40歳になる「吉見」という卒業生が亡くなったことを耳にしました。
本当にお気の毒なことに病因はガンとのこと。
彼女は勤務校がかつて女子高校だった時の私のクラスの生徒でした。
納戸の奥にしまい込んでおいた卒業アルバムを久しぶりに見て彼女を確認。
約20名、約半分の生徒の顔を見ても、どのような生徒であったかのか思い出すことができませんでした。
生徒から私が「うんぬん」と言われていた当時の生徒たちだろうとのうっすらとした記憶しかありません。
本当に情けない限りです。
さて、私のように年齢が増してくると葬儀に行くのには少々、気乗りがしません。
近い関係でなければ、参列を躊躇してしまいます。
死んでからあってもしょうがない。
生きているうちに出来るだけ会いましょうというのが私の考えなのです。
そんなポリシーがあるのですが、今回は就業後に通夜に参列させていただきました。
その理由は彼女のお兄さんが一時期、非常勤講師として本校に勤務していたので彼とは知り合いだからです。
加えて、当時、彼女の母親が私のクラスのPTA役員として様々なことに協力していただいたことが私の記憶に残っていたからです。
当日は何年かぶりに「町屋斎場」に行きました。
町屋斎場は「東京博善」が経営している都内に6か所ある内の1つの大きな葬祭場です。
ちなみに私の居住区の桐ケ谷斎場もそのうちの1つです。
コロナ禍では接触も忌み嫌われていたわけですから殆んど家族葬でした。
しかしながら、最近は少しずつ、従来の対面での葬儀形式も増えてきているようです。
当日の駐車場は満車。
急遽、会館入口のスペースに何十台もの車がとめられていました。
式場の○○家では人が外の駐車場まで何十メートルも溢れていました。
この会場では屋内に親族が座っていました。
部屋と入り口ドアの所に焼香台が設置されていて外と内の境界をハッキリとさせていました。
私は内側の知人に目を合わせて、一礼してから合掌。
職場の知人と久しぶりに町屋で反省会をした次第です。