以前から塗装がはげ掛かってきた4人用の食卓を替えたいと妻が云っている。
安物なんだが一応、積層材を使った食卓なので一度塗装をはがして
塗り直せばまた使用することが出来る…が、新しいモノを欲しいという。
一ヶ月半ほど前、大型家具店<ニトリ>へ出掛けてみた。
いいなぁ…と思われる食卓は無垢材を使用していて30万円以上する。
同じ無垢材でも何か分からない外国産の無垢材(ゴムの木or欧州松など)は
10万円くらいでもある。
無垢材だから、何の木でも良いわけにはいかない(笑)。
やっぱり日本の広葉樹がよろしい。
「みずめ桜」「タモ」「カエデ」等、それも年輪がつまった板が良い。
それらに似た外国材は一切駄目。
板巾が90センチくらい…皮の周辺のシラタを取った後90センチ…赤身だけで90センチの巾が欲しいというと立木で直径1m50センチ以上(笑)。
立木を切っても10年くらいは自然乾燥させたい。身近にあったら取って置いて下さい。
しかし、そんな予算は初めから無い(笑)。
3万円以下くらいでは…というと天板がデコラ製品。
しかし実用的ではある。
◆ ◆
20or30年前に倉庫に仕舞い込んでおいたブナの無垢のテーブルを倉庫内から駐車場へ引っ張り出した。テーブルの上に乗っている荷物を移動させるのもタイヘン。
ホースでザブザブと水をかけながら、洗車ブラシと金タワシを使って丸ごとゴシゴシ洗う。
洗剤を付けてザブザブ洗う。
1800×900のブナ材。
大きさがあるし、重いのでひっくり返して洗うのもタイヘン。
ショートパンツとビーサン(笑)
テーブルに付いたドロドロした汚れが洗い流された。

2or3日間の乾燥後、家具塗装屋さんに電話でたずねた。
天板だけだったらベルトサンダーで一皮削り、再塗装するコトが可能という。
今の無垢材のテーブルは天板と脚とはボルトで接合されている。
そのボルトを外して天板だけ持ってきて欲しい。
しかし、我が家のテーブルは「アリ加工」が施されていて天板と脚を外すことができない。
脚はガッチリとケヤキ材で出来て居る。
家具塗装屋は、脚が付いたままだとベルトサンダーの機械の中を通らないと云う。
取りあえず、見せて下さい…と云うわけで、トラックに乗せ家具塗装屋さんへ。
現物を見て検討後、再塗装可能になった。
話が長くなったが(笑)、そのテーブルが出来上がり、電話があって引取に行ってきた。
ベルトサンダーで一皮削り、再塗装=3万円と云っていたが、2万円にしてくれた。
ありがとう。
反りも曲がりも無い板なので、ベルトサンダーで削るんだったら、
もう数回はできる厚みがあるという。
昭和の初めに造られ、昭和29年6月に削って再塗装(テーブルの裏側に書いてあった)。
その後40年頃にも削って再塗装。
当時はカンナで削ったんだろうな。
木に詳しい人ならば、1800ミリ*900ミリのブナの一枚板。
それも白太なしの赤味だけの一枚板ということがわかるだろう。
白太を入れれば、巾は確実に1500ミリ以上のブナの木。
直径はそれ以上かも。
大正時代に大工だった明治生まれの祖父(見たことない)が作って約80年。
祖父→父→私→子供と4世代目に引き継いだ。
一生モノ…と云う言葉があるが、それを超えて何世代へと伝えて行くことも
大事なことだと思っている。

所定の位置へテーブルを置いたが大きい。
今までのモノより一回りでかい。でも、妻はオッケイという。
こんなにキレイに修理が出来るとは思っていなかった…と云う。
木は何度でも生き返る。


テーブルの裏側にモノを置く棚があって、少々膝が当たるが、それもオッケイという。
椅子もバラバラで古いモノだけど、修理して使おう…と云うことになった。

「ちぎり」「契」と云う。板の割れを防ぐ役目

節は最初から切り取って、将棋の駒を模った堅い木で埋木してある。
今晩のメインディッシュは「サバの味噌煮」(笑)。

安物なんだが一応、積層材を使った食卓なので一度塗装をはがして
塗り直せばまた使用することが出来る…が、新しいモノを欲しいという。
一ヶ月半ほど前、大型家具店<ニトリ>へ出掛けてみた。
いいなぁ…と思われる食卓は無垢材を使用していて30万円以上する。
同じ無垢材でも何か分からない外国産の無垢材(ゴムの木or欧州松など)は
10万円くらいでもある。
無垢材だから、何の木でも良いわけにはいかない(笑)。
やっぱり日本の広葉樹がよろしい。
「みずめ桜」「タモ」「カエデ」等、それも年輪がつまった板が良い。
それらに似た外国材は一切駄目。
板巾が90センチくらい…皮の周辺のシラタを取った後90センチ…赤身だけで90センチの巾が欲しいというと立木で直径1m50センチ以上(笑)。
立木を切っても10年くらいは自然乾燥させたい。身近にあったら取って置いて下さい。
しかし、そんな予算は初めから無い(笑)。
3万円以下くらいでは…というと天板がデコラ製品。
しかし実用的ではある。
◆ ◆
20or30年前に倉庫に仕舞い込んでおいたブナの無垢のテーブルを倉庫内から駐車場へ引っ張り出した。テーブルの上に乗っている荷物を移動させるのもタイヘン。
ホースでザブザブと水をかけながら、洗車ブラシと金タワシを使って丸ごとゴシゴシ洗う。
洗剤を付けてザブザブ洗う。
1800×900のブナ材。
大きさがあるし、重いのでひっくり返して洗うのもタイヘン。
ショートパンツとビーサン(笑)
テーブルに付いたドロドロした汚れが洗い流された。

2or3日間の乾燥後、家具塗装屋さんに電話でたずねた。
天板だけだったらベルトサンダーで一皮削り、再塗装するコトが可能という。
今の無垢材のテーブルは天板と脚とはボルトで接合されている。
そのボルトを外して天板だけ持ってきて欲しい。
しかし、我が家のテーブルは「アリ加工」が施されていて天板と脚を外すことができない。
脚はガッチリとケヤキ材で出来て居る。
家具塗装屋は、脚が付いたままだとベルトサンダーの機械の中を通らないと云う。
取りあえず、見せて下さい…と云うわけで、トラックに乗せ家具塗装屋さんへ。
現物を見て検討後、再塗装可能になった。
話が長くなったが(笑)、そのテーブルが出来上がり、電話があって引取に行ってきた。
ベルトサンダーで一皮削り、再塗装=3万円と云っていたが、2万円にしてくれた。
ありがとう。
反りも曲がりも無い板なので、ベルトサンダーで削るんだったら、
もう数回はできる厚みがあるという。
昭和の初めに造られ、昭和29年6月に削って再塗装(テーブルの裏側に書いてあった)。
その後40年頃にも削って再塗装。
当時はカンナで削ったんだろうな。
木に詳しい人ならば、1800ミリ*900ミリのブナの一枚板。
それも白太なしの赤味だけの一枚板ということがわかるだろう。
白太を入れれば、巾は確実に1500ミリ以上のブナの木。
直径はそれ以上かも。
大正時代に大工だった明治生まれの祖父(見たことない)が作って約80年。
祖父→父→私→子供と4世代目に引き継いだ。
一生モノ…と云う言葉があるが、それを超えて何世代へと伝えて行くことも
大事なことだと思っている。

所定の位置へテーブルを置いたが大きい。
今までのモノより一回りでかい。でも、妻はオッケイという。
こんなにキレイに修理が出来るとは思っていなかった…と云う。
木は何度でも生き返る。


テーブルの裏側にモノを置く棚があって、少々膝が当たるが、それもオッケイという。
椅子もバラバラで古いモノだけど、修理して使おう…と云うことになった。

「ちぎり」「契」と云う。板の割れを防ぐ役目

節は最初から切り取って、将棋の駒を模った堅い木で埋木してある。
今晩のメインディッシュは「サバの味噌煮」(笑)。

数年前、実家の食卓をカリモクでリニューアルしました。
天板が5万円弱、椅子座面の皮の張り替えが4脚で6万円弱、合計10万円位だったと思います。
天板(ボルト留)、座面(枠にはめてあるだけ)取り外しは単純だがとにかく重くて大変でした。
家具のキズは家族の歴史ですがリニューアルすると蘇えりますね。
椅子の足の裏にはフェルトが貼ってありますが、掃除の時大変だとお袋が言っています。(笑)
確かに重くて座った状態から椅子を引き寄せられません。(笑)
よって我家の椅子はキャスター付きです。
5代ー6代まだまだ使えますね。
余計なことですけど鯖味噌煮は二人分?
>>天板が5万円弱、椅子座面の皮の張り替えが4脚で6万円弱、
>>合計10万円位だったと思います。
良いですね。新品買ったらこの10倍以上するのでしょうね。
使えるモノは修理して使う。この「潔さ」が大事だと思ってます。
電気製品などでも修理した方が安いか、新品買った方が安いのか…悩む時があります。一昨年、ファンヒーターを修理しました。8000円くらいだったかな。新品は2万円。
悩んで修理しましたが、昨年亡くなりました(泣)。今冬、買わなくちゃ。
●soneくん。
昔の塗料と違って、凄く平滑にサラサラに塗られています。当然だけど(笑)。
手の平で撫でると気持ちいい感じ。
>>余計なことですけど鯖味噌煮は二人分?
子供の分が一皿、夫婦の分が一皿。
夫婦とも飲むと、余り食べなくなってしまうのです。
多品種少量…っていう感じかな(笑)。
テーブルの上は多品種じゃないな(泣)。
家の天板もムクで厚さ5cm程度(1枚物ではありませんが)。何年かに1度、水をぶっ掛けながら『カネダワシ』でごしごし擦り、表面の汚れをこそぎ落としてから乾燥させ、オイルを塗った後にワックスで仕上げています。
こんなページを見つけました。
http://www.spacewood.co.jp/00701.html
http://www.yanagawa-yanazai.co.jp/seizai/kidori.htm
この心材と書いてある処が「赤身」と呼んでいます。
辺材と書いてあるのが「白太」と呼んでいます。
だいたい、直径の30~40%くらいは白太です。白太は柔らかいし弱いのです。
木材の中心部が一番広いわけですが、割れやすいので木材の中心部を避けて板割り(製材)します。もし、90センチの赤身の板が欲しかったら1m40センチ以上の丸太を探します。
なおかつ、テーブルの天板にするような木材=広葉樹は杉・桧のように真っ直ぐ生えて居ません。クネクネしています。長さ1m80センチを確保できる丸太を探さなくてはならないのです。
一枚板の無垢テーブルというと、白太が付いている天板がほとんどだと思うのです。
http://www.cnet-kiso.ne.jp/y/yoshida/tables01.htm
白太も入れて巾の広い板は案外ありますが、赤身だけ…っていうと貴重品だと思っています。
レストア品といえますね。
100年もつかな、、?
ちなみにうちはパイン材の集積材のテーブルにUV塗料を塗ってありますが、やはり柔らかいです。
でも良い家具は100年以上保ちますが、電気製品は駄目ですねぇ。
ヨメがお気に入りのシャープのデジタルビデオカメラですが、修理に修理を重ねて使っていたのですが、運動会を目前にご昇天しました。
仕方が無いので代わりを買いに行きましたが、臨時出費は痛い!(涙)