ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

はじめの記憶

2006-01-09 07:44:05 | その他
以下、どうでもいい話。

正月に家でフジテレビの「ごちそうさま」を何気なく見ていた。
その回は、女優の須藤理彩がゲストに出ていて、もうすぐ30歳になる、昔から早く30歳になりたかった、という話をしていた。
30歳になるとそれまでと何が違うか、という話になって、須藤が、「テレビで相撲を見ていて横綱が年下なのにびっくりする」と発言。
これに対して、番組のホストの小堺一機が「そうそう、高校野球なんかも昔から自分より年上のお兄さんがやるものだと思って見てて、ふと気がつくと、オレ50じゃん!て思ったりしてね。一番最初に見たときの印象がそのまま記憶に残っているんだよね」と応じていた(発言内容は私の記憶により再構成したもの)

この小堺の発言は、「まさにそのとおり」である。

トリノ・オリンピックが近づいて、先般女子フィギュア・スケートの代表選考が話題になっていたが、私のフィギュア・スケートの最初の記憶は札幌オリンピック(1972年)のジャネット・リンで、(少しだけではあるが)やはり年上の選手がやるものという感覚があたまのどこかにある。それがいまや10代が主役だからなあ。・・・と、いかにも時代が移り変わっているかのように書いたが、実は選手の年齢は昔からそんなに変わっていなくて、見る方の私の年齢が変わっているだけなのだ。

その他の女子スポーツ選手で印象に残っているのは誰かというと、テニスでは、クリス・エバート(キング夫人でもナブラチロワでもない)。
体操は、一番最初の印象は、コマネチではなくチャスラフスカ(!)かなあ。チャスラフスカはたしか東京オリンピックのときで「東洋の魔女」と一緒だから、これはそのときにライブで(もちろんテレビで、だが)見た、というのではなく、後から何かの回顧番組で見たものがあたまにあるのだろう、と思う。

ちょっと話は違うが、ある年代以上の人たちにとっては、ローリングストーンズが60歳を超えてロックをやっているのも、不思議でも何でもないのだろう。自分たちの兄貴分の世代の代表、という感覚はずっと変わらないのだから。そして、もっと若い世代からみると、ロックが若者世代の音楽であるという感覚自体が多分ないのだろう。彼らにとっては、単に昔からずっとある音楽、なのだ。






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1 コメント

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だからなんなのさ!? (うしのすけ)
2006-01-09 20:17:51
「コマネチではなくチャスラフスカ」は大受けしました。



僕は52にもなって精神年齢は19なんだけど文句ある?

実生活では困ったことが多いのだけど。



僕の場合、その時に出会ったその人の年齢(=僕の年齢)において「ライバル」であって、換算して思いを巡らすなんて器用なことはできないのです。



なんて言うか、ライバルはおおむね若い人に多い、年寄りは放っておけば化けの皮がはがれる、・・・検索エンジンとWikiの違いみたいなもんですね。



支離滅裂・・正月ならではの戯れ言としてお許しを・・。
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