えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

W205の実力

2015-06-18 | 車関連
先日、仕事の途中ヤナセへ寄った。
そう、好評であるというnew Cに触れるため。

そのスタイルは、ショウルームで見てもやはり街中で見かける様に魅力的ではなかった。
どうしても奥に佇むEクラスに目がいってしまう。
ただ、整備で入っていたC200アバンギャルドは、大きいホイルが入ってそれなりに見えるのは確かである。

試乗車としてあったのはC180であった。1.6L版であり、ちょいと残念に思いそれを伝えると、「C200へ乗る前の下地作りとして乗ってみてください」との事。
ではと、その新型車両へ腰を下ろした。
まず感ずるのは、そのボンネットの高さ。
デザイン的な関係でトップ部分よりかなりの高さがあり、見た目にも重い。

走り出し、微かに聞こえるダウンサイジングされた小さな排気音と遮音された室内空間はメルセデス的であると感じた。
しかし一つ目のコーナーを低速で曲がり抜けた途端、その剛性感とステアリングレシオに眼を見張る。
更に国道に入ってアクセルに鞭を入れれば、俊敏な加速とボディの軽さを感じて取れる。
正直、予想以上の走りを見せたのです。
正にBMW120が必要十分であるように、このCクラスのボディをこの1.6Lが過不足なく走らせる。

何よりも驚いたのは、先代までのCとは一線を画したハンドリングだろうか。
伝統の様なシンメトリーを感じる車体の動きは影を潜め、切れるハンドリングここにありといった鼻息を感じます。
実際にワインディングを飛ばしてどれ程かは知り得ませんが、都会に暮らす常識的な大方の使い方においてはW204型から較べると十分に走れるシャシが奢られたと感じます。
ダウンサイジングされたEgも改良を重ね、そして軽量化がものを言っているのだという事です。
伝統であった落ち着きのあるハンドリングと切れるハンドリングは相反するもので、好き好きであるとも言えます。
しかしメルセデスの様な伝統あるメーカーでさえ時代に即してその個性さえも捨て去る時代なのかもしれません。
よく3シリに近づいてと批評されますが、ユーザーの要望と時代がそれを望んでいるのだと思います。

まぁC200に乗るのが楽しみになりましたし、更に上にはC250も控えます。
どれ位の味付けをしているのか、半日くらい借りてみたいと真剣に思うのです。


更に乗ってみたい(実は欲しい)のはW212最終モデルとして載せてきた2.2Lブルーテック。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« このプロポーション! | トップ | 知ってる人は知っている »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

車関連」カテゴリの最新記事