11/13 「核廃絶で日米共同文書」発表・・私たちの身近には「非核平和都市宣言」モニュメントが

王寺町の隣町上牧町には、町の境に「非核平和都市宣言」の立て看板があり、すぐ目に飛び込んできます
　

オバマ米大統領が11/13来日し、鳩山首相との首脳会談で、共同文書を発表しました。(以下の記事参照)
その中でも核廃絶に関するものは、今年９月にオバマ大統領が国連安全保障理事会首脳会合で採択された、
核軍縮決議に基づき、全ての核保有国による核軍縮をうながす画期的な内容のものでした。

日米首脳による「核軍縮・核廃絶」の共同声明を、本当に実効あるものにするためには、
「９の日行動」などでの署名宣伝活動など、私たちの取り組みがますます重要となっています。

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日米両政府は１３日の首脳会談後、核廃絶と温暖化対策に関する二つの共同文書と、
クリーンエネルギー分野の技術協力に関する行動計画を発表した。

「『核兵器のない世界』に向けた日米共同ステートメント」では、核軍縮や核不拡散、
原子力平和利用での協力を表明した。北朝鮮とイランの核兵器開発を許さない姿勢を強調。
米国で１０年に開催される「核安全保障サミット」の成功に向け、日本で同年１月に準備会合を開くなど
「核兵器のない世界」の実現に向けて連携を強化することをうたった。・・・・・(毎日新聞)
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上牧町役場入り口駐車場内にも、「非核平和都市宣言の町 上牧町」の大看板が。近辺には学校施設も

この間このブログでは、王寺町の隣町、三郷町と平群町の「非核平和宣言」モニュメントを紹介してきました。

今日はこれも王寺町の隣町、上牧町と香芝市の「非核平和宣言」モニュメントを写真で紹介します。

ところで、みなさんは、「日本非核宣言自治体協議会」という組織があるのを、ご存知でしたか。
私たちの住む王寺町も、この会に会員ではないですが、宣言した自治体として登録されています。

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この会の設立趣旨は
　
日本非核宣言自治体協議会は、１９８４年に広島県府中町で設立されました。
設立の趣旨は「核戦争による人類絶滅の危機から、住民一人ひとりの生命とくらしを守り、現在および
将来の国民のために、世界恒久平和の実現に寄与することが自治体に課せられた重大な使命である。

宣言自治体が互いに手を結びあい、この地球上から核兵器が姿を消す日まで、核兵器の廃絶と
恒久平和の実現を世界の自治体に呼びかけ、その輪を広げるために努力する」というものでした。

現在、当協議会は全国の２５５自治体（H21.7.1現在）により組織され、総会、研修会のほか、
さまざまな平和事業などを通して設立の趣旨の実現に努力しています。
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また、奈良県下で現在「非核宣言」をしている自治体は、下図の通りです。
これを見てもわかりますように、奈良県では全ての自治体(39自治体)が、「非核宣言」をしています。




　
王寺町の隣町、香芝市の市庁舎入り口には、少し変わった「非核平和宣言」と色んな看板が林立しています