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カバラと「生命の木」 36

2024-06-21 12:12:14 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第36回。第10セフィラ、マルクトについての続き。 マルクトは「王国」と呼ばれる。ここでいう「王」とは、「至高の三角形」を除く6つの中央部のセフィロトからなる「小さな顔」を表す。マルクト、つまり物質の天球は、これら6つのセフィロトから顕現する天球である。そして、それら6つのセフィロトは「至高の三角形」から流出したものだ。中央の柱=均衡の柱の最下部に位置するマルクトは、ケ . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 35

2023-09-24 11:29:53 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第35回。今は第10セフィラ、マルクトについて述べている。 高次の世界の思考では明確に捉えられないものを最終的に明確化、具現化するのが、マルクトの持つ形を与え物質化する機能である。他の全てのセフィロトから流出したものは、マルクトに到達すると光り輝き、眼に見えるものとなる。ゆえに、あらゆる魔術的ワークは完了するに際してマルクトを通過しなければならない。力が最終的に形となる . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 34

2023-05-20 18:06:53 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第34回はマルクトについての続き。 マルクトにおける四大元素は物質界における顕現の4つの形態に対応している。そのうちの、四大元素とヒポクラテスによる四気質、タロットの四つ組み、黄道十二宮、7惑星の対応については、このようになる。 「地」の元素:四気質は「粘液質」、タロットは「星」の組、黄道十二宮は「金牛宮」、「処女宮」、「磨羯宮」「水」の元素:四気質は「黒胆汁質(憂鬱 . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 33

2023-02-22 10:11:03 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第33回。「生命の木」の第10セフィラ、マルクトについての続き。 まず第9セフィラであるイエソドとマルクトの関係について動画で。 イエソドは形を与える原理であり、そこで形成されるものは全て(それが相容れないものを含まない限り)マルクトで具現化(=物質化)されることになる。それでも物質粒子は極めて反抗的で鈍重なので、秘伝家が「火の元素」と名づける、物質の最も希薄な部 . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 31

2022-10-10 12:54:51 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第31回も第9セフィラ、イエソドについての続き。 第30回で述べたように、月と地球は1つのエーテル体ダブルを共有し、動植物の生理作用に重要な役割を持っている。そんなエーテル的活動を刺激するのが、月の光である。1つのエーテル体ダブルを共有する月と地球は、満月の時にエーテル的活動が最も活発になる。逆に新月では、あらゆるエーテル的活動が最も低下して無秩序な力が生じやすくなる。 . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 30

2022-07-14 11:21:52 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第30回。今は第9セフィラ、イエソドについて見ている。 イエソドはオカルティズムの実践において極めて重要な天球である。なぜならマルクトから意識を上昇させる時に到達する最初の天球がイエソドだからだ。イエソドはイメージの宝庫、地の天球(=マルクト)を反映するエーテルであり、ミクロコスモスでは心理学者の言う「無意識」に相当する、人間の幼年時代からの抑圧された古代の忘れられた事 . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 29

2022-06-06 10:47:53 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第29回は、第9セフィラ、イエソドについての続き。 第28回で述べたように、いかなる魔術を持ってしても物質界の状況を勝手に自らの意志に従わせることはできない。それは即ち、物質界の状況が魔術によって影響されることはない、ということを表している。物質界であるマルクトへは、ただイエソドを通じて接近できるだけであり、イエソドへはホドを通じて接近できるだけである。 我々の現在の . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 28

2022-04-16 19:07:01 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第28回。今回から話は第9セフィラ、イエソドへと移る。 イエソドの象徴体系は矛盾する両面からなる。一方は強固に確立された宇宙の基盤としてのイエソド(実際、イエソドの魔法イメージは力強い裸の男性であり、神名のシャダイは「全能」を意味する)。そしてもう一方は非常に流動的で常に変動する状態にある月、水の属性を持ったイエソドである。 この矛盾を調和させるものがイエツィラー文に . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 27

2022-01-30 14:41:22 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第27回は、第26回に引き続き、第8セフィラ、ホドについて。 宇宙にある根源的な力は、コクマーの「肯定的力」とビナーの「否定的力」の2つである。「生命の木」において力の流出はセフィラの番号順に起こるが、これら2つのセフィラが作る至高的世界は「生命の木」の中で下に向かって対角線的に反映される。つまり、ビナー→ケセド(ゲデュラー)→ホドという形でそれが起 . . . 本文を読む
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カバラと「生命の木」 26

2021-09-30 17:24:54 | 心身宇宙論
「カバラと『生命の木』」の第26回。第25回までは第7セフィラ、ネツァクについて見てきたので、今回は第8セフィラ、ホドについて見ていく。 「生命の木」において重要なのは、セフィラは単一では機能しないということである。セフィラは均衡の取れた対立する一対を持たねばならず、そこから均衡した第三者が生じて初めて機能するのだ。低次の機能する三角形はネツァク、ホド、イエソドからなる。このうちのネツァクとホド . . . 本文を読む
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