えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

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2023-01-02 | 車関連
おめでとうございます。

さて、今年最初に書きますのは、以前にも触れた「社外ホイールの立ち位置」について。
私の世代では、免許を取ってから10年は車を買ったらホイールを変える事ばかり考えていたと言っても過言ではない時代でした。
そもそも、ホイールクリアランスの大きい時代でしたし、インチの小さいセットが入っているのが当たり前の時代でした。
オプションで選べたとしても、そのデザインの凝ったものはごく一部に限られていたものです。

検討するに、BBSをはじめとする一流品から、お手頃なものまでカー雑誌を穴が開くほど見たものです。
切り取って自身の車の写真に合わせてみたり、今の時代では考えられない様な努力がありました。
今では、ネット検索で自身の車と同じオーナーさんの画像を探し当てることも、レアでなければドンピシャにできたりします。
そんな便利さとは裏腹に、社外パーツ市場は急速に萎んでいると感じます。

第一に、純正ホイールのデザインが良くなったことと、選べるホイールの種類が増えたこと。
そして、ウィズイン・ウィズアウトも可能であったりと、納車の段階である程度自分好みにすることも可能です。
第二には、弄り感のある車両が好まれなくなっていることと考えられます。
私たちの若かりし時代には、その弄り感(センスはありますが)が何より嬉しかったものです。
しかし最近、純正のレクサスやBMWなどを初めてとするスポーツモデルが履いているホイールを、社外品に替えて万人受けするのは至難の業と感じます。
何って、純正よりも安っぽく見えてしまう事が多いように思うのです。
弄り感こそ出ますが、質感を上げるとすると、なかなか簡単ではありません。
冬用にスタッドを履くに社外を入れる方は多いと思いますが、それらのホイールを見れば分かりますが、その作り込みは弱いものが多いと感じます。
まぁなんだかんだ言っても、純正でカッコよくなった(完成されてしまった)というのが本当のところでしょう。

先日、隣に並んだアコード(現行型)の足元が妙に煌びやかな艶があり、見てみれば高価なホイールが入っていました。
品を落とさずに質感を上げた良いセンスと感じましたが、相当にお高いと見ました。
いくらネットで便利な時代になったとはいえ、自身の車にセットするまでは分からないという、ある意味賭けの様なもので勇気がいりますから。

チャリの世界も御多分に漏れず、いまや高級メーカーの大半が完成車を作っています。
確かにフレームから作るのは、経験が豊富か、センスが良くないと大変なことにもなりかねないものです。
正直、フルオーダーのスーツを作るなんて朝飯前に思うほど、フレーム組は選択肢が多い。完成車は、ディスク普及という命題もあり、売りやすい時代なのかもしれません。

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