幸せについて 2012-09-30 10:01:02 | 一治療家の視点 私は治療家を名乗っているが、人の体とか解剖・生理に特別の思い入れや関心があるわけではないし、「困ってる人を救いたくて」とか「世のため人のため」なんてことのためにやっているわけでもない。では、そんな自分が治療家なんてことをしているのは何のためか──そんなことをよく考える。辿り着いた現時点での答は、「この世界の核心に触れたい」ということ。私にとって治療というのは、そこに至るための手段の1つという位置づ . . . 本文を読む
「残す」技術 2012-09-25 16:43:49 | Weblog ディジタル機器とネットワーク環境の発達によって、今や自分の生活の細々したことまで記録できるようになった。1人の人間が生まれてから死ぬまで(あるいは生まれる前から死んだ後まで)のほぼ完全なライフ・ログを作ることも現実に可能だ(そして、実際に自分のライフ・ログを作っている人も少なくないらしい)。そこで今後、大きな問題になるのは、そうした膨大な量のデータをどのように安全に、そして確実に残すかという、「残 . . . 本文を読む
セミナー第4回を中止にする 2012-09-16 11:25:44 | 一治療家の視点 キネシオロジー連続セミナーの第4回は、参加者が集まらなくて中止となった。今回の連続セミナーで本当に伝えたかったのは、この第4回でやる予定だったことなのにな…(第1~3回は、そのための準備)。自分で言うのも何だけど、「今度のセミナーは凄いぞ。これを知ったら、もしかしたら世界観が全く変わってしまう人も出るんじゃないか」と本気で思っていたくらいの内容を準備していたのだが、「それを知りたい」 . . . 本文を読む
VMキネシオロジー 3 2012-09-08 17:07:54 | 症例から考える キネシオロジー・セミナーの宣伝も兼ねて書いているシリーズの第3弾。 この記事はVMキネシオロジー 1、2の続きなので、未読の方はまずそちらをご覧下さい。用語の説明については1、2で述べたものは省略。で、BGMも1、2と同じくアニメ『ギルティクラウン』のOSTから「Bios」だ。一口にキネシオロジーといってもさまざまな種類があるが、ポーズ・ロック(PL)やスタックといった手法を用いるキネシオロジー . . . 本文を読む
『シンデレラの罠』の罠 2012-09-03 18:35:11 | 趣味人的レビュー 音に聞こえたセバスチアン・ジャプリゾの『シンデレラの罠』を、ついに読了。ワーイ、ワーイ この作品は、読み始めてから読み終わるまでに実に約35年かかったことになる。 『シンデレラの罠』といえば、世界的に有名なこのコピー。 わたしの名前はミシェル・イゾラ。歳は二十歳。わたしが語るのは、殺人事件の物語です。わたしはその事件の探偵です。そして証人です。また被害者です。さらには犯人です。わたしは四人全部 . . . 本文を読む