えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

水平対向3.6L

2023-05-01 | 車関連
先日、知り合いが遊びに来ました。
久しぶりに見た知人の車は、レガシィ・アウトバックでありました。
特段スバルに詳しくない私は2Lくらいのものと思っていましたが、それは3.6Lもあるそうです。
なかなか走るんだよ、と言います。
ブログやっているなら乗ってみてよ、と言われました。

きれいな新車でもありませんから、気を遣うわけではありません。
では、と乗せていただいたのです。

当たりの柔らかな大きなシート、いかにも北米向けです。
軽くアクセルを煽ると、6発が目を覚まします。
いかにも燃費の悪そうな燃焼を感じながら加速する様は、ある意味豪華です。
それよりも、その回転の鋭さに違和感を覚えました。
アイドルストップが付いていない時代の車だけあり、スポーツモードやエコモードもない。
つまりはデフォルトの状態が準備万端ということです。
ちょっと踏むと、「自然吸気3.6L行きまーす」って感じの加速を始めます。
見た目ほど重くないボディを軽々と走らせますが、その柔らかな足回りとフケの鋭さがアンバランスにも思えます。
私のテストロードに持ち込んで、スロープからベタ踏みにすると、グイグイと加速を始めますが高回転域の伸びが弱い様に感じます。
4500回転上がスッキリとしないと感じましたが、これは乗り手の問題かもしれません。
オーナーは飛ばすような者ではなく、その回転域は使わないと思われます。
あの低速の鋭さを見ると、回していればもうちょっとスッキリと回るのではないかと予想します。

飛ばした後の減速域では、車高の高さも相まって接地感などちょっと頼りなく感じます。
そういう走り方をする車ではありませんから、この車を選んでここを重要視する方も少ないのかと。
この3.6Lは、260馬力と34キロのトルクを持ちあわせるらしい。
その数値通りの出力感を味わえるのは、1,580㎏という軽めな車重も一役買っているのでしょう。
フラット6というものに初めて触れましたが、私は正直なところBMWの直列6気筒の方が好みです。
滑らかで軽々と高回転域に持っていく様は、ストレート6に軍配が上がると感じました。
じゃぁポルシェは無理だな、なんて声も聞こえてきそうですが、あれはあれです。

そもそも、スバルにこんなに大きなエンジンがある事すら知りませんでした。
ちょっと調べてみると、レヴォーグにはちょっと前の2.4Lターボが300馬力を誇っていたらしい。(今でも275馬力)
ずっと昔、フォレスターに280馬力モデルがあった頃、確か試乗に行った記憶があります。
車高の高さと、鋭さの足りないエンジンだったと記憶しますが、このレヴォーグの300馬力がどんなであるのか知っておきたいものです。
Used市場にはそれなりに出ているので、ちょっと覗いてみようと思っています。
コメント
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