教職はブラックだと言われています。
その影響で教職に就こうとしている学生も減っています。
特定教科では新卒採用にどの学校も苦労されています。
さて、ブラックの要因の一つは部活顧問の仕事です。
授業後の放課後の部活指導、そして日曜日の練習試合。
それに反して
ドイツの学校は午前のみ、先生方は午後、自宅で採点や翌日の授業準備。
夏休みは休日だそうです。
高校野球の夏の大会の予選等に応援に行く私。
生徒は真剣であり、負ければ皆が円陣を組んで泣き出します。
しかし、ドイツではサッカーの試合を見ながら、村の人たちがビールを楽しんでいるなど緩やかそうです。
日本は学校や会社が唯一の世界になりやすい
ドイツは学校や会社が唯一の世界ではない
両者には大きな違いが見られます。
日本の年間労働時間は1710時間
ドイツの年間労働時間は1356時間
労働時間も少ないドイツ
選挙運動などは候補者や政党スタッフが町を歩く人々と対話するそうです。
日本では選挙期間中に候補者の氏名を連呼している・・。
日本のスポーツ文化を一言でいえば、「体育会系」。
その特徴には「指導者の強すぎる権威」があり、「先輩後輩システム」という序列原理。
先輩が引退するのを心待ちにしている後輩もどのクラブにもいるはずです。
ドイツのスポーツクラブは老若男女が日常的にスポーツをする場
日本においては勝利偏重の部活
ドイツ労働時間は以下のように推移しています。
1900年 60時間
1932年 42時間
1941年 50時間
1950年 48時間
1965年 40時間
1984年 38.5時間
1995年 35時間
以下はドイツのスポーツクラブ加入者数の推移です。
日本の場合、コンビニや居酒屋が廃業して24時間利用可能のマシンを設置。
貧弱なスポーツ施設ということを感じています。
1970年 1010万
1980年 1700万
1989年 2090万
1990年 2370万
2000年 2680万 全人口の32.6%
「闘争の倫理 スポーツの本源を問う」によると「日本でも大学で体育会ができるまでは、スポーツが行われたのは学校内ではない、一般のクラブ 第二次世界大戦以前、中学生も学外のクラブでスポーツをしていた」そうです。
原本にあたってみたいと思います。
パラリンピックの閉会式をテレビで見ていて、パリのパラリンピックを向かい入れる人々や雰囲気の良さが日本のそれと比べてあまりにも違うことに驚きました。
明と暗。