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篠山紀信展

2015年06月19日 | 団塊の世代
行こう行こうと思っていた篠山紀信展 「写真力」
先日、静岡県立美術館へ行って来た。

見たい写真は一枚だけ。









暗幕が張られた会場へ入ると、目に入った最初の一枚が、
どでかい三島由紀夫の写真2枚

そのうちの一枚を観て
懐かしい昔を思い出して、いきなり、こみ上げてきた。





1967年、学生時代に、ある大経済新聞社のFという経済記者(?)と
親しくなったコトがあった。でも、ちょっと怪しい人でもあった。

文学について、経済について、新聞社について、色々ためになる話をしてくれる人であった。
当時の有名人をいかにも自分の友人のように話をする。
世間知らずの大学生としたら、憧れモノである(笑)

カネが無い貧乏学生(ボク)を美味いモノを食べに何度か連れて行ってくれた。

そのうちに「実は三島由紀夫先生と親しいのだ。今度会ってみないか?」
こっちはビックリである!。
「是非、お願いします。えぇ!ほんとですか~ぁ」

小説を読んで知っていたり、当時の平凡パンチに掲載されて知っているくらいだ。





何回目かに飲み屋さんへ行った時、焼鳥屋だと思ったが、新聞社名の入った
A4サイズの茶封筒に原稿用紙を渡された。

「これね、三島先生の使っている原稿用紙だよ。もらってきたんだ」
「えっ!、ホントですか。すごい。貰ってもイイですか」





後から思うと彼は三島由紀夫の「楯の会」のメンバーだったかもしれない。

その後そのF記者と2or3度会ったが、三島由紀夫には会えずじまいだった。

写真はその時の数枚の原稿用紙だが、真偽は不明である。満寿屋の原稿用紙。

1970年11月25日、あのニュースを中央線の中で聞いた。






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