エスパルスの本拠地である日本平のスタジアムは屋根の問題と交通の便が悪い問題が指摘されています。
そこで、候補に挙がっているのは清水駅前の東京ドーム3個分の広大なエネオス所有の土地です。
現在は候補地が決まったのに建設までの決定に至らない状態が続いています。
問題点としてあげられるのは、Jリーグの各チームの年間試合数が38(つまりホームとアウェイでその半分)しかないというサッカー場の稼働率の問題です。
公設民営方式として県、市、或いはその外郭団体が土地を購入して、スタジアムを建てるのはどうでしょうか。
大学を誘致する場合にその方式が使用されています。山口東京理科大学はその方式での誘致でした。
スタジアムを単体で見れば赤字になってしまうので、スタジアムタウンとしての一体的な開発は必須です。
スタジアム運営とスタジアムタウンの開発は地元の商社の鈴与(すずよ)が担うのはどうでしょうか。
年間の稼働率が少ないことが問題ならばスタジアム(スタジアムタウン)に人が流れること、つまり「人流」が稼働率増加のキーワードなります。
例えば、「保育園には保護者が必ず迎えに行きます」ので、そこに保育園(こども園)を設置するのはどうでしょう。
帰りがけに夕飯の食材を購入することも考えられるのでスーパーも併設します。
学童保育所も必須です。
多くの子どもたちが通塾もしていますから大手学習塾もそこに誘致したいものです。
夕方までは、子ども対象の有料のサッカー塾をスタジアムで行うことも可能だと思われます。
その場合には、かつて子どもたちが珠算塾に通塾したように「普通の多くの子ども」がサッカー塾通いすることは理想です。
大学の学部もそこに誘致してはどうでしょうか。
できれば、スポーツ・健康系の学部校舎を誘致して、それらの学生にインターンシップとしてエスパルスの運営補助をお願いすることも可能です。
清水区にある東海大学、県内で拡大中の常葉大学、あるいはサッカーの強い静岡学園が経営している静岡産業大学などが候補にあがると思われます。
津波対策として設置する防波堤を久能海岸の斜面を模したものにしてイチゴ園を設置することで、久能にもお客様を呼び込むことも一案です。
実現可能性があるかどうかに関わらずにかってに書いてみました。
現状では清水駅前の貸しビルの空きテナントの多さが目立ちます。
地方の衰退化は日本中のどこでも見られる現象です。
しかしながらサッカーのエスパルス、世界遺産の三保海岸、日本平、久能山東照宮、お茶、みかん、缶詰、まぐろなど多くの魅力的なものがあるのですから、それらを地方再生に活用できると私は思うのです。
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