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馬肉の効用

2010-01-31 | 料理
青森県南地方は馬の産地です。
馬肉もスーパーで気軽に購入でき、主に鍋料理などで食べることが多いようです。
道の駅などでは馬の脂肪を利用した石鹸やハンドクリームが販売されているのを見かけますが、調べてみると馬肉は栄養的にも優れています。

馬肉の栄養 ウィキペディア(Wikipedia)より転載
◎ 牛豚鶏などの畜種より、低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低飽和脂肪酸、高たんぱく質。
◎ ミネラルとしても牛肉や豚肉の3倍のカルシウム。鉄分はほうれん草・ひじきより豊富で、豚肉の4倍・鶏肉の10倍に及ぶ。
◎ 豊富なビタミン(A・B12・E)
◎ 牛肉の3倍以上のグリコーゲンを含む。
◎ ペプチド、リノレン酸等も多く含まれる。
◎ 低アレルギー性食品である。


馬肉の味はやや牛肉に近いのですが、脂肪分が少ないために脂臭くなく美味しい肉だと思います。
スライスしてあればスキ焼きなどに、コマ切れ肉であればカレーやハッシュドビーフ風など料理の幅が広いのも良いところ。
わが家では馬肉と牛蒡、コンニャク、生姜を甘辛く煮た料理が好評です。
馬肉と牛蒡はどちらも青森県産品ですね。





冬季うつ病

2010-01-30 | 健康
高緯度で冬場の日照時間が少ない地域に多いとされる冬季うつ病は、秋から春にかけて気分がふさぎ込んだりする季節性の情動障害です。
国内の自殺率で、東北の日本海側が高いことの理由のひとつとしても挙げられていますが、いわゆる鬱病ほど重い症状にはならないようです。
それでも気持ちが塞ぎ込んでは楽しく生活できません。

冬季うつ病に有効な治療法は毎朝明るい電灯を眺める光療法です。
時間が許せば毎朝外に出て、朝日や空を眺めることも同じ効果があります。
日照時間の短い冬場は神経伝達物質であるセロトニン濃度が少なくなり、気分の落ち込み、眠気、食欲が増す、などの症状が出ます。
朝に明るい光を見るとセロトニン濃度を高め、うつ状態を弱めるとされています。

冬季うつの食欲増進は、特に炭水化物を食べたがる傾向があるともいわれます。
ダイエットをしたいのに、なぜかご飯をたくさん食べ過ぎてしまう、そんな時は朝日や空を眺めてみても良いかもしれません。





Open Office

2010-01-29 | その他
Use OpenOffice.org

私も使っているOpen Officeですが、フリーソフトでありながらパワーポイントまで揃っていて、とても助かっています。
ただMSワードとの互換性やPDFへの変換で問題があり、だいぶ悩まされました。
大概はMSワードでの文書を要求されるので、結局込み入った文書は作り変えることになってしまいます。
行政がOpen Officeを取り入れれば、関連する事業者も全て乗り換えることができます。

会津若松市市政ガイド オープンオフィスとODF形式文書を導入しています


昨年は青森県内でも役所の違法コピーが問題になりましたが、支払いについては職員からの寄付で、という話はどうなったのでしょう。

弘前市のソフトウェア不正利用、総額823万円で和解成立



参考にどうぞ
OpenOffice.orgの使い方


庭のお客様

2010-01-28 | 青森自然
毎日定時にやって来るシジュウカラ。
太いネクタイと細いネクタイのペアです。
一年前の冬は鳥インフルのため餌やりを控えていました。
それでも今年よりも多くの野鳥が来ていたのですが、今年は野鳥の数も種類も少なくなったと感じます。

急な寒さのためなのか、落葉樹の林が少しずつ少なくなるためなのか、理由ははっきりしません。
小さな野鳥は林や街路樹や庭木などを中継地にしながら移動しています。
一昨年に庭の木を切り倒したために移動経路が変わっているのかもしれません。










一目惚れ

2010-01-27 | 思うこと
棟方志功の絵をこよなく愛していて、この絵が見られるだけでも青森に住んでいて良かったと感じています。

遠い昔、学校で美術の時間に描く水彩画は絵の具の発色が綺麗ではなく、なぜミュラーの風景画はあんなに綺麗なのだろうと悩んでいたことがあります。
あれは絵の具が違うと知ったのはもう少し後でした。
透明水彩絵の具と学校で使っていた絵の具は別の物だと知っても、学生には透明水彩は高値の花で、そのまま諦めていました。

Watercolor by Osamu (ちょっとシニアチック)
最近ネットで検索していて見つけたこちらのサイトの水彩画を見て、あまりの綺麗さに一目惚れしてしまい、ついに透明水彩絵の具を買ってしまいました。
昔のことを思い出して夢を叶えたという意味ではいいのでしょうけど、これを使って何ができるのかはまだ分かりません。
お蔵入りにならないように少しずつでも使っていこうと考えています。




桂水大明神の水 十和田市の湧水

2010-01-26 | 名所 旧跡
十和田市街から西へ2km程離れた所に桂水大明神の水があります。
十和田市に数箇所ある湧き水のひとつですが、ここは樹齢400年といわれるカツラの木の根元から水が湧き出しています。

桂の木は地下水位が高かったり伏流水がある所など湿った場所によく生えています。
昔は井戸を掘るときに、周辺の樹相を見て掘る場所を決めたと聞きますが、桂の木は絶好の案内役だったのでしょう。
桂の葉は綿飴のような甘い匂いがします。
落ち葉の季節は匂いでこの木の存在がわかります。

湧き水と桂の木は関係が深く、弘前市の堂ヶ平桂清水や南部糠部三十三観音の天台寺の桂清水なども知られています。
湧き水と神域もまた深い関係にあり、ここには気比神社と桂水大明神の二つの社が祭られていました。
湧き水は神様から授けられたもの、桂の木は神様がつけた目印、そんな認識を昔の人は持っていたのかもしれません。







桂水大明神の水 十和田市深持字後平29番地1



大切な人間関係

2010-01-25 | 人間心理
私の誕生日のお祝いという理由を付けて、久しぶりに友人と昼食を共にしてきました。
この友人とはいつも答え合わせをしています。
お互いが悩んだ事をどう乗り越えるのか、自分ができることをどう社会に還元できるのかを何時も真剣に話し合っています。
残念な事は美味しいお店で食事をしても、味は二の次になってしまうことです。
でも、こんな友人を持てたからこそ自分の進む道がはっきりと目の前に現れるので、感謝しなければいけない事だと思っています。

登校拒否や鬱病などで苦しんでいる人は周りを見渡してもたくさんいます。
自身が鬱病で苦しんだり登校拒否などで苦しんだりしているからこそ、どのような対応が必要なのかが見えてきます。
悩んでいることが何であれ、苦しい状況に陥った人の共通する感覚は視野が狭くなる事です。
悩みの元になる事象だけが拡大して本人を苦しめます。

何か一つの事に囚われて身動きが取れなくなった人は、他にもたくさんある物事の見方を理解できなくなってしまいます。
物事には多くの受け取り方もあり、別の世界も又たくさんある、楽しい世界もある。
楽しんでいる人の姿を見せる事も、違う物の見方を思い出す何かのきっかけになる。
「あなたがいろいろな所へ連れて行ってくれて、楽しそうに写真を撮っているのを見ることで私も楽しかったのよ」
そう教えてもらいました。
一緒に楽しもう、そんな気持ちを伝えられたら。





子供が親を超える時

2010-01-24 | 子供のこと
わが家の子供たちはなぜか小学校高学年になると、私に腕相撲を挑んできます。
手っ取り早く超えられそうな大人と見ているのか、越えたい対象として見ているのかは定かではありません。
私も多少は運動もしていたので小学生ごときに負けまいと真剣に戦っていました。
それでも男の子ですから、中学生になれば敵わなくなってきます。
長男が初めて私に勝った時はそれは嬉しそうでした。
何度か確認をするように腕相撲を申し出て、自分が上であることを納得するまでそれは続きましたが、その後は買い物の荷物は必ず持ってくれたりと私を気遣うことが多くなりました。

腕相撲に勝って自分の力が親を超えたことは、体力の面での家庭内の順位付けが変わったという事ですが、子供にとっては重要な通過地点です。
先日は中学生の次男が挑んできました。
私が全力でがんばってもゆとりを持って勝てたのかとても嬉しそうで、私が怪我をしないようにそうっと倒してくれました。
もしも男の子が体力的な朝鮮を挑んできたら、ためらわずに受けてあげて下さい。それが男の子の大きな分疑点になるのですから。

ちなみに女の子を育てたことはないのですが、同姓である母親を批判することが多くなると聞きます。
穏やかなゲートですが、それが大人になる第一歩なのかもしれません。





素敵な写真

2010-01-23 | 青森
写真ブログはたくさんあるのですが、その中でも味があって独特の世界を見せてくれるのがこちら。

青森里山案内人

青森県内の巨木を調べていてたどり着いたのですが、味のある農村風景は独特の世界を見せてくれます。
自分の行動半径とも重なっているのに、こんなにも素敵な地域だったのかと今さらながら感じ入ってしまいます。
こんな写真を撮ってみたい、などと無理なことを考えながらも更新が楽しみなブログです。






美しさが育てる

2010-01-21 | 自然科学
昔、何かの本で読んでずっと記憶に残っていた「世界一ノーベル賞受賞者の多い町」。
調べてみるとドイツのヴュルツブルクと思われるのですが、人口13万人で面積は六戸町と同程度でありながら6人のノーベル賞受賞者を輩出しています。
自然と遺跡、文化が豊富な町で、写真を見ていても美しいと感じます。

ヨーロッパは現代科学の先進地だということを割り引いても、それだけの人材を生み出す何かがあるとすれば、自然や街並みが美しいことと関係があるように思います。
自然や美しい人工物の中には必ず黄金比があります。
A4やB5などの紙のサイズにもハガキにも縦横比率には黄金比が取り入れられているように、人間にとって快の感覚をもたらす黄金比は脳に何かの刺激を与えているとも考えられます。

黄金比を取り入れた建築は現在の日本ではあまり意識されていませんが、自然の中には花や葉や樹木の枝の中に、昆虫や魚の体の作りの中に自然の采配で置かれています。
子供を自然の中で遊ばせようという取り組みが盛んです。
自然の中で体を使って遊ぶことも大切なことですが、自然の中にある黄金比を充分に嗅ぎわけ目にする、それが実は一番大事なことではないかと思っています。