昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#72

2007年05月31日 | Weblog
 『いつまでたっても中世の馬鹿殿気分では進歩もなかろう』というのが私の今日のお小言である。この話題に関する記事は、全国紙の静岡版でも取り上げられていて比較対照すると、各社の『性根』を伺い知ることができて面白いのであるが、こっちもそんな暇はないので、静岡新聞の記事だけを引用しておこうと思います。

 教職員制度の導入に3団体反対

 県高校障害児学校教職員組合と全静岡教職員組合、県教育文化研究所の3団体は30日、県庁で会見し、県教委が本年度から全校試行を始めた教職員評価制度について「学校間競争の激化」「教職員の一層の多忙化」「父母・生徒との信頼関係を崩す」などを理由に導入反対の考えを表明した。

 各団体が前年度試行校の職員に実施したアンケート結果を公表した。県高教組が9校249人の教職員に行った調査(配布数約500人)では、県教委導入目的に掲げる「教職員の資質向上」について「役立つ」と答えた人は13%にとどまったとしている。中川千文副執行委員長は「実質的には教職員の管理統制と人件費削減が狙い」と強調した。

 県教委の教職員評価制度は現行の勤務評定に代わる新たな制度で、将来的には評価を給与に反映する方向で研究中。二種類の評価書類を使用し、本人と管理職による年3回の面談を通して双方が目標達成度を5段階で評価する。前年は21校で試行した。(以上)

 一般の民間企業の従業員統制に比べれば何と甘い統制であることか。・・・・これくらいの『統制』で音を上げるようでは、今まで無政府状態で出来損ない教員の横暴を放置していたことを自ら証明しているようなものである。その野放図な教育の結果『ろくでもない教え子』が量産された不作為の悪に目を向けるべきときが今なんだろうと思います。

 教職員組合は、教え子と平等の立場に立って、お友達の関係を築くべく日々研鑽したのであるから、自らも管理者側から『通信簿』としての『5段階評価』を受け入れて当然であるし義務さえあると思う。・・・・それでこそ自らが評価を下す子供たちの心情を慮ることができるのだ。・・・・言っては何だが、これからは、まあ~、せいぜい管理者たる校長をたらし込んでミコを良くして頂くことに神経を使うことが教員の渡世となるんだろう。渡る世間は鬼ばかりといったところか。・・・私らと同じあんた方の身の上に心より同情するものである。

 しかし、このアンケートの回答率はすこぶる低く3割程度か?・・・・こういう場合、抵抗勢力の意見のみが必要以上に増幅される危険性がある。