前回の地球温暖化の原因と被害予想で述べたように、地球温暖化の影響は深刻です。
地球温暖化の原因には、【砂漠化】【大気汚染】【二酸化炭素】【オゾン層破壊】【異常気象】【フロンガス】【森林破壊】【森林伐採】【水質汚染】【赤潮】【環境破壊】【環境ホルモン】【酸性雨】
の13項目あります。
今日は、【砂漠化】【大気汚染】について、少し詳しく書いてみたいと思います。
【砂漠化の原因と影響】
砂漠化はこうしている今なお、各地域で広がり、現在、砂漠になりそうな地域を数えると、地球上の約 4 分の 1 に相当します。
考えたくありませんが、もしこれがすべて砂漠化してしまうと、砂漠を占める割合が現在の約 3 倍にもなります。
砂漠化の原因は気候による土地の劣化と、人間の行為による土地の劣化があります。
最近では、人間による原因が深刻化しています。
世界における砂漠化への対応は、1996 年 12 月に砂漠化対処条約を発行し、現在 179 カ国が参加しています。
この条約は砂漠化が深刻な地域、とくにアフリカについて、干ばつや砂漠化に対処するために設けられた条約です。
日本でも 1998 年にこの条約に参加しています。
この条約は、砂漠化に直面しているアフリカを中心とした国が具体的な対処案を参加している国々へ提案し、それにかかる資金を援助するという内容になっています。
砂漠と緑化は微妙な関係にあり、一概に砂漠が悪物ではなく、問題は森林が消失していることです。
砂漠拡大の大きな原因は過度の放牧や塩害などであり、これらについては灌漑設備の拡充などにより将来解決できる問題です。
【大気汚染の原因と影響】
大気汚染は、なぜ発生するのでしょうか?
大気汚染の影響とはなんなのでしょうか?
では、大気汚染物質の主なものについて、どのような環境問題を及ぼすか整理してみました。
二酸化窒素(NO2)
二酸化窒素は大気汚染の原因になる代表的な汚染物質です。
発生源にボイラーや自動車などが挙げられ、燃焼時に一酸化窒素として排出、空気中で二酸化窒素に酸化します。二酸化窒素は環境問題として酸性雨の原因になります。
浮遊粒子状物質(SPM)
浮遊粒子ということから空気中に浮遊している物質であり、大気汚染の代表的な汚染物質です。発生源に、工場のばい煙や自動車の排ガスの人為的な原因の他、火山や森林火災などといった自然による原因により発生します。
浮遊粒子状物質は、主に人体の健康に害をもたらす大気汚染物質であり、呼吸器系に弱い方は死亡率の上昇などにつながる場合もあります。
光化学オキシダント(Ox)
光化学オキシダントは、車や工場で排出された窒素酸化物や炭化水素類などの大気汚染物質が、太陽の紫外線により化学変化を起こし、人体に悪影響を及ぼす大気汚染物質で、光化学スモッグの原因です。
光化学オキシダントの濃度が高い場合、目や喉などに著しく作用するため、大気汚染防止法では光化学オキシダントの注意報および警報発令を規定しています。
二酸化硫黄(SO2)
二酸化硫黄は、石炭や石油が燃焼したときに発生する大気汚染物質です。
二酸化硫黄は卵の腐ったような鼻を刺激するにおいが特徴です。
公害によりもたらされた四日市ぜんそくは、この二酸化硫黄による大気汚染が原因です。
一酸化炭素(CO)
一酸化炭素は石油の不完全燃焼により発生する、無味・無臭・無色・無刺激な大気汚染物質です。一酸化炭素は大変怖い大気汚染物質であり、致死量を吸い込んでしまうと死亡する場合もあります。
大気汚染が第二次世界大戦後の経済成長に伴い深刻化したため、大気汚染防止法が昭和 43 年に制定され、その後次々と大気汚染に関する規定や規則が作られたため、硫黄酸化物および一酸化炭素による大気汚染は大幅に改善されました。
しかし、現在は新たに大きな問題に直面しています。
自動車による移動が年々大幅に増加しているため排ガスである窒素酸化物や浮遊粒子状物質による大気汚染が深刻化しています。
近年大気汚染に対する国の政策が功を奏してか、首都圏における空の色が以前に比べよくなりました。
しかし、依然大気汚染による問題は山積みであり、解決までほど遠いと言えます。
最近行われた大気汚染対策としてディーゼル車の規制が行われました。
また、京都議定書を 1997 年に議決し、世界的においても大気汚染による地球温暖化対策は重要視されていることがわかります。
もし、私たちが普段の生活で大気汚染の予防につながることができるのであれば、それぞれの協力により良い方向へ進むのではないでしょうか。
そこで、日常生活における大気汚染の防止法についてお話ししましょう。
省エネを行う
どんな小さな事でもいいのです。使用していない部屋の明かりを消すといった程度でもよいので、それを習慣づけることが大事です。
待機電力の削減を習慣に
テレビやオーディオなどの待機電力を切る癖をつけましょう。電源付きのOAタップですと、一度に切断できますので簡単です。
節水をしよう
風呂で使用したお湯を洗濯機で使用する、歯ブラシ中は水道を止める、シャンプーやボディーを洗っているときはシャワーを止めるなど、節水は至る所で行うことができます。
資源回収を利用しよう
再利用可能なプラスティックやビン、新聞紙や段ボールなど再利用できる物は、すすんで資源回収を利用しましょう。
ゴミの減量を行う
ゴミが出ないように工夫が必要です。基本的には物を大事にすることが大切です。
適正温度(冷暖房)の設定を心がける
必要以上な温度の設定をしないようにしましょう。夏にエアコンを使用する場合は、設定温度を28℃くらい(クールビズ)にし、冬の暖房設定は21℃くらい(ウォームビズ)にするようにしましょう。
みなさんのお家でも、エコ生活どうされていますか?
班会で皆さんのエコ実例をだしあってみたいですね。
地球温暖化の原因には、【砂漠化】【大気汚染】【二酸化炭素】【オゾン層破壊】【異常気象】【フロンガス】【森林破壊】【森林伐採】【水質汚染】【赤潮】【環境破壊】【環境ホルモン】【酸性雨】
の13項目あります。
今日は、【砂漠化】【大気汚染】について、少し詳しく書いてみたいと思います。
【砂漠化の原因と影響】
砂漠化はこうしている今なお、各地域で広がり、現在、砂漠になりそうな地域を数えると、地球上の約 4 分の 1 に相当します。
考えたくありませんが、もしこれがすべて砂漠化してしまうと、砂漠を占める割合が現在の約 3 倍にもなります。
砂漠化の原因は気候による土地の劣化と、人間の行為による土地の劣化があります。
最近では、人間による原因が深刻化しています。
世界における砂漠化への対応は、1996 年 12 月に砂漠化対処条約を発行し、現在 179 カ国が参加しています。
この条約は砂漠化が深刻な地域、とくにアフリカについて、干ばつや砂漠化に対処するために設けられた条約です。
日本でも 1998 年にこの条約に参加しています。
この条約は、砂漠化に直面しているアフリカを中心とした国が具体的な対処案を参加している国々へ提案し、それにかかる資金を援助するという内容になっています。
砂漠と緑化は微妙な関係にあり、一概に砂漠が悪物ではなく、問題は森林が消失していることです。
砂漠拡大の大きな原因は過度の放牧や塩害などであり、これらについては灌漑設備の拡充などにより将来解決できる問題です。
【大気汚染の原因と影響】
大気汚染は、なぜ発生するのでしょうか?
大気汚染の影響とはなんなのでしょうか?
では、大気汚染物質の主なものについて、どのような環境問題を及ぼすか整理してみました。
二酸化窒素(NO2)
二酸化窒素は大気汚染の原因になる代表的な汚染物質です。
発生源にボイラーや自動車などが挙げられ、燃焼時に一酸化窒素として排出、空気中で二酸化窒素に酸化します。二酸化窒素は環境問題として酸性雨の原因になります。
浮遊粒子状物質(SPM)
浮遊粒子ということから空気中に浮遊している物質であり、大気汚染の代表的な汚染物質です。発生源に、工場のばい煙や自動車の排ガスの人為的な原因の他、火山や森林火災などといった自然による原因により発生します。
浮遊粒子状物質は、主に人体の健康に害をもたらす大気汚染物質であり、呼吸器系に弱い方は死亡率の上昇などにつながる場合もあります。
光化学オキシダント(Ox)
光化学オキシダントは、車や工場で排出された窒素酸化物や炭化水素類などの大気汚染物質が、太陽の紫外線により化学変化を起こし、人体に悪影響を及ぼす大気汚染物質で、光化学スモッグの原因です。
光化学オキシダントの濃度が高い場合、目や喉などに著しく作用するため、大気汚染防止法では光化学オキシダントの注意報および警報発令を規定しています。
二酸化硫黄(SO2)
二酸化硫黄は、石炭や石油が燃焼したときに発生する大気汚染物質です。
二酸化硫黄は卵の腐ったような鼻を刺激するにおいが特徴です。
公害によりもたらされた四日市ぜんそくは、この二酸化硫黄による大気汚染が原因です。
一酸化炭素(CO)
一酸化炭素は石油の不完全燃焼により発生する、無味・無臭・無色・無刺激な大気汚染物質です。一酸化炭素は大変怖い大気汚染物質であり、致死量を吸い込んでしまうと死亡する場合もあります。
大気汚染が第二次世界大戦後の経済成長に伴い深刻化したため、大気汚染防止法が昭和 43 年に制定され、その後次々と大気汚染に関する規定や規則が作られたため、硫黄酸化物および一酸化炭素による大気汚染は大幅に改善されました。
しかし、現在は新たに大きな問題に直面しています。
自動車による移動が年々大幅に増加しているため排ガスである窒素酸化物や浮遊粒子状物質による大気汚染が深刻化しています。
近年大気汚染に対する国の政策が功を奏してか、首都圏における空の色が以前に比べよくなりました。
しかし、依然大気汚染による問題は山積みであり、解決までほど遠いと言えます。
最近行われた大気汚染対策としてディーゼル車の規制が行われました。
また、京都議定書を 1997 年に議決し、世界的においても大気汚染による地球温暖化対策は重要視されていることがわかります。
もし、私たちが普段の生活で大気汚染の予防につながることができるのであれば、それぞれの協力により良い方向へ進むのではないでしょうか。
そこで、日常生活における大気汚染の防止法についてお話ししましょう。
省エネを行う
どんな小さな事でもいいのです。使用していない部屋の明かりを消すといった程度でもよいので、それを習慣づけることが大事です。
待機電力の削減を習慣に
テレビやオーディオなどの待機電力を切る癖をつけましょう。電源付きのOAタップですと、一度に切断できますので簡単です。
節水をしよう
風呂で使用したお湯を洗濯機で使用する、歯ブラシ中は水道を止める、シャンプーやボディーを洗っているときはシャワーを止めるなど、節水は至る所で行うことができます。
資源回収を利用しよう
再利用可能なプラスティックやビン、新聞紙や段ボールなど再利用できる物は、すすんで資源回収を利用しましょう。
ゴミの減量を行う
ゴミが出ないように工夫が必要です。基本的には物を大事にすることが大切です。
適正温度(冷暖房)の設定を心がける
必要以上な温度の設定をしないようにしましょう。夏にエアコンを使用する場合は、設定温度を28℃くらい(クールビズ)にし、冬の暖房設定は21℃くらい(ウォームビズ)にするようにしましょう。
みなさんのお家でも、エコ生活どうされていますか?
班会で皆さんのエコ実例をだしあってみたいですね。