えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

I want R36

2014-01-26 | 車関連
どういう事か、R36とM3が頭から離れず。
予算からすると、現時点ではR36がいっぱいな訳で、M3は夢である。

R36には当時試乗車に乗せていただいたことがあります。
しかし、それがどんな感触であったと思い当たるのは静かな車だと印象のみ。
試乗コースがまったく飛ばせないコースであったのを思い出しました。

Rの称号を与えられた3.6Lの咆哮を聴きたくて出掛けました。
車検切れの車両に火を入れさせていただきました。
ちょっと長い眠りから覚めるように不規則な排気音を轟かした。
ちょいと吹かすと、それは正に特別に仕立てた心臓である事を隠し切れないタコメーターの動きを見せた。
もうこれだけで欲しい。
その回転の落ちる速さは335にも通ずるものがある。
あまり程度の良くない車両で見積もりをもらうことすらしなかったのだが、このR36が私のスイッチを入れた。

続けざま、もう一台R36を見に行ったのです。
こちらも私の眼鏡にかなう車両ではなかったのですが、車検が切れていなかったので試乗をさせていただきました。
そろそろと車道に出るも、引き締まった足回りとホールドの良いシートにその気にさせられた。
本線に合流し、片側車線の前が開けた途端に鞭を入れた。
アクセルを踏んですぐさま「クッ」とした加速感、そう正に大排気量特有のフィールである。
どんなにパワーがあったって、このフィールは3L以下ではあり得ないと思う。
このEgだけで、大方を許せてしまうほどの魅力を持つ。
300馬力を4輪に配分し、吸い付くような安定感が持ち味である。
程度が良ければ買ってしまうのかR36!とも思うのだが、冷静に思い出してみればステアリングフィールはGTIを思い出す。
つまり駆動輪が操舵を行っている感覚でしょうか。
ステアリングインフォメーションの優劣をつけるならば、あきらかにBMWが上でしょう。
しかし、GTIのフィールにあれ程慣れていたので、軽すぎるハンドル以外は問題なしでしょう。
何と言っても、踏めばラグなく直ぐに立ち上がるトルク感、もう好きな者には涎が出ます。

高速こそ走りませんでしたが、十分な試乗をさせていただきました。
ビシッとしたレーンチェンジには思わずニンマリとしてしまう程でした。
自身の90ほどの程度だったなら、契約を思いとどまれるか心配になる程でした。
M3においては、パワーもシャシも更に一回り以上も上なのは承知であるが、金額差を考えると落としどころかもしれないのである。
十二分に満足のできる心臓と使い勝手を併せ持つ。
一つ気になると言えば、やはり古さの否めないスタイルであろうか。
現行型のパサートが好きかと言えばそうではないのだが、2年後に90とどちらが古く見えるかと考えれば36であろう。
まぁ惚れ込んだ車両に古臭さなんてどうでもと思うのではありますが、正直惚れたのは心臓でこのスタイルに惚れ込んではいない。
それよりワゴンボディには極めてそそられず、唯一欲しいと思うのはEワゴンである。
見て愛でる割合も高い私に、この選択方法は如何なものだろうと迷うのである。
まぁ球数も少ないので、出てきてから迷いましょうか。。
コメント
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