チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

わく

2004-12-24 18:25:22 | 能登カフェ企画
昨日の天皇の誕生日の休日,よく草むしりを手伝ってもらっているおじいちゃんの案内で,おじいちゃんの知り合いの人から『わく』をもらいに行って来ました。『わく』とは、昔の農具で、木でできた六角形の筒状で格子状のものであり(これじゃわからないですね・・・後日写真をアップします。)田植えの間に田んぼに転がして,田植えする位置の跡をつけるものです。かなり大きなものですが,これに和紙を巻き付けて作ってある照明などをたまに見かけます。この照明,是非当カフェにも欲しい!と前々から思っていて,おじいちゃんに頼んだところ近所の知り合いに聞いてもらい,数個も手に入ったのでした。今では機械化が進み,もしくは農業をやっていないため、どこの家でも『わく』は不必要なものとして倉庫に押しやられていました。持ち主のおばあちゃんは、こんなもの何にするの?と不思議がっていました。
田んぼの中で転がして、数十年放置してあったせいか、『わく』は泥がこびりついていました。今朝はそれをせっせと落とし,少しはきれいになりました。
この『わく』を使った照明,能登の和紙を使って完成させますので,是非,当カフェにお越しの際はお見逃しなく。(見逃すことはないですね、相当大きいので)