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私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2011年2月26日ダイヤ改正(4)

2011年02月15日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
「25-1番」の新設を知らせる掲示。
「25-1番」は「貝塚駅~千鳥橋~築港口~市民会館前~天神~渡辺通一丁目~薬院駅前~薬院大通~教会前~動物園」という、往年の「300番」の東側の起点を「香椎花園」から「貝塚駅」に変えたルートである。
「貝塚駅」に「25番」以外の路線が通るのは、「85番」がなくなって以来だろうか。

従来の「25番」(貝塚駅~千鳥橋~築港口~天神~渡辺通一丁目~薬院駅前~薬院大通~桜坂~六本松~鳥飼~西新パレス前~地行~国立医療センター~福岡タワー南口TNC放送会館前)は存続するが、このうちの「貝塚駅~西新パレス前」の区間便が廃止となり、代わって「25-1番」が登場するという構図である。

都心部の均一運賃区間内をぐるぐると回りながら長い距離を走る「25番」だが、渡辺通一丁目から西側(西新方面)は、「9番」「10番」「15番」など、代替手段も多いことから、“遅れの回避などを目指してどこか半分くらいで切ることを考えたものの適当な折り返し場所がなかなかなく、いろいろと探していった結果、動物園にたどり着いた…”という感じにも見える。

浄水通り地区から天神に出るルートが、これまでの「56番」だけという状態から多様化するという意味ではよいのかもしれないが、「天神地区→動物園」という観点でみると、天神地区での動物園行きののりばが分散してしまうのがデメリットといえばデメリットと言えなくもない。
であれば、「貝塚駅~千鳥橋~築港口~市民会館前~天神北(貝塚駅行きのみ)~天神(協和ビル前・証券ビル前)~赤坂門~警固町~赤坂二丁目~筑紫女学園高校前新設)~桜坂馬屋谷~泰星高校前~動物園前」のようなルートも、「TMI」を高めるという観点からは面白かったのに…などと考えてしまう。
でもそうなると、番号ももはや「25番」の支線ではなく、全く別の番号にしないといけないかも。

なお、「25番」という番号は、福岡市中心部と東部地区(香椎、和白方面)を結ぶ「20番台」のひとつではなく、「1番」「5番」「8番」「10番」「15番」「20番」などとともに、もともとは市内電車代替バスの番号であり、「25」の「2」は「城南線・天神経由」、「5」は「貝塚駅行き」という意味である(10の位の「1」は「城南線・博多駅経由」、10の位の「2」は「城南線・天神経由」、10の位がないものは「貫線(現在の明治通り)経由」、1の位の「0」か「1」は「九大前行き」、1の位の「5」は「貝塚駅行き」を意味し、「1番」「5番」「10番」「15番」「20番」「25番」と、かなり体系的に番号が付けられていたが、このうち「25番」以外は原形をとどめていない)。

「25番」は、220円で長時間乗車できることから、試験勉強をしていた頃は、走る自習室として相当な回数利用した(笑)。
(つづく)