深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

年の初めの腰痛治療

2015-01-05 10:35:52 | 症例から考える

2015年一発目のBGMには、アニメ『七つの大罪』のOST「Big罪罪罪罪罪罪罪」なんてどうだろう。




年末年始は群馬の実家に帰省していたが、1/2の夜、風呂に入っている途中、湯船の中で強烈な腰痛に襲われた。これまでも腰痛は何度か経験してきたが、それとは痛みの程度が明らかに違う。痛みで上体を起こすことができず、しばらく湯船から出られなくなった。


とはいえ母親に助けを求めることはしたくなかったので、その場でできる治療を開始。

具体的には、痛みのある箇所を中心にTL(セラピー・ローカライゼーション=筋反射テストによって治療箇所を特定するために手で触れること)して「弱さ」(=筋反射テストでアンロックする)の反応を示すところを見つけ出してポーズ・ロック、スタック(=いずれも、その「弱さ」の反応を示す情報を一時的に記憶領域に格納すること)し、その「弱さ」を解決できる手段を探し出して、それを行う、というキネシオロジーによる治療の一連の手順を行っただけだ。

それで痛みがかなり楽になった──と言えればいいのだが、期待したほどの改善は見られず。それでも何とか湯船から出られる程度には、ゆっくりとだが体が動かせるようにはなった。

そして、どうにか立つことはできたが、少し腰を曲げたりひねったりしようとすると、すぐにビキッという痛みが走り、何かに掴まらないと立っていられない。逆に言うと、上体を真っ直ぐにしておけば、どうにか持ちこたえられそうだ。

というわけで、食事とテレビは主に正座して過ごしたが(畳の居間なので椅子はない)、さすがにずっと正座はキツいので、テレビは途中からごろ寝して見たが、一度ごろ寝してしまうと起き上がるのがメッチャ大変で、母が寝室に行ってしまった後は、臥位のままセルフのクラニオやフォーカシングを使って腰の治療を試みていた。


なぜ、いきなりそんな腰痛になってしまったのかハッキリしたことはわからないが、キネシオロジーを使ってマインドで聞いた結果は「冷え」が大きな要因だった可能性がある。実際、2日は昼間、母親と初詣に行き、45分くらい外に立っていた。それに何より実家の私の部屋は寒い。日当たりはいいが、暖房のない板張りの部屋なので夜はしんしんと冷える。何年か前、夜中に机の上に置いていた腕時計が止まっていたこともあった。もちろん電池切れではなく室温が低すぎたためだ。

それと、帰ってから本のレビューを投稿するために変な姿勢で長時間スマホを使っていたことから、電磁波による影響が引き金を引いたのかもしれない(しかも、そのレビューはなぜか消えてしまい、3日に書き直す羽目になった)。


2日の夜は布団に入った後も、大腰筋や中殿筋を仮想的な筋力テストで調べて治療する、などということを続けた。

そのせいか、3日の朝には症状が30%程度軽減したが、まだ仰臥位で膝を立て殿部をベッドから持ち上げようとしても持ち上げられず、臥位から起き上がるのもかなり大変という状態のまま。それでも上体を正立させていれば物を持って移動することは、ほぼ支障なくできたので、予定どおり昼に向こうを発って埼玉に戻ってきた。

そして5日の朝、布団の中で腰にイメージの手でTLして「弱さ」をポーズ・ロック、スタックして、エッセンシャルオイルでそれを取ると、仰臥位で膝を立て殿部を床面から持ち上げられるようになっていた。


治療に関しては、あまりにもいろんなことをやり過ぎて、何かが決定打になったのか、あるいは、やったことが全体として少しずつ効いたのか、よくわからない。ただ、自分のやっている治療が、ひどい腰痛を一瞬で治せるようなものではないこと、それも効果があるものだということを、改めて身をもって体験した次第。


2014年は夏頃から12月末までずっと歯医者通いが続いたり、年末にはカゼを引いたことがきっかけで、ひどいノドの痛みが2週間も取れなかったり(これは普段からあることだが)激しい頭痛が起こるなど、いろいろ体に問題が出ていた。今もまだ右腰の状態は完全ではないが、何とかだましだましやっていくことになるだろう。


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