押井守の話を聞きに行く 2016-01-29 19:23:46 | 趣味人的レビュー 私は埼玉県草加市の在住だが、北千住にある足立区の中央図書館は草加市立図書館に比べて専門書類が充実していて、よく調べ物にも行くので、足立区立図書館の貸し出しカードも持っている。その足立区の中央図書館が15周年の記念イベントとして、1/24に東京電機大のホールで『押井守の世界観』というトークイベントを行った。年末に図書館に行ったら参加希望者を募っていたので、ダメ元で申し込んだら抽選に通って、この日、最 . . . 本文を読む
脳と意識 2016-01-24 09:16:31 | 一治療家の視点 「意識」とは何か?──その半ば哲学的とも言えるその問い対して、過去20年の認知科学、神経生理学、脳画像研究の成果を元に、思索的にではなく徹頭徹尾、検証可能な実験的アプローチによって迫ったのが、スタニスラス・ドゥアンヌの『意識と脳』である。 なぜ「意識」を実験的に調べることができるのか? それは「意識」というものの定義による。「意識」に関する言葉は日常生活でもよく出てくるが、多くの場合、言葉の . . . 本文を読む
料金を踏み倒される 2016-01-13 12:45:23 | 一治療家の視点 正月早々、施術代金を踏み倒された。1/6に来た新患だった。施術を終えて「では11000円になります」と言うと、 「あ! ゴメンナサイ、財布を会社に置いてきちゃった。しまったなあ。会社に戻れば財布はあるんで、振込口座を教えてもらえれば、会社に戻ったらすぐに払い込みますから」 と。これまでも支払いの時、「お金を下ろし忘れて来ちゃいました。近くのコンビニで下ろしてきますから待っててください」といった . . . 本文を読む
時空と生命 1 2016-01-06 09:35:36 | 一治療家の視点 これは「ブクレコ」に『時空と生命』のレビューとして書いたものに加筆修正したものである。 書かれていることは非常に重要で本質的で画期的なもののはずだが、(多分、読み手の力量の問題もあって)なかなかそれについての明確な象を描くことができない、何だかとても「おもはゆい本」。それがこの『時空と生命』を読み終えての第一の感想だ。 以下は初読段階で私が掴むことのできたものを、暫定版として書いたもの。こ . . . 本文を読む