これはツッコミどころ満載
設定はおもしろいけれど、考えれば考えるほど、無理な部分やおかしな部分が次々と浮かんでくるのです。
いや、だからといって嫌いなわけじゃなく、むしろ好きな作品でした
ツッコミどころは数知れずだけど、そういうのは置いといて楽しみたい作品です
最後尾の車両から先頭車両目指して行く貧困層(もはやこんな状況で貧困ということがよくわからないけれどすでにお金に価値はないし流通もしていないから)の人々が車両ひとつひとつクリアして前へ進むというのが、まるでゲームのような感覚でした。
その車両にも様々なものがあり、そのつど見せ場があるのもおもしろかったです。
(しかし、あの小学校の教育はいかがなものかと思うけど)
登場人物もたくさんいましたが、それらを演じる中で、まずティルダ・スウィントン、そしてソン・ガンホとコ・アソンが特に印象強かったです。
キャラクターの個性の強さもあるんでしょうが、出てくると目が釘付けになる3人でした
終盤で謎だったことが明らかになり(←子ども)、また意外な事実にも驚かされ、その後にくるクライマックスにワクワクしました
このあたりの「来るぞ、来るぞ…!」的な盛り上がり方は良かったですね~
ラストの描き方は賛否両論あるようだけど、私たちはいい終わり方だったと思いました。
決して具体的ではないけれど今後を示す表現が素晴らしかったと思います
妙なところがたくさんあって残虐なシーンも多々あるのですが、単純に楽しみたいならこの作品はオススメです
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