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冷却水バルブ(2) 1GM

2014年05月22日 | エンジン1GM
一昨日、長年、Nifty時代から、このブログを読んでいただいている「Iさん」と
言うかたからメールがあった。
拙いブログを読んでいただいてありがとうございます。よろしくお願いします。

1997年進水のヤマハ33Sに乗っていらっしゃるという。
同じセイルドライブSD20の艇だ。
冷却水バルブの写真も添付してくれた。

このバブルには振動で閉まっていくのを防ぐための金属製変形L字型の器具(?)
が付いています。
閉める時は上にあげてレバーを回し、開き終わるとまた下ろすような仕組みです。






ウチの艇にも、細い針金で出来たL字型のモノが付いていた=(1)
何のためにあるのか分からなかった。

プライヤーで廻しているウチに紛失してしまった(笑)
このバネ状のモノが廻り止めの役目を果たしていたのか。
知らなかった。

それと、バルブの芯を貫通している金属棒=(2)
これは付いていなかったし、そのための穴も開いていない。







おっしゃるようにセールドライブの冷却水バルブは開閉に不便な場所にあり、
洋上でインペラ交換の必要があった際は大変ですので、時々はバルブを回して
やることにしました。


そうだったのか。
やっぱりエンジンの振動で、冷却水コックは閉まる方向に廻って閉まっていたのか。
それに違いない。
時々、バイスプライヤーでつかんで廻すことにしよう。
要チェックだな。




2014-05-26追記

ヤンマー舶用システムへ電話問い合わせ

tel:072-773-5861

製品名:冷却水コック固定バネ

製品番号:196420-02981

ヤンマーの代理店、内外交易清水支店へ
1,500円(税別)
2個、発注しました。





冷却水バルブ 1GM

2014年05月20日 | エンジン1GM
2枚は昨年の8月15日の冷却水コックの写真です。
あまり気にしていなかったのですが、写真を撮ってありました。
フルに開けてあったと思います。
思うだけですが(笑)







昨年は、スケールを当てていないので、正確な数値が分かりませんが、
今回、ピー音がでてウォーターポンプに接続している冷却水ホースを外す時に
このコックを閉めようとしたが、この通り、太いピンが出ているだけなので
素手では廻すことは不可能で、プライヤーを使って廻します。

そうしたら、オープン側に廻っていくのです。

今まで閉まっていた、冷却水が出ているので、完全には閉まっていなかった。
プライヤーで握って、何度か廻しましたから、半分くらいは閉まっていた感じです。
黄色矢印
これ以上廻らない…と云う場所で、スケールを当てて読み取りました。
約35ミリです。




ヤンマーのセイルドライブSD20の冷却水コックは、キャビン側から見て
向かって左側のずっと奧の厄介な場所にあるので、普段は開けたままです。







エンジンの振動で、コックが廻り、閉まってしまう可能性があるのだろうか?

これをチェックして、機走して見ることにしました。
モヤイを解いてドッグアウト。
2000回転から2200回転で機走。
冷却水は若干、熱くなる。
セイルを上げるために回転数を落とすが、ピー音は鳴らない。





こんなコトがあるんだろうか?
コックが半開き状態になっていた。

冷却水コックが、半分閉まっていた。


これが原因だろうか?
これが原因の気がしてきた。
ここは、何もチェックしていなかった。











何度も1GM(泣)

2014年05月14日 | エンジン1GM
日曜日、仲間のHくんと昼過ぎからサムシングでドッグアウト。
機走で、何百mも行かないところで「ピー音」(大泣)
「????」
冷却水は熱いながらも出ているのでピー音が鳴ったまま、ハーバーへ戻り、モヤイを取る。クラッチを切ってアイドリングをしていると、ピー音が止んだ。
ペラを廻してトルクがかかると冷却水が熱くなるのか。
フォールディングペラに貝が付いているのに違いない。




エンジンボックスを開けて、冷めるのを待ってウォーターポンプ、インペラ、
サーモスタット、ゴム管を分解してチェック。
何も問題ない。
「?????」




でも、ウォーターポンプを外したときにホースから出てくる水が少ない気がした。
待てよ、待てよ!。
前回、冷却水コックを開けたとき、全開にしただろうか?

ドライブユニットはヤンマーのSD20だけど、レイアウト上、
非常に扱いにくい場所に冷却水コックがある。
またレバー、ハンドルが付いていないので、プライヤーでつかんで廻さなくてはならない。
締めようと思ったけど固着してしまっているようで、廻らない。







CRCを吹き付けながら、プライヤーで行ったり来たりさせながら、廻すと
もっと開く方向へ回り始めた!(驚)
えっ、もっと開くのか!

今まで開いていた倍くらいの長さまで開いた。
コックが外れたら、一気に海水が噴き出てくるの気をつけながら(笑)
かなりコックが開いた場所で停まった。

冷却水コックが拡がった処でHくんと、もう一度、機走に出かけた。
ピー音はしない。

これで、良いのだろうか。

悩む。
シリンダー洗浄をやろうと思っていたんだが。
http://white.ap.teacup.com/something/1441.html

ヤンマー舶用システム株式会社に問うたところ、非常にきつい薬品なので
小型船はあまりやらない方が良いと、云われた。





ミキシングエルボウ 1GM

2013年09月02日 | エンジン1GM
9月1日(日)。
台風の影響で横浜へ移ってしまったタモリカップが中止になってしまったけど、
まあ、やむを得ないですね。

…と云うこととは関係ないけど、ヤンマー1GM。
確認していないところはミキシングエルボウとウォーターロック。
そんなんで、暑さでやる気は失せてしまっているけど、エンジンカバーを外して、




冷却水ホースも外して、さて…作業にと思ったら、13番のボックスレンチがない(泣)。
友人に借りに行って、再スタート。





丁寧に3個のナットを緩めて、出口の太いゴムホースも緩めた。
でも、競り合っていて外しにくい。






グリグリ、ゴリゴリやりながら、やっと外した。





ミキシングエルボウの出口。
内側のパイプは排気ガスが出るパイプ。
外側が冷却水がでる場所。
ここを短く切ったステンレスワイヤーで煙突掃除のようにガリガリやって
みたけど、何も詰まっていない。






こっちは排気ガスの入り口。
エンジンに取り付ける側で、今回は問題にしている箇所ではない。




きれいに掃除をして、液状ガスケットを塗って元に戻した。

バッテリー オン。
イグニッション・スイッチ、オン。
一発でかかる。




アイドリング時は問題ない。
回転を1500くらいまで上げて10分ほど放置。
それなりに冷却水は熱くなってくる。

ここで回転を落としても、ピー音は鳴らない。
ペラを廻していないので、トルクがかかっていないからかな。






体験会

2013年08月26日 | エンジン1GM
8月25日(日)、会長杯レースにアウトドアクラブのメンバーと参加するつもりで
いたんだが、エンジン不調のため参加をあきらめた。

そんな日は朝から雨(笑)。

昼前に艇に行って不機嫌なエンジンをもう一度点検。
ヤンマー1GM10C




ミキシングエルボウも箸を突っ込んで中をチェックしたが、
スムースに通る。スケールはほとんど付いていない。

シリンダー洗浄用のホースを入手するためにホースの径を計る。
長さは1mが2本あれば良いのかな。







そんなんで、腹が減ってドリプラ内で500円天丼を食べたんだが、
半分で満足してしまった(笑)。
エビフライ3本、野菜3枚。




雨も止んで、ハーバーではシーカヤック、ディンギー、ドラゴンボート体験会。







何クラゲなんだろう。
ハーバーのアチコチで、見かけた。



越前クラゲかも。

http://bit.ly/13RsUrh

          ◆           ◆

魚博士から、コメントあり。

スナイロクラゲです。エチゼンクラゲの近縁種です。
傘の直径が30センチぐらいかな。駿河湾にも大発生!

http://bit.ly/1dKKQFL




シリンダー洗浄

2013年08月24日 | エンジン1GM
まだ、考えているだけなんだけど、名古屋のtommyさんから提案があった。
スケール除去剤(K-1)をミキシングエルボウから送り出すと、
カーボンもバケツに入ってしまう。




故にやはり最初はサーモスタットの出口からスケール除去剤を出した方が良いと。





なるほど、そういうわけだったのか。
カーボンが混じってしまうとウォーターポンプ内、他の処にもカーボンが付着してしまう。
ウォーターポンプから入れて





サーモスタットの出口から、送り出すのが良いのだろう。












警告音

2013年08月22日 | エンジン1GM
ヤンマー1GM10C





またまた、困ったコトが起きた。
オーバーホールから4年目。
http://white.ap.teacup.com/something/758.html

2000回転くらいで機走していて、回転を落とすとピー音(泣)。
水温警告音が出てるようになってしまった。
この時、冷却水は出ているが、冷却水を触るとかなり熱い。
シリンダーヘッドを触ってみると、そこも熱い(泣)。

しゃがみ込んでウォーターポンプをのぞき込むと、下部の水抜き穴から
ポトポトと海水が垂れている。
ウォーターポンプの裏側のパッキン、ウォーターシールの寿命か。
でも、これでピー音が鳴るはずがない。
http://white.ap.teacup.com/something/1238.html

原因は他にあるだろうけど、まずウォーターポンプの交換をしよう。

給水コックを閉めようと思ってプライヤーでコックを回しても動かないのだ(泣)。
ビクともしない。




シリコンスプレーを掛けながら、少しずつ行ったり来たりしながら、コックを廻す。
それに狭いところなので、なおかつ左手でプライヤーを使っているので、非効率的。
それでも、なんとか1時間かかって、コックを閉めることが出来た。
左手がものすごく疲れた。




ウォーターポンプへ入っているゴムホース、サーモスタットへ向かっている
ゴムホースを抜き、準備万端。

さて、やっとウォーターポンプのボルトに10番ボックスレンチを差し込み
緩めようとしたら、滑ってしまうのだ。これまた(泣)。
かなり使ったレンチなので角が丸くなってしまっている。

近所のホームセンターへ行って、10番のレンチを2本買って来た。
これまた1時間(笑)。




新しい10番レンチで廻したら、あっさりと廻った。
やっぱり道具は新しいモノでないとダメだ(笑)。




ウォーターポンプの蓋を外して中を見てみると、スケールがしっかり着いている。
インペラ自体はまだ良いが、これでは動作不安定。




オイルシールも交換した再生ウォーターポンプに交換。
当然、インペラも新品。
新品のボックスレンチで適度に締め込む。




ついでに、サーモスタットのチェック。
…と云っても、サーモスタットは外してある。
この辺りの海ではサーモスタットが無くても、過冷却にはならない。







内部もかなりスケールが付着している。
またオーバーホールというのも、カネが掛かる(泣)。

ヤンマーお客様相談室に問うてみた。
ヤンマー純正スケール除去剤(K-1)を使って、洗浄してみようかな。
上手く行くのだろうか?










エンジンの警告音

2013年07月26日 | エンジン1GM
リベッチオ26に乗っている、同じハーバーの仲間からヤンマー1GMの質問が来た(笑)。
「田中さんのブログの1GMの処を見ていると、解決しそうだ(笑)。

機走していると冷却水は出ているんだけど警告音(ピー音)がなってしまう。

消去方で原因を突き止めるしかないね。
冷却水が出ているというのは、ウォーターポンプのインペラーは廻っている。





次はサーモスタット。







こいつを抜いて機走して、警告音が出なければ、サーモスタットだね(笑)
六角レンチとスパナが在れば外せるよ。

1GMの関係は、このブログ、右側の「記事カテゴリ」の「エンジン1GM」
にトラブった時の解決法が載っているからね。

http://white.ap.teacup.com/applet/something/msgcate12/archive


2GMでも基本的には同じですね。

FRPの船体は非常に丈夫だ。
でも、経年で壊れるのは、自分の身体とエンジンだ(泣)。





されどサーモスタット

2012年07月07日 | エンジン1GM
インペラーが羽根が切れた、傷が付いた、変形してしまった…など
だったら惜しげもなく、それを廃棄して新品と交換する。
でも、形が残っていたりすると、どうしても捨てられずに残っているパーツがある。
団塊の世代の「もったいない」の意識が働いてしまう(泣)。

なんとかすると直るのではないか…という希望を持って(笑)。




サーモスタットもその一つだ。




今日も(07/07)も明日も(07/08)雨だな。それに明日は午後から
叔父の四十九日の法要もある。
オリオン兵藤さんの友人のオーさんが送ってくれた資料見て、サーモスタットの
分解掃除をしてみたくなった(笑)。

しかし、相手が小さすぎる。
これを分解するような小さな道具が無いのだ。
まず頭の3ミリほどのΩ型をしたスナップリングを外さなければならない。



小さなラジオペンチはあるけど、それ以下のサイズのモノはつかめない。
オーさんからのメール指導を受けながら、分解を始めた。

カッターナイフの先を使ってリングを浮かせて、強引にペンチで引き抜く。
この時点で、リングが広がってしまった(泣)。

このリングを外すと、スケール(注)で固まってしまっているけど、
ゴリゴリしながら、なんとかラジオペンチだけで分解できた。







これを分解したおかげで、サーモスタットの仕組みが良く理解できたが、
果たしてスケールを取り除いて、正常に作動するサーモスタットが出来るだろうか?。

組み立てが出来ても、使用中にこの3ミリのスナップピンが外れてしまうと
アウトかも。また、このスナップピンが冷却水内部に入ってしまって、
途中で貼り付いたりすると、厄介なことにもなるかも。


(注)
スケールとはは、水に溶けにくい(難溶性)物質の沈澱です。
全ての物質には温度によって水に溶ける量の限界があり、これを溶解度といいます。
この溶解度を超えた量は水に溶けず沈澱しますが、この沈澱がスケールの基なのです。
しかし、沈澱は一般に軟らかいスラッジです。何故これが硬いスケールとなるのでしょうか。
これは同じ物質でありながら、結晶構造の変化に伴う形状、性質の変化によるためです。
http://www.shine-wcp.co.jp/shiryou_scale.html





再びサーモスタット

2012年07月04日 | エンジン1GM
先日、「サーモスタットを外す」をエントリした。
http://white.ap.teacup.com/something/1231.html

そして、こんな簡単な絵を貼り付けた。




西伊豆の宇久須近所まで機帆走で往復してきたけど、
今のところ、全く問題はない…はずだ(笑)。


そうしたら、オリオン兵藤さんのご友人の方からメールを戴いた。
2GM20を修理したときの記録だ。
すばらしい詳細なレポートです。
悩んでいる人には朗報のはずだと思うので掲載の了解を得ました。

>>冷却水ポンプの記事を拝見いたしましたので私が2GM20の機関を修理したときの記録を
>>参考のために添付してお送りいたします。
>>温感サーモは分解品を整備して作動温度をチェックして再び使用しました。



pdfにも変換しておきます。

http://www.the-support.net/something/etc/thermostat.pdf



調子の悪い古いサーモスタット3個(笑)。




新品のサーモスタット・キット。3,300円。



http://sea-item.shop-pro.jp/?pid=15103593

          ◆           ◆

平成8年10月から16年間、181,578km乗ったステージアがいよいよ調子が悪くなった。
パワーハンドルがやたら重くなってウンウン云うのだ。
今日は、そんな訳で、車を換える。またステージアだ。中古だけど。