どこからを詩的表現として捉えるべきかを判断した。

『イーリアス』には時代的にありえない記述もあるものの、「ミケーネ時代の戦闘について現在明らかになっている事実が正しく描写されている部分もあります」と、論文の共著者である英バーミンガム大学の考古学者ケン・ウォードル氏は言う。その正しい部分にもとづいて彼らは模擬戦闘を組み立てた。

 模擬戦闘は、後期青銅器時代の戦士に近い身長、体重、年齢の13人によって行われた。

 彼らは、ミケーネ軍の兵士が移動中に食べていたと思われる食品(乾燥パン、牛肉、オリーブ、ヤギのチーズ、タマネギ、赤ワイン、水)を、栄養計画のもとで慎重に計量された量だけ摂取し、模擬戦闘に備えて眠った。

 兵士たちは夜明け前に起こされ、計量された朝食をとった。その時点で尿と血液のサンプルが採取され、実験中の体温とバイタルサインを測定するセンサーを体に取り付けられた。

 それから、約23kgのデンドラの甲冑のレプリカと、青銅器時代の槍と剣のレプリカを装備して模擬戦闘に臨んだ。模擬戦闘は短距離走や打撃などの高強度のインターバル運動で、休憩と食事のための短い休憩をはさんで、11時間にわたって続けられた。

 研究に参加した兵士の全員が、この模擬戦闘を無事に終えた。「戦闘」後に低血糖の兆候が見られたのは1人だけで、ミケーネ軍の兵士が1日に摂取していたカロリーは約4400キロカロリーという研究者の見積もりが正しいことが示された。

 また、兵士の多くが、高度の疲労、甲冑の重みによる上半身の痛み、裸足で歩いたり走ったり戦ったりしたことによる足の痛みを報告した。


甲冑の長所と短所

 ウォードル氏によると、後期青銅器時代に一般的に使用されていた甲冑は、リネンの生地に青銅製の鱗を貼り付けたものだったという。今回の研究により、デンドラの甲冑は、こうした従来型の甲冑よりも防御力に優れていたことが示された。その分、動きやすさは犠牲になったが、機動力が重視されるようになったのは後の時代のことだ。

 デンドラの甲冑が戦闘用にデザインされたことを示す特徴の1つは、肩のパーツの内側に取り付けられた三角形のプレートだと、論文の共著者でテッサリア大学の応用生理学名誉教授であるヤニス・クテダキ氏は言う。これは、腕を挙げたときに脇の下を保護するためとしか考えられない。また、上腕部の延長パーツは、柔軟性を与えつつ接近戦の際に体を保護するためだと考えられる。

 論文の筆頭著者であるフローリス氏は、デンドラの甲冑は相手との距離が2~20mの中距離戦闘で重要な利点をもたらしたと指摘する。「この距離では、甲冑はほとんどの危険から着用者を守ったはずです」

 甲冑の欠点は重さだったが、それが武器と戦術の開発につながり、ミケーネの戦士たちに決定的な優位をもたらした。フローリス氏は、「指揮官たちは、作りの良い機能的な甲冑をフル装備で身につけていましたし、彼らは通常、戦闘経験の豊富なエリート戦士でした」と言う。しかし、部下たちの大半は甲冑をつけていないか軽いものしかつけておらず、彼らの任務は指揮官を接近戦から守ることだったという。

 研究チームは「後期青銅器時代戦士モデル(Late Bronze Age Warrior Model)」というフリーソフトも制作した。このソフトは、彼らの研究で収集したデータを使って、戦闘時の気温、太陽の角度、戦闘の頻度など、さまざまな条件下での戦闘の結果を細かく予測できる。
戦場を大きく変えた甲冑

 アイルランド、ユニバーシティー・カレッジ・ダブリンの考古学者のバリー・モロイ氏は、今回の研究には参加していないが、デンドラの甲冑が戦闘に適しているかどうかを評価した研究で知られる。

「デンドラの甲冑は、これまでに見つかっている先史時代のヨーロッパの甲冑の中で最も興味深いものの1つであり、武器と戦争の発展の長い歴史を理解する上で非常に重要なものです」とモロイ氏は言う。

 デンドラの甲冑は当時の最先端の軍事技術であり、約100年後にヨーロッパの別の地域でその簡易版が登場している。「デンドラの甲冑は、戦場を一変させたのです」

文=Tom Metcalfe/訳=三枝小夜子

大谷翔平、最速169キロ右腕攻略で7戦ぶり14号&米通算100盗塁なるか 「2番・DH」でスタメン 5/26(日) 4:38配信 スポーツ報知

2024-05-26 05:14:49 | 日記
大谷翔平、最速169キロ右腕攻略で7戦ぶり14号&米通算100盗塁なるか 「2番・DH」でスタメン

5/26(日) 4:38配信
スポーツ報知





【写真】大谷が金髪美女と2ショットを公開 相手の素性は…

「誰?!」大谷翔平、長身金髪美女との2ショットにファン驚嘆「デカッ」「ゴージャス」…球団が公開
2024年5月21日 12時25分スポーツ報知
# 野球# MLB# 話題# 大谷翔平
ドジャースの球団公式インスタグラム(@dodgers)より


◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(20日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが20日(日本時間21日)、球団公式インスタグラムを更新し、大谷翔平投手(29)と長身の金髪美女との2ショットを公開した。

 大谷はこの日、本拠地・Dバックス戦に「2番・DH」で先発出場。ドジャースは同試合始球式を行った米バスケットボール(WNBA)のロサンゼルス・スパークスに所属するキャメロン・ブリンク(22)と大谷の2ショットをアップした。

 ともに公称193センチ。長身の2ショットは圧巻だ。

 この投稿に「デカッ」「2人の美しいスター!」「その女性は誰?!」「ラブリー」「スタイルヤバいな笑」「ゴージャスな2ショット」「なんか嫉妬しちゃう」「自分が一緒に並んだら彼らの胸辺りに届くかどうか…」などの声が寄せられていた。





 ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日午前8時15分開始予定)、敵地・レッズ戦のスタメンに「2番・指名打者」で名を連ねた。7試合ぶりの本塁打となる14号、日本人史上3人目となるメジャー通算100盗塁に期待がかかる。

 前日24日(同25日)の敵地・レッズ戦は、内野ゴロ3つと、内野フライ2つの5打数無安打で3試合ぶりに安打なし。全打席が3球以内で、3打席が初球打ちと早打ちが目立った。チームも投手陣が被安打6ながら11四死球と自滅して6―9で逆転負け。今季ワーストタイの3連敗となった。

 レッズの先発はハンター・グリーン投手(24)。昨年3月に一部表示で105・2マイル(約169・3キロ)を計測し、今季も直球の平均が97・8マイル(約157・4キロ)という右投げの剛腕だ。19日(同20日)にドジャースタジアムで対戦した際には、空振り三振、左飛、死球で2打数無安打。リベンジをかけた対戦となる。

 大谷は17日(同18日)の本拠地・レッズ戦で13号を放ってから6試合連続で本塁打なし。7試合ぶりの14号が出れば、自らの持つ日本人最多を更新する26球場目での本塁打となる。さらに、今季14個目となる盗塁を決めれば、日本人では509のイチロー、102の松井稼頭央に続く日本人3人目のメジャー通算100盗塁となる。

 今季はここまでチーム53試合中51試合に出場し、203打数69安打でリーグトップの打率3割4分をマークし、13本塁打、35打点、失敗なしの13盗塁をマークしている。

報知新聞社

G7財務相会合、中国に批判集中-貿易戦争エスカレートの恐れも Bloomberg News 2024年5月26日 1:32 JST

2024-05-26 05:08:19 | 日記

G7財務相会合、中国に批判集中-貿易戦争エスカレートの恐れも
Bloomberg News
2024年5月26日 1:32 JST

「公平な競争条件を確保するための措置」をG7検討へ
共同声明で中国を名指し、「非市場的政策および慣行」に懸念表明

イタリアのストレーザで開かれた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、世界貿易における中国のやり方に批判が集中した。G7の団結を示した形だが、貿易戦争をエスカレートさせる恐れもある。

  25日に発表された共同声明では中国を名指しし、貿易相手国の経済を損ねていると非難した。

  G7は「均衡の取れた相互的な協力への関心を再確認する一方で、われわれの労働者、産業および経済的強靱(きょうじん)性を損なう中国の非市場的政策および慣行の包括的な利用について懸念を表明する」と声明で発表。「過剰生産能力の潜在的な悪影響を引き続きモニターし、世界貿易機関(WTO)の原則に沿って、公平な競争条件を確保するための措置を講じることを検討する」とした。

ITALY-G7-ECONOMY
イタリア・ストレーザでの会合に集まったG7財務相・中央銀行総裁(24日)
Photographer: Gabriel Bouys/AFP via Getty Images

  バイデン米政権は24日遅く、中国から輸入される数百品目に対して関税を再び導入すると明らかにした。米中の緊張はまだ序の口かもしれず、11月の米大統領選でトランプ前大統領がホワイトハウスに返り咲きを果たせば、いっそう悪化する可能性もある。

  対中強硬派の中心は引き続き米国だが、イエレン財務長官はドイツ、フランス、欧州連合(EU)も同じく不満を抱いていると強調。ルメール仏財務相はG7が対中国でまとまる必要性を呼びかけていた。

中国の過剰生産、ルメール仏財務相がG7としての共通評価求める
有害な慣行

  共同声明の文面からは、G7全体として中国に報復的な措置を打ち出す可能性も示唆される。

  G7は「重要かつ新興の技術を保護しつつ、サプライチェーンをより強靱で、信頼性が高く、多様で持続可能なものとし、有害な慣行に対応するために取り組む」と表明。「必要に応じて、G7内外のパートナーとともに供給のデリスキングおよび多様化を促進するための適切な措置を検討する」とした。



原題:China Slammed in G-7 Show of Unity Threatening Trade Escalation(抜粋)

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G7声明、中国名指し批判 過剰生産に懸念、対抗姿勢 5/25(土) 22:32配信 共同通信

2024-05-26 05:06:02 | 日記
G7声明、中国名指し批判 過剰生産に懸念、対抗姿勢
5/25(土) 22:32配信
共同通信



 【ストレーザ共同】イタリア北部ストレーザで開かれた日米欧の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は25日午後(日本時間25日夜)、閉幕した。採択した共同声明は中国企業の過剰生産への懸念を表明。世界経済に悪影響を与えると中国を名指しで批判し、対抗姿勢を鮮明にした。制裁のために凍結したロシアの資産をウクライナ支援に活用する方法について協議を継続することで合意した。

【グラフ】対中制裁関税、3倍増を検討 米政権、鉄鋼とアルミニウム

 外国為替市場の過度な変動が経済の安定に悪影響を与えるとした過去の合意を再確認した。一致しやすい課題でG7の結束を示したが、中国とロシアの反発は必至だ。

 鈴木俊一財務相と植田和男日銀総裁が出席。鈴木氏は記者会見で、G7が「公平な競争条件の確保は重要だとの認識で一致した」と強調した。

 欧米各国は、中国政府から巨額の補助金を受けた中国企業が大量生産した電気自動車(EV)などを安い価格で輸出し、自国産業が脅かされていると批判。米国はEVなど中国製品への制裁関税を強化する方針を示している。

長期金利は市場で形成されることが基本-1%台に上昇で植田日銀総裁 2024年5月25日 23:30 JST

2024-05-26 04:49:19 | 日記

長期金利は市場で形成されることが基本-1%台に上昇で植田日銀総裁
伊藤純夫、藤岡徹
2024年5月25日 23:30 JST

動向を今後も丁寧にモニタリング、日々の動きや水準にコメントせず
金利上昇は財政圧迫、気を引き締めて健全化に取り組む-鈴木財務相

日本銀行の植田和男総裁は25日、長期金利が12年ぶりの1%台に上昇していることに関し、長期金利は金融市場で形成されることが基本になると語った。イタリア・ストレーザで開催された主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の終了後、記者会見した。

  植田総裁は、大規模緩和の修正に踏み切った3月の金融政策決定会合で、国債買い入れは「これまでとおおむね同程度の金額で継続する」ことを決定したと説明し、「長期金利は金融市場で形成されることが基本になると考えている」と指摘。日々の短期的な金利の動向や水準にはコメントを控えるとしつつ、「市場の動向を今後とも丁寧にモニタリングをしていく」と述べた。

  新発10年債利回りは22日に11年ぶりの1%に上昇し、24日には1.005%と12年ぶりの高水準を付けた。日銀が早期に国債買い入れの減額や追加利上げに踏み切るとの思惑が背景にあり、市場では植田総裁の見解に注目が集まっていた。

【日本市況】株式反落、長期金利は12年ぶり高水準-円は157円台軟調

  会見に同席した鈴木俊一財務相は、「金利の上昇は利払い費の増加を招き、財政を圧迫する恐れがある」とし、これまで以上に気を引き締めて財政健全化の取り組みを進めていくと強調。低金利で国債が発行できた従来とは環境が異なるとし、「金利のある世界が到来したことを強く認識する必要がある」と主張した。

  G7会議では、為替レートの過度の変動や無秩序の動きは経済および金融の安定に悪影響を与え得るとしたコミットメントが再確認されたと説明。G7期間中にイエレン米財務長官との会談は行われなかったとも述べた。



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