安らぎと戒め

仏像と花と山と写真を楽しみます

俵山の蕨と花と

2014年04月20日 17時18分08秒 | 日記
 予て熊本の山友に俵山の甘菜が咲いたら教えてくれるようお願いしていた  ところが、連絡を受
けたものの、4月の第2週は田野町と日南市での入学式、人間ドック結果説明、地区の花見会などが
あり、日程調整ができなかった

 熊本の山友が行った時には幾つかの花が咲き、蕾もあったそうだが15日に俵山に行くと、既に甘
菜は終わっていた  昨年は4月1日に行き、蕾を見たが、2004年4月11日は満開だった

 熊本県の山改訂版では萌の里からの登山口を「揺池コース」としていることを知らなかった  
 県道のトンネルが開通するまでは俵山峠コースから登っていたが、トンネル開通後は俵山交流館萌
の里から登るのが通例になっている  もっとも、一度俵山峠から登り、俵山交流館萌の里に下山し
たことがある

 今回は、「揺池コース」から登り、下りは熊本の山友が提案した頂上から南西に降り、鉄塔がある
林道出合いから西に降って萌の里に降りるコースで下山した  頂上からの西南方面への下りは、多
少のカーブはあるものの、ほぼ直線の急な坂道を15分ほど歩いた  山友は「この坂道は、登りに
は使いたくない」と言っていた  確かに、キツイ下りだったので、膝を痛めないように時々立ち止
まってストレッチをしながら歩いた

 例年、この時期の俵山では蕨(ワラビ)を採るのが楽しみだ  今回は、特に登りでは歩き初めて
暫くすると早速蕨採りが始ったので、草原から本格的な登山道に入るのが遅くなり、二の坂(防火帯)
を登った865mの尾根で昼食を食べた  

 下山では、トラックの通る展望の効かない広い林道を歩いて草原に出ると、また蕨を採りながらの
山歩きが始った  

 今回は、俵山の広大な草原を一周したことになり、蕨採りや昼食の時間などを含めて凡そ7時間半
凡そ2万1千歩余りで俵山交流館萌の里のトイレ裏に降りた

  2014年4月20日
                                          風
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早速ワラビ採りが始った

放牧の赤牛親子

牛にあまり近づかないように歩く

牛から5~6mの所を歩くと、ジィーと見つめられた

翁草は花が終わり、穂になっていた

猿捕茨(さるとりイバラ) 

猿捕茨の花径は凡そ4ミリ

春竜胆  春竜胆が一面に咲く群生地が4カ所あった

白花の春竜胆

一の坂(防火帯)に咲く山桜

一の坂を登りつめて振り返る

黄菫(キスミレ)

二の坂(防火帯)は急坂

叡山菫

肥後菫

肥後菫の群生

俵山頂上(1,094.9m)

林道出合の鉄塔

鉄塔から正面に一ノ峯、二ノ峯が見える

鉄塔から右折すると広い林道に出る 林道は工事中だった

俵山の谷コース登山道の標識

途中から涸谷に沿って歩き、「俵山交流館萌の里」のトイレ裏に降りた