チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

Theatre musicaの映画館開催致しました。

2006-08-08 07:09:21 | イベント
8月6日の日曜日の日没後、『Theatre musicaの映画館』を八ヶ崎集会場にて開催致しました。
ネットでの呼びかけと、八ヶ崎の一軒一軒にビラ配りと言う二つの対極な告知方法でしたが、20人近くの人が集まってくれました。有り難うございました。
最初に『月世界旅行』(1902年 ジョルジュ・メリエス)が上映されました。
日本で言う大正時代に作られた映画。100年経った今でも我々が持ち続けている夢である、月旅行へのお話でした。
私自身、こういった古い映画を見るのは初めてで、無声映画という物にとても引きつけられました。
出演者の動きでいろいろなことを判断するというか、想像する必要があるからです。
今の時代のように、待っていれば入ってくる受け身な情報と違って、映画もかなり主体的に、積極的に見ていないとより楽しめないなぁ、などと感じながら見ていました。

そして、今回のメイン、『東京行進曲』(1929年 溝口健二監督)が書き下ろし楽曲の生伴奏つきで上映されました。
ピアノとからくり楽器が映像にあわせて演奏されました。
からくり楽器が珍しくて、それが出す音の不思議さが映画のシーンと一緒に印象に残っています。
シンプルなストーリーでしたが、そのシンプルさの中に“日本”というものがしっかり閉じ込められていた気がしました。

映画鑑賞を、私もゆっくりと楽しむ事が出来ました。

その後は....
能登カフェへ戻り”能登カフェバイキングタイム”!
映画に来てくれた方のほとんどがこちらのほうにも立ち寄っていってくれました。
今回のメニューは、
『新ジャガ三杯酢あえ』『茄子とピーマン揚げ浸し』『キュウリの煮物』『青豆の卯の花』『ポテトサラダ』『煮たまご』『キュウリの漬け物』『トマト・豆腐・シソサラダ』『海藻サラダ』『茄子の天ぷら』『自家製あごだしつゆのそうめん』
などなどでした。

夏野菜をふんだんに使った品々が並び、皆様に食べて頂きました。

参加者、出演者の方とともに楽しい一夜となりました事を感謝致します。
有り難うございました。