映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

記憶探偵と鍵のかかった少女

2014年11月08日 | 映画
予告編を観ても、ほんとに上映されるのか今一つ信用してなかった本作でしたが、無事観に行くことができました
どこまで疑い深いんだか



マーク・ストロングが珍しく単独主演。
原題は“Mindscape”
それを『記憶探偵~』とした邦題はなかなかいいと思います。

映像が美しく、冒頭から魅せてくれます。
部屋の中で女性が襲われる場面をただ観察しているかのようなマーク・ストロングのショット。
どういうこと?と思わせて、すぐにどういう状況なのかを解明してくれるシーンに惹き込まれます。

新しい依頼は、絶食している少女に食事をさせてほしいというもの。
簡単な仕事だと思っていたら、だんだん深みにはまって行って…

少女の周りの人間は、彼女がおかしいといい、彼女は周りが自分を陥れようとしているという。

どちらのいうことが本当なのか、彼女の記憶を探って解決を試みていくのが興味深いです。

そして、彼女の継父に尾行するために雇われたと見える男の姿が時折見えたりして、この物語はどういう終着を見せるのかという作りになっています。

ただ…展開は予想通りというのが正直なところです。

尾行していると探偵が思っている男の正体も、想像がついてしまって、そうなるとラストもやっぱり…となってしまいました。

それでも、それまでに仕掛けられた伏線は絶妙だし、最後まで飽きることなく観ることができました。

たとえ展開が予想通りでも、ラストにもうひとひねりあったなら、評価はぐんと上がったかなと思うとちょっと残念です。
だけど、このテの映画は大好きなので、またこういうのを観たいな~と思うのです。

マーク・ストロング、重要な脇役という役どころが多かったけど、意外に主役も行けますね
コメント
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