映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

意外に忠実

2014年11月01日 | テレビ
放送前にいろいろと言ってたアニメ『寄生獣 セイの格率』を観ています。
(この副題なんなんだと思うけど、映画版と区別するためなのかもしれないですね)



キャラデザインが違いすぎると思ったものの、実際に観てみるとあまり違和感なかったり、ミギーの声(平野綾さん)が想像してたより合ってると思ったり(映画版の阿部サダヲさんもそれはそれで良い)、何よりアニメならではのオリジナル展開になるんだろうなあなんて考えてたら、かなりマンガ原作に忠実だったので、それが一番意外でした。

20年ほど前に友達から借りて読んだきりなので、忘れているところも多々あったのですが、昔から寄生獣のマンガをず~っと置いているらーめん屋さんでパラパラと再読したところ、結構細かいシーンやセリフなどがそのまま使われていることに驚きましたね。
(どーでもいいけど、らーめん食べる前に『寄生獣』読む奴なんているのかよ…と思ってたら自分がそうなってしまった)

そのうえ、結構グロイ&残酷シーンが多いので画面上の規制も気にかかっていたのですが、それもうまく表現しています。
マンガで出てきた、ミギー版男性器はアニメでは絶対ないだろうと思ってたのに、そこまで再現してくれたのには拍手を送るしかない…

もちろん90年代の原作なので、現代を舞台にするには設定を変えなければいけないところもあるのだけど、そこもうまく処理してると思いました。

1話の中に結構な量のストーリーを詰め込んであるので展開が早く感じるけれど、性急に思えるわけではなく、いろんな制限のある中でこれだけまとまった作りができるのはなかなかのものだと思うのです。

もちろん賛否あるようですが、原作を読んでる一読者としてはこれまでのところ文句のない出来だと思ってます。これからの展開も楽しみです

…ただこうなると、映画版の方がやや不安なところもありますね。
新一が母子家庭だという設定とか、肝心なあの場面どう処理するのか気になります。

いや、映画版のキャストにはまったく異議ないんですけどね。
こちらの方もチェックする気ではいます



コメント
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