深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

ルンルが「来て」る?

2015-11-03 00:55:26 | 一治療家の視点

この間の「『なんちゃってフォトリーディング』の話」の中でもルンルの話をちょっとだけ出したが、それを書いた直後に届いたメルマガ「名言セラピー」で、ひすいこたろうさんがルンルのことをドンと取り上げていたので驚いた(シンクロニシティか?)。何でも今度、植原紘治先生との共著で本を出すのだという。

そして私のブログでも、ずいぶん前に書いたものであるにもかかわらず「ルンルを受けてくる」へのアクセスが結構多いのだ。キネシオロジーやクラニオについて書いた記事よりも。このブログはそっちの方がメインのはずなのに。

今、ルンルが「来て」るのか?

そういうわけで、今回はシェイクスピアの『テンペスト』を映画化した、ピーター・グリーナウェイ監督作品『プロスペローの本』のOSTから「Prospero's magic」をBGMに、件(くだん)のメルマガ記事を以下に引用する。



僕が植原先生のもとを訪ねたのは5年前。

コンサルタントの船井幸雄さんがその著書の中で、
植原先生の速読(サイバーリーデイング)
『ルン・ル』を絶賛されていたのがきっかけでした。


早速、訪ねたわけですが、
皆さん、和室の部屋で横になって、ただ寝ているだけなのです。


一切、植原先生からも説明がないので、僕も見よう見まねで横になりました。


速読なのに誰も本を持っていません。
そうこうするうちに植原先生がゆっくりと歩き出して、
なんだかよくわからない呪文のような、マントラをかなで始めたのです。


仰天しました。


「あ、あ、あやしい……。来ては行けないところに来てしまった」






それが僕の最初の印象です(笑)


結局、寝てしまい、わけもわからず『ルン・ル』は終了しました。


僕は植原先生に、「なんだったんですか!?」
となかばクレームをつけるかのように質問しました。

このとき、植原先生はニコッとして、こう言ったんです。



「人は死んだように寝れたら、それだけで大丈夫!」




なにが大丈夫なんだ!? (笑)


表面意識では、さっぱり意味がわかりませんでしたが、
僕の潜在意識は警報をならしていたのです。



「この先生は圧倒的な本物だ。僕の理解を超えているからわからないだけだ」と。



74歳になる植原紘治先生の瞳の奥に、
僕は巨大な叡智を感じたんです。




その直感に従い、わけもわからないまま通い続け5年が経ちました。



最初に質問したときに、この先生の伝えたいことは言葉じゃないと直感したので、
それから5年間、一度も質問することはありませんでした。

ルン・ルの効果がわかったのは実は最近なんです。


ある出版社さんより、歴史の本を書くように依頼されたのですが、
歴史の本は多数の文献を読む必要があるので、ずっと後回しにしていたんです。

さすがにもう後回しにできない状況になったときに、積んであった本を手に取り、
必要なところだけ目に飛び込んで来いと思ってめくっていったんです。

すると、なんと、見事に必要なところだけ目に入ってくるんです。

結局、1日で30冊近い本を読破できました。
自分の処理速度があまりに速くなっていることに驚きました。
自分の凄さにおもわず自分のサインが欲しくなったほどです(笑)。



僕は大学時代に、新体道という武道を習っていたのですが、
そこでの極意も『ルン・ル』と一緒でした。
人はゆるんだときにもっとも力を発揮すると。
もうヘロヘロになり、どこにも力が入らないときこそ、すごい突きがでるんです。



人は心も体も魂もゆるんだときに、
「自我」の背後に控える、「存在(いのち)」の力が出てくるんです。



植原先生は、「存在」の響きをもって、ゆるむ場を創造している。
それが5年たって最近少しだけ垣間みえてきました。

ちなみに、植原先生はルンル中、脳波がデルター波になっていることから、
船井幸雄さんはルンルを「デルター波速読法」と名付けました。
デルター波というと、アルファー波よりももっと脳波が下がった状態で、
本来であれば、熟睡しているとき以外は出ない脳波です。
植原先生は、自身がデルター波となり
その共鳴共振効果でゆるむ場を創造していたんです。


植原先生のルンル体験をされたあと、
「ひさしぶりにいいお経を聞かせていただきました。
戦前は、このようなお経を唱えられるお坊さんは多かったのですが、
今日はほんとうにひさしぶりです」とおっしゃった方がいたそうです。

自分の余分な力を祓い、清め、解き放つお経であり、祝詞、
それがルン・ルなのだと思います。


植原先生は30年間、ルン・ルをやっているわけですが、
伝えたいことは響きであって、言葉じゃないからと、
まったく自身がやってることを言葉で説明されないんです。


でも、言葉にならないものを
言葉にする天才じゃないですか、僕は!?(笑)

植原先生の叡智をこの星に残しておく必要があると感じて、
挑戦させていただいたのがこの1冊です。


植原先生が30年の沈黙を破って初めてその世界観を語った本です。

「ゆるんだ人からうまくいく。」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4864713162/nicecopy-22

ついでにもう1つ。

「サイバーリーデイング」と呼ばれる

デルター波速読ルン・ルを30年以上前からやってらっしゃる植原紘治先生。

本を読むことが大好きすぎて

20代は会社もやめて
浮浪者になった。


浮浪者になれば時間が自由になり
ずっと
本を読んでられるから。


そして20歳から28歳までの8年間を
新宿の公園で過ごし
お金がなくなったら、
日雇いで働き
あとはひたすら公園でずっと本を読み続けた。


自然に速読もできるようになり、
何万冊と本を読んだ。

いまだにたくさん本を買っちゃうのが悩みだとか。


僕も本に人生を救われたから
相当クレイジーなまでに本を愛してるけど、

植原先生の本好きは桁が違う。


植原紘治先生。
74歳。


30年以上続けている意識全開メソッド「ルン・ル」は
とても人に説明できるようなものじゃないし、
植原先生が伝えたいことは
そもそも言葉じゃない。

だから自らは一切、説明することもなく
PRすることもなく
ホームページすら自身ではつくってない。
30年間沈黙を続け
わかる人が来てくれるだけでいい
そのスタンスでたんたんと続けられていた。


僕は、このまま植原先生が沈黙を続けるのは
この星の損失になると感じ、
今回、本に関わらせてもらった。

言葉にできない世界を
言葉にするのは
僕にとっても大きな挑戦だったけど
俺にしかできないだろうなという自負はあった。




先日、本の見本の表紙を植原先生に見せた時、
「まさか、自分の本ができるとは」と言ってくれて
とろけるような表情を見せてくれた。
かわいい先生なんだ。



その表情をみたときに、
もう、僕は、うれし涙をこらえるくらいうれしかった。


だって、本を愛するあまり
8年間も浮浪者生活するような人なんだよ。


この宇宙で一番本を愛する人が
喜んでくれる本をつくれたんだ。


ほんとにうれしかった。



でね、このときはまだ
見本だったんだ。


本物はね


明日の夜できる。


明日、僕だけ出版社さんに一足先に取りにいって、
その翌日は、
船井フォーラムだから
そこで渡すんだ。朝一番に。


植原先生、今度は、どんな表情になるかな。




3000人の前にルン・ルを響かせる
直前に本を渡せちゃうなんて
なんて素敵な演出なんだ。


本の神様も粋なはからいをしてくだるよね。



「ゆるんだ人からうまくいく。」
まもなく発売です。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4864713162/nicecopy-22

ちなみに、もう本は出ている。私はまだ買ってないけど。


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