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ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

花火、解散、そしてネットに潜む快楽殺人鬼

2005-08-08 22:17:23 | 多事争論
今日は凄い一日だ。
まず例の郵政法案が参院で否決され、小泉首相が解散を宣言した。
個人的には郵政云々よりも例の障害者自立支援法が気になり、現状を把握していない“改悪”に猛反対していたので今回の解散は大賛成だ。
国民不在の政策に対して次の選挙で、今民意を反映出来る最大のチャンスではないだろうか?!
生まれて初めて国会中継を見入っていた、これから見ているだけで笑える政治家達の笑えないコメディーが今度の9.11まで繰り広げられる。
今こんな状況にあって予算削減を早々に決定した市は何を思う? 予算削減をするなら映画館で垂れ流している市政ニュースをさっさと止めるべきではないだろうか!?
そんな中今日近所で花火大会が開催された。
帰りの駅や電車で人並みにウンザリしたが、家に帰ってから少し遠いが花火を見る事が出来た。
いつ観ても思うが日本の世界一と言われる花火は、ため息が出るほど美しい。
国益よりも己の利益を優先するバカな政治家達の戯言を並べて気分が悪かったが、美しい花火を見ていると心が洗われる様だった…。
そして週末に発覚した自殺ネットを利用した快楽殺人鬼の詳細が明らかになった。
あまりの惨さに言葉を失うが、こんな犯罪が起きる度に今までの日本の常識や価値観は何も意味を持たない事を思い知らされる。
あんな鬼畜外道な犯罪は決して許されない、でもこんな犯罪はこれから歯止め無く発生するであろう予感がする。
理性、倫理、道徳、人間性等は犯罪を知る上で何も意味を持たないのだろう。
コレは快楽殺人なのだ、ただ「楽しい!」から人を殺すのだから…。
今さらだが世の中何かが狂っている、もう誰にもそれを止める事が出来ないのかもしれない。
我らに神の怒りの鉄槌が下されん事を…。

“若さ”と“経験”の間にある微妙な距離

2005-07-25 23:51:15 | 多事争論
最近心身共に調子が低空飛行気味だ。
具体的に何がどうって訳ではないが、最近色々思い悩む事が多いのは事実だ(苦笑)。
とりわけ“仕事”に関する悩みは多い。
もう気が付くと世間からはベテランと呼ばれる年齢とキャリアを重ね、今まで以上に自分の仕事に対しての“責任”が重くなって来ている。
性格的にあまり難しく物事を考える事が苦手なんで、最低限の常識と人間性があるのなら大抵の事は何とかなるとは思っている(笑)。
だが実際に物事や仕事はそんなにたやすく行かない、絶対に何らかの問題が発生し頭を痛める事になってしまう…。
今はとりわけ自分より「若い世代」に対して悩んでいる。
多分自分が彼らと同じ世代だった頃は、きっと高慢で人の話が聞けない生意気な若造だったと思う(苦笑)。
“若い”と己の情熱と志ばかりが先行してしまう、何か言っても結局は聞く耳を持たないものだ。
結局は自分で様々な経験を積む事によって学び、過去を振り返り自分を見つめる事が出来れば成長出来る筈だ。
何か痛い目に遭っても自分を省みる事が出来ず、全てを自分以外の周りに責任を押しつける様な人間は、結局自分にも他人にも寛容になる事が出来ず時間の流れに取り残されて行くだけだ。
そんな風になってから気付いても手遅れだ、もうそこに居るのは自分だけと言う悲しい現実と向き合う事になる…。
人間は歳を食えば食う程に心の寛容さから遠ざかる、気が付いてからでは遅過ぎると思えてしまう。
決して自分の事を人格者だと驕った考えを持っているのはではない、ただ彼らより先に生まれて痛い目に沢山遭った、自分が経験した様なイヤな思いを誰にも味わって欲しくないのだ。
もう少し客観的に話に耳を傾け、それを受け入れる心の余裕を持って欲しいと心から思う。
今やっている事が結局は後で自分の首を絞めている事、そして息が出来なくなり自分で墓穴を掘る事につながる事に、あまり感情的にならず慎重になって欲しい…。
何か柄にもなく説教臭くなった、話題を替えよう!
先日のARCH ENEMYの新作『Doomsday Machine』を聴いてから、自分の中で今メロディック・デス・メタルな対する熱が上がっている。
そんな訳で今気に入っているのがCHILDREN OF BODOMの『Hate Crew Deathroll』だ。
相変わらずテンションの高い演奏と、純粋なHMとしてのカッコ良さに満ちている(アレキシのGとヤンネのKeyのバトルは鳥肌モノの壮絶さ!)傑作だ。
秋には待望の新作が出るので今から楽しみだ、CHILDREN OF BODOMに関してはまた機会があればゆっくり語りたい。
まだ一週間が始まったばかりだが、明日は台風の影響を受けそうで、しばらく身辺が何かと騒がしいだろう…。

“牛の首”

2005-07-24 01:16:46 | 多事争論
8chで夏恒例の20何時間テレビをやっている。
某局での偽善的なチャリティー番組を露骨に馬鹿にし、一日通して延々とバカ騒ぎを垂れ流すのは痛快だ(笑)。
とは言え先日の女性局アナがヤラかした、未成年アイドルへの飲酒問題の直後だけに反感を持つ視聴者も多いだろう。
そのせいか冒頭で上司が人事移動(左遷)を賭けてマラソンをする展開には、悲しき中間管理職の姿が見えて笑えない。
まぁ~この番組自体にある程度の“仕込み”があるのは当然だろうが、明日どんなオチを付けるのかが興味深い。
毎年の“お約束”だがこの番組は深夜の方が面白い、いつも「事件」は真夜中に起きるのだ…今年は逆風の中で何をやるか楽しみだ。
話題は例によってコロっと変わるが、今日ヨメさんと一緒に買い物に出掛けた。
ヨメさんが買い物をしている間、僕は本屋で時間を潰した(笑)。
欲しい本はすぐに買ったが、久々に本屋の中をウロウロして立ち読みを堪能した。
さすがに夏だけありホラー・怪談系の書籍が一杯あった、今や世界のJホラーだが最近の流行りは「実録/都市伝説」系の様だ。
中でも個人的に興味を惹かれた…と言うか、読んでいて怖かったのが「牛の首」の話だ。
僕も以前にこの「牛の首」の話は聞いていた。
「牛の首」が都市伝説となったのは、昔小学校での遠足のバスの中で教師が話した怪談がこの「牛の首」で、恐怖のあまり子供達やバスの運転手まで次々発狂して大事故を起こした…と言うのがキッカケらしい。
この「牛の首」は関西地区で特に有名で、“くだん”と呼ばれたりしているそうだ。
だが、あまりにヤバい怪談なんで、このネタの真相を追求するのはタブー視されているそうだ。
この“くだん”、地方によっては災いの元凶であったり、縁起モノであったり様々だったりする。
僕も怖いからコレ以上あまり詳しく知りたくない(苦笑)、世の中知らない方が幸せな事は山程あるものだ。
特に京都には洒落にならない都市伝説がゴマンとある、TVや書籍ではヤバ過ぎて扱えない話がゴロゴロしているのだ。
そんな事を思うと寝苦しい夜も少しは涼しくなるだろう、“くだん”の話を聞いて不条理ホラーの傑作『牛頭』を思い出してしまった…。

Ten Years After

2005-07-22 01:51:05 | 多事争論
また世の中が不穏な空気が満ちてきた。
ロンドンでの悲惨な爆破テロ、それによるイスラム社会に対する緊張と迫害、もはやこの世界には“安全な場所”が存在しない事実と恐怖…。
そして日本でも胡散臭い“自称”医学博士なる人物が訳の判らぬ治療を施し少女を殺し、見る度に覇気が失せている国の指導者は国民の税金を無駄使いしながら頓珍漢な発言を繰り返している。
夏の熱気に魘されて誰もが苛立っているかの様だ、コレ以上何も起きないことを心から願うばかりだ。
話題はコロっと変わるが、僕が毎月買っている「映画秘宝」なる雑誌が創刊10周年を迎えた。
飽きっぽい僕が10年以上も長い間買い読み続けている雑誌は、今となってはこの映画秘宝とBurrn!だけである(笑)。
当初この映画秘宝は雑誌ではなく、“ムック”(と呼んで良いのかな?)の形態で発刊された。
初めて読んだ時は「何やこの“濃~い”本は?」と驚いたもんだ(爆笑)、それが季刊誌となり遂には月刊誌にまでなったんだから驚きだ。
発刊当時の全てを破壊するかの様な爆発的な勢いが消えたと指摘する声も聞こえるが、今でも充分にアブない内容で普通ではない空気を漂わせているのは確かだ。
カルトな映画を今では“秘宝向き”だと評価される事もある、この10年と言う歳月でそれだけ一般にも浸透した事実も凄い。
日本で唯一の「男性用映画雑誌」と豪語するのは伊達ではない筈だ、これからも世に蔓延る勘違いした映画を斬りまくって罵倒し、隠れた傑作を発掘し続けて欲しい。
10年…一言で言っても、その言葉の持つ意味は重い。
10年前の僕、あの頃はもっと痩せていたな(爆)、でもホンマに振り返ると色んな事があった。
仕事も変わったし、結婚をし家庭を持った、体を壊した、そして全てを一新して今の自分がいる。
でも、僕の10年は色々あったが幸せだったと言える。
悲しい事や辛い事は一杯あったが、それ以上に楽しい事はもっと沢山あった。
コレは僕一人の力でどうこう出来る事じゃない、今まで出会った人々や今も僕を支えてくれる人々が居たからだろう。
次に「10年後」を迎える時は、もう僕も四十路の立派な親父になっている。
こんな軽薄な四十路が居ても良いのかと思うが、また幸せだったと振り返られると何て素晴らしいんだろう…。
でも、それまでこの世界が存在するかが怪しいし、微妙な問題だと言える…かな?!
P.S:ANNIHILATOR(凄いバンド名やな)の名曲『PHOENIX RISING』を聴きながら…。

Let It Go

2005-07-18 01:23:47 | 多事争論
ここ数日体調があまり良くない。
週末から一気に調子が下降し、せっかくの連休だがグッタリと寝ている事が多い…。
ここ最近は仕事が忙しかったのは事実だ、例のグランド・デザイン絡みでバタバタしたし、何かと神経をすり減らす事も多かった。
夏バテ? ヨメさんにはそう言われた。
確かにそれもあるだろう、恥ずかしい話だが…僕はこの2年程“夏”に働いた事が無いのだ(苦笑)。
原因は病気になったり、腰痛が悪化し休職したりしていたからだ。
数年の間僕にとって夏とは“リハビリ”をして過ごしていた記憶しかない、そんなんでは毎日このクソ暑さの中でバテてしまうのも仕方ないのかもしれない(笑)。
今年の夏は“リハビリ”をする事なく、しっかりと働けている事実は当たり前の事だが僕には凄く有り難い事なのかもしれない。
あと年齢的な事もあるかもしれない、もうじき誕生日を迎えてまた一つ歳を取るのだ。
気持ちだけは「永遠に18歳」等と言っているが、もう立派に中年と呼ばれる年齢なのだ。
昔は多少無理が出来た事も、今はもう無理が出来なくなっているのかもしれない。
こう言うと自分が酷く老け込んだ様に感じる。
思えば遠くに着たもんだ、新しい事を始めて必死に今まで駆け抜けて来たが…ここに来て心と体が息切れを起こしているのかもしれない。
全てを一新させた春から、何だカンだ言って必死に次から次ぎに起きる事と向き合っていた。
この夏で一つの区切りが付いたのかもしれない。
また次のステップに向けて今は力を貯めておく時期なのかもしれない、今度はもっと速く駆けて飛ぶ為にも…。
確かに僕は不完全な人間だ、でも“より良くなる為に”努力は惜しまないつもりだ。
自分で限界を決めてソコに立ち止まっていると、結局はそれ以上成長しないし何も変わらない。
過去も否定しない、過去があるから今の自分がいて、より未来を目指す事が出来る筈だから。
もう僕は止まらない、ほんの少しでも前に進みたい。
縦社会の理不尽な規則や柵で身動きが取れなくなるのも、利己的で自分勝手な世間知らずのバカの相手はもう沢山だ。
僕はまた次のステップに進む、今その為に心と体から休養を求められているだけ…。
無駄にする時間など誰も持っていない、三十路過ぎてすっかりおっさん化が進んでも僕は止まらない…。

Sick And Tired

2005-06-07 15:37:32 | 多事争論
ここ数日高熱を出して寝込んでいる。
最近何か体の調子が今一つだな~って思っていたら、突然39℃の熱が出てダウンしてしまった。
僕の平熱は35℃台なんで、37℃の一般的には“微熱”程度の体温変化も実は結構厳しい(苦笑)。
それが39℃まで一気に熱が出たら…もう冗談抜きで意識が朦朧としてしまう。
この高熱の原因はズバリ「扁桃腺」である。
慌てて病院に行き診てもらうと、案の定扁桃腺が腫れ上がり炎症を起こしていると言う。
自分で言うのも何だが僕の扁桃腺は子供の頃から人一倍大きいと言われて、何度か手術で切除した方が良いと言われて来た。
結局喉にメスを入れる事もなく、この歳まで自分の扁桃腺と何とか付き合って来た。
子供の頃はちょっとした事ですぐ扁桃腺が腫れて熱が出たが、さすがに大人になると特大の扁桃腺さんも腫れる事も滅多に無くなった…でもタマ~に腫れるこんな風に悲惨な事になってしまう。
大人になり自分の仕事と責任があり休めないのが本音だが、体が言う事を聞いてくれないのが辛い。
コレばっかりは他人には判らないだろう、やっぱり病気とはそれを抱えた本人にしか判らない部分もあるのだと思う。
猛烈な喉の痛み、下がらない高熱、熱により体は鉛の様に重くて痛む。
自分が倒れると色んな人に迷惑を掛けてしまうのが判っているだけに精神的に辛い、今はただ薬を飲んで早く体が良くなるのを待つばかりだ…。

2005-05-10 16:04:46 | 多事争論
今日は持病の喘息が出て遂にダウン。
薬を飲んで昼過ぎまで爆睡し、何とか調子が持ち直した。
そんな中昼飯の調達と思って外に出た時に“事件”が起きた。
近所のコンビニで食料を買い家に戻る途中、突然僕の頭の上に何かが落ちてくる衝撃を受けました。
その時はホンマに「死んだ!」と思いましたが、次の瞬間自分の身に何が起きたかを理解した。
バサバサと言う羽音、視界の端に見えた黒い羽根、そしてあの「カァ~っ!」と言う独特の鳴き声。
そう、僕は突然背後から烏の襲撃を受けたのです!!
嘴で突つかれはしなかったものの、両脚で後頭部を掴まれブンブンと振り回されました。
頭の烏にすぐパンチを喰らわしたので飛び去りましたが、他にもあと1羽居たので再度襲われる可能性もあり慌ててその場から逃げました。
時間にして数十秒の出来事だったと思います。
近くにはコンビニ帰りの人も沢山居たのですが、あまりの事でビビッて助けに来てくれなかったです(T-T)。
特に頭等に怪我はしなかったものの、突然背後からショックを受けたので首を傷めた様で今も激しく痛みます。
いや~普通に街中を歩いてるだけで、こんな目に遭うとは…もう本当にツイてないとしか言い様が無いっすわ。
烏は2羽居たので近くに巣があったのかもしれないけど、でも何故僕を狙って襲ったんや? あの道は他にも歩いてる人は居たのに!?
う~ん恐ろしい、コレは僕にとってトラウマになるかもしれないです。
教訓、ヒッチコックの『鳥』はホンマに怖い映画です(苦笑)。


近くて、不思議の国「奈良」!?

2005-05-05 20:34:15 | 多事争論
世間はGW真っ直中だ。
ここ最近(と言うか2ヶ月)は全く休みの無い状態だった僕にとって、このGWはちょうど良い小休止になってくれて心身共に休養する事が出来た。
そんな中今日はヨメと一緒に奈良に出掛けた。
奈良と言うと近くにありながら、あまり積極的に行こうとは思わない場所だった。
僕自身奈良に行ったのは小学校の頃に行った遠足と、仕事で一度行っただけでホンマに縁遠い所だった(笑)
今日は平城京宮跡から奈良市内を散策した。
平城京宮跡に関してはヨメからその詳細を聞いていたが、広大な農地を再利用したどデカい公園で良い雰囲気だった。
僕たちもランチを持って公園に来ていたが、今日の様な良い天気にはのんびりするのにもって来いの場所で、多くの家族やグループがお弁当を持参したりバーベキューやったりして過ごしていた。
こんな遺跡(と言って良いのかな?)に来ると、太古の人々の“マン・パワー”の偉大さには感服してしまう。
平城京宮跡でまったりした後、バスで奈良市内へと移動した。
街の雰囲気として京都に似ていない事もないが、また違った独特の“グルーウ゛”のある空気が漂っている気がした。
「奈良に来たなら一度は行った方が良い!」と言われる、隠れた名スポット『奈良町資料館』にも行ってみた。
いや~コレが本当に凄い場所でありました!
“資料館”とは言え民家を改造した様な雰囲気ながらも、そこにあるモノは本当に「お宝」ばかりで色々見ていると楽しくて同時に興味深い。
中でも一番僕の興味と関心を引いたのが、“ならまちの身代わり申”なるモノである。
あの近隣の民家の多くにこの“身代わり申”なるモノがブラ下がっている、その姿・形と「お守り」と言うには少々奇怪でグロテスクな感じがした。
その“身代わり申”は資料館でも売っていて、何と厄払いまでしてくれると言うのだ。
良い機会なんでヨメの厄払いも兼ねて一つ購入、すると館長なる人物が吉祥天女に祈祷し念を込めて厄払いまでしてくれたのだ!!
この館長なる人物は居合い抜き(抜刀技)の達人で、資料館にも貴重な真剣“村正”が展示されていた。
今家には紐で吊るされた“身代わり申”が居る、近くて不思議な空気が漂っている奈良。
いや~本当に奥深い、またゆっくりと行ってみたい。