ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
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闇ナベみたいな奴ら?!

2014-03-08 17:51:38 | アニメ・コミック
『銀の匙』、最新刊である11巻を読む。

季節の移り変わりと共に、物語は一つの“区切り”を迎えます。

相変わらず微妙な八軒くんと御影ちゃんの関係も笑えます。
それに悪態をつきつつ、巻き込まれる(サポートする)友人達の姿は微笑ましい。
更にやっと復活したものの、その存在が「歩く災い」と化した大川先輩も笑えます(でも彼の未来は心配:苦笑)。

あと自分の「将来」について悩み続けた八軒くん。
遂に、その“ヒント”を掴み動き始めます。
その姿は、一年間で様々な経験を積み1人の人間として逞しく成長して来た証拠だと思います。
それを最も象徴するのが、あの父親・数正との対話ではないでしょうか?

ある種、異様な“殺気(威圧感)”を放つ父。
マロン号や御影ちゃんは、「目をそらすと殺される」と恐怖します(笑)。
そんな父に怖れを抱く事なく、自分の意見を目を見て主張する八軒くん。
自身のダーク・サイドの大きな一因だった父・数正、そんな父としっかり向き合っている彼に強さを感じました。

更に言えば、父・数正。
その威圧感や一見すると冷淡な言動による印象を持たれるが、実は息子の事を本当に気に掛けて心配しているのも判ります
(しっかり下宿先に挨拶に訪れ、そこでの新生活を心配している→以前過労で倒れた“前科”が八軒くんにはある:苦笑)。
そこで息子の確かな成長と決意を感じ、「本気には本気で返す」と言う発言につながったと思います。

エゾノーの皆は2年生に進級。
新たな生活の始まりを迎えるのと同時に、「銀の匙」と言う物語は新たなストーリーが始まります。
今後、“先輩”となる八軒くん達がどんな物語を繰り広げるのか楽しみです。


「あと2年、本気でやるから見てて欲しい。」


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