そろそろ

路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信のブログ

誰に見せても恥ずかしくない仕事をしましょうぞ。10穴ハーモニカ。

2011-06-24 23:49:01 | お茶の水博士と歩く楽器街


 青柳さんのメインの10穴ハーモニカは、スズキの
ハモンド。しかし、色々な音色を手に入れるために、
その他の機種のものも買い揃えてある。

 そんな中、最近、困るのは「リー・オスカー」という
ハーモニカの交換リードプレートのビスの質が救い
ようのない位に落ちている事。いざ、プレートを交換
してビスをドライバーでしめるのだけれど、きつくしま
る前に、ビスの穴がつぶれてしまらない。しようがな
いので、古い、同機種についていたビスをはずしてと
めている。

 あらゆる部分にコスト削減の目を注ぎたいのだろ
うけれど、これでは商品自体が成り立たない。本質
は、何なのか? 

 今回の大震災が教えてくれたのは、1つ1つの仕
事を色々な事を想定しながら、想定外などという言
葉に逃げずに、手を抜かずにやっていく事。雑誌ジ
ャーナリズムが広告主をよいしょするために連呼す
る「日本のものづくりの素晴らしさ」なんてどれ程の
ものだろう? コスト・パフォーマンスに優れた商品
をどこよりも上手につくってきただけではないか? 

 しかし、ごくごく一握り、己のプライドにかけて良質
なものを提供してきた方達は確実にいらっしゃった。
そういう方達のソウルを受け継ぎたい。

 社長が命令するから、上司が言うから、コスト削減
の時代だから、お客様にはわからないから・・・。そん
な仕事なら辞めてしまわれればいい。誰に見せても
恥ずかしくない仕事を1つ1つやっていきましょうぞ。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
        http://pub.ne.jp/solo_solo/



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」

http://www.stickam.jp/video/179719778

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