INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

チラシのオモテ(8)

2008年04月15日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
「210番」が運行を開始したときのチラシ。

「210番」は、福岡市東区の人工島「アイランドシティ」に一番最初に乗り入れた路線である。
「アイランドシティ経由」と書いてあるものの、チラシの写真の通り当時のアイランドシティは埋立直後の更地であったため、現在ある「アイランドシティ」のバス停はなかった。
当初の終点は「西鉄三苫駅」であったが、その後、「美和台入口」「新宮緑ヶ浜」と2回延長された。
また、昼間に「21A番」と連続運行するものができたり(この系統は三苫駅、美和台方面は通らない)、朝の上り限定で天神北ランプ経由の直行ができたりするなど、地味ながら拡大を続けている。

現在、人工島内のバス停は、「アイランドシティ」という名の停留所ひとつしかないが、人口も増えてきているため、今後は人工島内にバス停が増えてくることだろう。
その場合、「アイランドシティ」という停留所名は、変える必要が出てくると思われる。

福岡市西区の埋立地「西福岡マリナタウン」は、開発当初は「マリナタウン第一」「マリナタウン第二」と、かなり大雑把に名前を付けていたが、その後これらの間にバス停を新設したため、現在は「~マリナタウン入口~マリナタウン第一~愛宕浜一丁目~マリナタウン第二~愛宕浜二丁目~愛宕浜三丁目~ 」という並びになっており、なんだかよくわからない状況となってしまっている(←バス停の名称を単に「記号」として捉えれば特に問題はないのだろうが、あくまで意味を考えた場合の話)。
アイランドシティについても、似たような状況になりかねないので、今のうちから先を見据えて手を打っておいたほうがよさそうな気がする。
(つづく)
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エンギモノ(8)

2008年04月14日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
正月シーズンだったらもっとタイムリーだったのだが…。

ここには現在「31番」と「310番」が通っている。
かつては「門松」から分岐する路線として、国道201号(かつてはこのバス停がある県道福岡篠栗線が201号の本線だったので、現在の201号は「東バイパス」という呼称が主流だった)に向かい、篠栗北を経由して二瀬川に向かう「31A番」、さらに昔は「31番」の「脇田」行きや「工場団地」行きなどがあったが、現在はいずれも廃止されている。
(つづく)
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チラシのオモテ(7)

2008年04月12日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
400番」が運行を開始するときのチラシ。

「400番」の運行開始により、かつて急行バスが走っていた福岡南バイパスに、久々にバス路線が復活することとなった。
「400」は、「二日市~甘木~杷木」を走る「40番」の末尾に「0」を付けたものであり、「博多駅~板付7丁目」の「40番」とは直接関係はない(詳しくはこちらを参照)。

なお、「400番」ができた際に、国道386号上に新たに「朝日西」「コスモスプラザ前」「篠隈新道」「依井東」のバス停が設置された。
また、運行開始当初は、千代ランプから都市高速に乗り、水城ランプで降りたあとは「筑陽学園前」までバス停はなかったが、のちに「洗出」と「都府楼前駅」が新設されている。

JRとの競合などもあり、当初は、「博多駅」から「筑紫野中学校入口」(ゆめタウン筑紫野の最寄停留所「針摺東」のひとつ先)まで行っても300円であり、天神や博多駅から名島に行くよりも安いという破格の運賃設定であったのだが、残念ながら今月1日から値上げされている。

かつては、「400番」をベースとして、太宰府市や筑紫野市の南バイパス背後の住宅地に乗り入れる「401番」「402番」などの派生系統の展開もあり得るのでは?と考えていた。
しかし、先述の運賃設定の問題や他の交通機関との競合もあり、仮に需要はそこそこあったとしても、「儲かる」路線を作るとするとなかなか難しそうである…。
(つづく)
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チラシのオモテ(6)

2008年04月11日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
「370番」が運行を開始したときのもの。
同時に、それまで「無番」であった「天神~都市高速~ひばりが丘」線に「390番」の番号が付いた。

運行開始当初は、平日日中で一時間あたり各2本ずつで計4本の便数があったが、現在はほぼ半減となってしまっている。
宇美・志免地区については、画期的な新機軸をいろいろと打ち出してはくるものの、すぐにグダグダになってしまうという感が強い…。
近いうちにまた大規模な改正が行われる可能性も高いと思われる。

この地区からの都市高速線については以前にも書いたことがあるが、かなり複雑な経過を辿っており、全てを把握しきれていないというのが正直なところだ。
過去にはこういうルートもあった!という情報がもしあれば、ぜひともいただきたい。
(つづく)
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チラシのオモテ(5)

2008年04月10日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
「503番」が運行を開始したときのチラシ。

500番台の路線は、2001年、都市高速道路1号線の百道~福重(石丸)間が供用を開始した際に運行を開始した。
まずはじめにできたのは「501番」「504番」「514番」「505番」「515番」であったが、その後の地下鉄七隈線開業による競争力低下もあり、ピークに比べてこれらの路線の本数は減っている。

上記路線よりもあとに新設された「503番」だが、ルート設定の妙もあり、運行本数は増加しており、先日のダイヤ改正では室住団地止めや天神ループ(203番との循環運行)もできるなど、500番台の中では一番の優等生といえるだろう。

「503番」の成功にヒントを得たと思われる「502番」のほうは、調子はどうなのだろうか…?
(つづく)
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チラシのオモテ(4)

2008年04月09日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
240番」と同じく短命に終わった、高速バス「福岡~鳥栖線」のチラシ。

たしか、現在も運行されている「福岡~中間・香月線」と同時期に運行を開始したと思う。
中間・香月線の試行期間中に、この鳥栖線が(試行期間なしに)いきなり本運行を開始した記憶がある。

鳥栖から博多駅へ行くには当然JRのほうが有利だが、「天神直通かつ低料金ならば勝ち目がある」との判断で運行を開始したのだろうが、現実は厳しかったようだ。

のちに鳥栖プレミアムアウトレット経由を組み込んだりもしたが、最後まで乗車率は改善しなかったようである。
「天神直通」でありながら、それだけでは客が拾えないと考えたのか、福岡市内で「蔵本」と「中洲」に停車させたことも、結果としてみれば敗因のひとつかもしれない。

都市高速千代ランプを通る高速バスというのは、なかなかレアな存在だったな…。
(つづく)
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お役所前の風景(50)

2008年04月08日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
仕事で訪れた場所を記録してきた「お役所前の風景」、記念すべき(?)50回目は九州を飛び出し、おとなり山口県の美祢市役所である。

このバス停を通る複数のバス会社の時刻表が貼られてはまた剥がされ…の繰り返しで、バス停というよりはもはや掲示板のようになっていた。
福岡のバス停の「テープベタベタ」を憂う記事をこれまでに何度か書いたことがあるが、実はまだキレイなほうなのかもしれないな…。
(つづく)
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チラシのオモテ(3)

2008年04月07日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
「27番」が「23番」から分割され、同時に都市高速経由の「27B番」が開設されたときのもの。

この当時は、現在は一日数本しか走っていない一般道路経由の「27番」のほうが、都市高速経由の「27B番」よりも本数が多かった(平日日中1時間あたり、一般道路経由が2本、都市高速経由が1本)。

その後「27B番」は、久山経由篠栗駅行きができたり、派生系統の「27N番」ができたりと、東地区のメイン路線へと急成長を遂げた。
(つづく)
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チラシのオモテ(2)

2008年04月06日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
老司団地と博多南駅を結んでいた臨時バスの時刻表である。
現在、大橋駅~老司団地~博多南駅を走っている大橋ローカル線の「4番」の親といえるだろう。
(つづく)
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チラシのオモテ(1)

2008年04月05日 |    ┣ チラシとキロク
棚を整理していたら大量のチラシが出てきたので、少しずつ公開…。

「240番」は、八田地区から博多駅への足として新設されたが、利用者の低迷でごく短期間で廃止となった路線である。
この失敗があるので、東区から博多駅方面への新規路線の開設はなかなか難しそうである。
(つづく)
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LEDにまつわるエトセトラ(10)

2008年04月04日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
また、駅前1丁目付近で目撃した「201番」の金武営業所行きのバスの行先表示はこのようになっていた。

LED化の初期の頃の「201番」は、博多駅を出る時点では次郎丸経由なのか田隈経由なのかが表示を見ただけではわからない状態であったが、それは解消されている。
また、「“イトーピア室見が丘”の文字を必ず入れる」という約束を果たすための努力には涙ぐましいものを感じてしまう。

注文を付けるとすれば、経由地の部分は「国体道路 キャナルシティ」ではなく、「キャナルシティ 天神」とすべきと思われる。
1997年9月以前は、国体道路経由で渡辺通4丁目交差点を直進する路線は、「天神」という名の付くバス停を通らなかったため、博多駅発着の200番台などのバスは、経由地に「天神」を表示していなかった。
当時は「天神」といえば、まだまだ明治通りや昭和通りのイメージが強く、国体道路を直進するバスに「天神」の文字がなくてもそこまで違和感はなかった。
しかし時代は変わり、天神の重心はどんどん南下している。
それなのに、いまだに国体道路経由のバスを天神経由とは認めていない勢力(?)も一部にあるもようである。
しかし現実は、博多駅発の「201番」に「天神」の文字がないのは、もはや不親切という状態になっているといえる。

それにしても、LED方式になってから、「試行錯誤」ともいえるくらい頻繁に表示が改訂されている。
方向幕の時代には、字は遠くから見えなくても、全体のレイアウトで「何番のどこ行きか」がわかったものだったが(笑)、もうそんな時代は過去となってしまった。
(つづく)
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LEDにまつわるエトセトラ(9)

2008年04月03日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
本日、吉塚駅前付近で目撃した「7番」の姪浜駅南口行きのバスの行先表示はこのようになっていた。

「天神」を強調したい気持ちはわかるのだが、「左上→左下→右上→右下」の順で通るという従来の表示の原則からいくと、経由地の順番が実際とは異なることになる。
このような例は以前にも紹介したことがあるが、「どこを通るか」が大事で、「どういう順番で通るか」ということはあまり重要視する必要はないという判断なのであろうか。

一方で、先日新設された「6-1番」は、博多駅を出る時点では、行先(右上)の部分に大きく「天神」と書き、その下(右下)に小さく「大濠公園南・タワー」と表示しており、表示の原則を守ろうとする姿勢が見て取れる。

どちらの方式がよいとは一概には言えないのだろうが、二つの考え方が混在しているのは混乱の元ともなり得るため、このへんのスタンスの揺らぎは解消してもらいたいものである。

なお、以前にも書いたが、「7番」の終点は姪浜駅南口であり、バス停の時刻表にも大きな字で「姪浜駅南口」と表示しているのだから、バスの行先表示についても「昭代」ではなく「昭代・姪浜駅」などとすべきではないだろうか(吉塚駅から「7番」で終点の姪浜駅まで行くのは非現実的なので、「表示しないほうが親切」という考えもよくわかるのだが…)。
(つづく)
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お役所前の風景(49)

2008年04月02日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
古賀市役所前のバス停。

このバス停には「132番」と「133番」のバスが停車するが、本数はかなり少ない。
北に約150mほど行ったところにも「市役所前」のバス停があり、こちらには「136番」と「無番(古賀駅東口~グリーンパーク古賀線)」が停車するが、こちらも本数は決して多くない。
経路やバス停の位置を見直して、利便性を高める余地はありそうな気がするのだが、あまりやる気は感じられない。

市役所の北西約500mに位置するJR古賀駅についても、西口を起点とするもの(「131番」「132番」「2番」)、東口を起点とするもの(「133番」及び上記の「無番」)、西口を起点としつつも駅の反対側に回ったと思いきや東口は通らずに「南口」に停車するもの(「136番」)がある。
ただでさえ本数が少ない130番台なのに、こんなに分散していては、利用しにくいのではないだろうか(地元の人はそうでもないのかな?)。

ちなみに「136番」は、現在は舞の里(千鳥パークタウン)行きだが、できた当初は「原町団地(牟田)」行きであり、小型のバスで運行されていた。
原町団地へは「133番」(現在のものとは異なる)も、花見経由で乗り入れていた。
しかし西鉄バスは比較的短期間で撤退し、同団地への乗り入れは長らくJR九州バス(粟島神社~福間駅線)のみであったが、これも3月末で廃止されたもようであり、「ふくつミニバス」に引き継がれている(以前取りあげた「八並公民館前」も同様)。
(つづく)
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菜のテクノロジー

2008年04月01日 | 日記など
新年度のスタートは、週末に福岡県内某所で撮影した一面の菜の花から。

みなさまにとって、2008年度がよい一年となりますように!
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