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ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

福祉をなめるな!!

2009-11-09 23:26:08 | 多事争論
仕事は忙しい。

体調も良くはない。

その上、今日の報道を見て、何とも言えない激しい怒りが爆発した。

まず、酒井法子被告。

「母の介護の為に勉強したい」、そして「音楽療法の仕事に就きたい」と言った。



ファンだったから、余計に悲しいし腹が立つ。
そして福祉の仕事に関わる人間として言わしてもらうと、己が犯した重大な犯罪が裁かれる場にあって、イメージ・アップの為に「福祉の仕事に就く」と言わないで欲しい。

TV・新聞・週刊誌ではないが、酒井被告がこんな事を言うのは自身が更生する、又はタレント・女優として出来るだけクリーンなイメージで復帰する事を念頭においての発言と、したり顔で記者や解説者がコメントしていた。

それにも苛つく。

「福祉」という仕事は、そんなに高尚なモノではない。
厳密に言えば、「働く」と言う行為に何の格差も無く、どんな職種であれ非常に尊く大切な行為であると思う。

それを「福祉の仕事に就く」=「改心」と言うのは、一体どう言う認識なのだろうか!?

福祉の仕事に就く、それはこれまでの世界を捨てて、世間とは隔離された世界に身を投じる事か?

では、今現在も福祉の現場で働く我々は、この世間から隔離されて、高尚で非常に尊い仕事をしているのか?!

それは違う。

この世界で飯を食ってきたから言わしてもらうが、福祉なんて誰もが出来る仕事の一つに過ぎない。

確かに、求められるのは「専門性」であり、より高い知識と技術は求められる。

だが、どれだけ知識と技術があっても、当の本人の“人間性”が腐っていたら、専門性以前の問題になる。
知識や理論、技術ばかりに捕らわれて、そこに一番大切なモノを見失っている業界の“権威”と呼ばれるエラい人々は、今まで嫌って言う位に出会ってきた。
しかし、それはどんな職種・世界にあっても当たり前の事だろう。

大切なのは、その仕事に関わる人間の“心”と“情熱”だ。

コレは、どんな職業でも変わらないと思う。

昔、ずっと若い頃、「福祉の仕事」に初めて就いた時。
近所のおばちゃん達から、よく「若いのにエラいね」等と良く言われた。
それが、個人的には物凄く嫌だった。

逆に言う、僕みたいなチャランポランでいい加減な人間でも出来る仕事なのだ。
毎朝、髪をセットして、スーツを着るサラリーマンの方がどれだけ凄いのか…と痛感していた。

僕には絶対出来ない。

自分が好きだから、今もこの世界で仕事をしているだけだ。

自分が好きで入った世界を否定、又は蔑むような発言は、結局どんだけ「芸能界」というものが腐っていると言っているのと変わり無い。


更に、今整形し逃亡を続ける極悪人・市橋容疑者。



コイツは、大阪の建設現場の仕事に住み込みで、何と一年以上も働いていたと言う報道があった。
おまけにコイツは、潜伏先の大阪の現場を離れる際に、「金が貯まったから、ひきこもりだったので親に親孝行をしたい」といった発言をして退職したらしい。

ふざけるな!!

この類いの発言をしたら体裁が良い程度にコイツは思っていただろうが、結果今後「ひきこもり」経験者の社会復帰にどれだけ大きな障害と差別になると思うのか…。

こんなヤツ、自分のブログに顔写真も挙げたく無い。
でも、早く捕まって欲しいと心から願う。
そして、相応しい裁きと罰を受けるべきだ。

日本の今後の「福祉」に対して、ブレまくった挙げ句、未だ明確な基本方針を出せない、否、出さない政治にも反吐が出る。
結局、大切な国会の場にあって、何の議論もされずに、同じ様に互いに罵倒し合うだけで、そこからは未来を見据えた建設的な発想は生まれない。
官僚が「天下り」するだけの、法改正では政権交代した意味は何も無い。

僕も、決して立派な人間ではない。
でも、今日は敢えて言わしてください。
声を大にして言いたい、「福祉」をなめるな!!



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