毎日幸せに in青森

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海をテーマに

2015-08-15 | 温泉
最近はめっきりインドア派になってしまって、あちこちをふらふらとしなくなりました。まあそれでもインドアの趣味で充実しているのですけども。
東京から知人が旅行に来たのでガイド役をしてきました。
海をテーマに蕪島から種市町まで。

蕪島→ 食事 小船渡→ 種差海岸→ はしかみ道の駅→ 寺下観音→ 温泉マリンサイドスパ たねいち

このようなコースでしたが、近くにあってもなかなか行かない、そんな場所を私も久しぶりに楽しんできました。海の香りを浴びたのも久しぶりです。
特に種市の温泉は海を見ながら浸かるぬるめのお湯が気持ちよく、温泉と言えば山だと思っていた私の盲点でありました。
種市の町のスーパーで超お安いウニをみつけたのが、この日の一番の感動でした(笑) 思わず買ってしまいました。
種市と言えばウニが有名です。
ウニは八月上旬までがシーズンだそうですね、私は好きではないので食べないのですが、シーズの最後に間に合った感じです。





黒石市温湯 後藤客舎

2015-04-13 | 温泉
昨年夏に岩手県の湯治温泉に泊って以来、湯治宿のファンになりました。なにしろ湯治はダラダラと過ごすことが目的なのですから。
この春に近場の温泉一泊を考えて、青森県内の湯治温泉を調べていた時にビビッときた宿が黒石温湯の後藤客舎。
築百年の建築に泊れることと、青森県の湯治の文化に触れる事が出来る。
屋内の縁台は歴史を感じさせる色になっています。ここに座っているだけで泊った価値以上があります。
狭い道路の向かいが共同浴場で、この宿から徒歩10歩。はす向かいにはアイスやビールも売っている商店があり、ダラダラと過ごすには最高の環境です。
古い建物なのでトイレが汲み取りなのだけがアレでしたが、道路向かいの共同浴場横に公衆トイレがあり、ぽっとんがダメな人はこちらを使えば良いのでは。

朝食付き一泊四千円。
青森県内は日帰りばかりだったので、こういう宿の存在を知らなかったのは迂闊でした。




  
 

姉戸川温泉

2011-12-31 | 温泉
気が付けば、もう大晦日で今年も終わる。
来年に持ち越しの宿題ばかりで、反省よりも情けなさの多い一年でした。

年の瀬には、温泉でゆっくりと一年の垢を落とす方も多いでしょう。
「ゆっくりと」に重点を置くなら、姉戸川温泉が一番だと思っています。
単純アルカリ泉らしき温泉ですが、微かに硫黄臭もあり、粘度も感じられるほどの泉質ですが、なんといっても湯温が低いので長湯が出来る。

温泉はぬるい方が好みです。
のぼせずに、ゆっくり浸かる楽しみがあるから。
温泉に薬効があるなら、長く浸かっていた方が効き目があるようにも思いますし、重さを感じるほどのツルツル感とあいまって、きっと何かの不調に効くはずだと思えてしまいました。
少なくとも気持ちの上では良く効く温泉です。


姉戸川温泉
東北町大浦中久根下98-3
入湯料  大人 200円



猿倉温泉の秋

2011-10-08 | 温泉
久しぶりに会う知人とは震災当時の状況の話をします。
その時どうしていて、何を感じたのか。何を強く思って、その後自分や周囲はどう変わったのか。
半年以上が過ぎていてもその話はよく話題になり、被害のそれほど大きくはなかった私の周囲でも、あの震災が心に残した爪痕は、311以前と以降の心のありようの変化に如実に表れていると実感しています。
いつもの年と同じ様に季節は到来しているはずなのに、なぜか今年は季節の変化の実感が乏しく感じるのは、やはり震災の影響なのでしょうか。

秋の到来のニュースもちらほらと出てきたので、八甲田山腹にある猿倉温泉へと行ってきました。
里はまだ緑の山ですが、山を走り谷地温泉を過ぎると木々の色付きも秋色に変わっていました。
睡蓮沼近辺の紅葉は見事な錦色で、猿倉温泉周辺も紅葉が進んでいます。
内湯からは窓越しの景色を、露天風呂からは目前の山の紅葉を間近に眺めながら浸かる硫黄泉は温めの温度で、火照った顔を冷ましてくれる秋の風と温泉と紅葉はベストミックスだと改めて感じている自分がいます。
秋には「秋を見る」ことが、心のためには大切なのかもしれません。

猿倉温泉で入湯は初めてでしたが、ずいぶん前に仕事で青森に住んでいた方から、「山の温泉は全部入ってみたけど、自分は猿倉温泉が一番良かった」という話を聞いていたことを思い出し、もっと早く来ていればよかったと小さく反省していました。
お昼時だけ一般営業している食堂でいただいた「とろろぶっかけ蕎麦」(650円)も、手打ちの歯ごたえある美味しい蕎麦でした。
窓から紅葉を眺めながらの食事は最高の贅沢なのでしょうね。


 


猿倉温泉



あおもり銭湯マップ88

2010-09-19 | 温泉
平成22年9月1日から平成23年8月31日の一年間で青森県内88箇所の銭湯をまわるスタンプラリーがあります。
ルールは期間内に全制覇で、一年間有効の温泉券が100枚と記念品の進呈。
マップには個別の温泉浴場の場所は記載されておらず自力で探し出して行く方式なので、ラリー競技よりも厳しいルールですね(笑)

温泉好きにもかかわらず、このイベントを知らなかったのは自宅近辺の温泉は参加していなかったからでした。
私には無理と思いますが、温泉とドライブの好きな方にはお勧めのイベントです。
マップは各銭湯に置かれています。


・・・・・追記・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメントに休業情報を頂きました。
銭湯でやせるかなさま、ありがとうございます。
お問い合わせは青森県公衆浴場業生活衛生同業組合まで。

弘前支部の一番最後に掲載の「玉の湯」(藤崎町)は設備故障のため年内は休業です。
青森市のトド湯も、10月中は改装工事みたいです。





「銭湯88カ所めぐり」いかが? 組合がスタンプラリー









夏でも温泉 ポニー温泉

2010-09-06 | 温泉
だいぶ前にJammin's Body & Soulのジャミンさまからトラックバックをいただいてから、ずっと行きたいと思っていた十和田市のポニー温泉。
それほど遠い訳でもないのに、いつでも行けるというゆとりが裏目に出てましたが、暑さの続く日は温泉でさっぱりするのがいいだろうとポニー温泉まで出かけてきました。

露天風呂と大浴場は別になっているので、今回は大浴場を選択。
残暑続きの日の午前中、週末にもかかわらず浴場は貸し切り状態です。
泉質は青森県南に多い弱アルカリ性単純泉で、薄い緑色のツルツル感が強いお湯でした。
夏場だからなのか何時もそうなのかはわかりませんが、湯温が低くて20~30分浸かっていてものぼせない温度。ぬるめの温泉は暑い夏には気持ち良く、上がった後がさっぱりします。
サウナ、ラジウム陶盤浴、超音波流水機、打たせ湯など、飽きずにのんびり入浴できる温泉でした。





営業時間 5:00~22:00
入浴料  大浴場  350円(大人)
     露天風呂 500円(大人)


青森って良い所だ

2010-01-07 | 温泉
正月の温泉番組で、生活を切り詰めながら温泉めぐりをしている家族が紹介されていました。
楽しみは人それぞれですから、そんな生き方もいいのかもしれません。
好きな事を追い求めていけるのは幸せなことですね。
「こんな所に住んでいたら毎日・・・」
という意見も良く分かります。
番組を見ながら逆に申し訳ない気分になってしまいました。

青森は温泉天国です。
毎日でも浸かれる近所の温泉は、ほとんどが掛け流し。
朝5時には開いているので、仕事前には一風呂浴びる事ができます。

朝の温泉は疲れるという意見も聞きますが、午前中に体温を上げることは体温の日内変動の観点からも理に適っています。
人体は朝体温を上げて日中の活動ができるように出来ています。
これは恒温動物も変温動物も同じです。
朝に一風呂浴びて体温を上げると一日中高い体温を保てて、寒い青森では防寒に役立っています。
そんな生活の知恵なのか、青森は朝風呂人口の多い所です。

写真は三沢空港温泉の露天風呂です。




三陸温泉の楽しみ方

2009-12-26 | 温泉
三沢漁港の近くにある三陸温泉は、塩味のする源泉掛け流しの温泉です。
寒くなったので久し振りに行ってきました。

併設されている食堂「ドライブイン三陸」では以前釜飯を出していて、料理に40分かかるこの釜飯を入浴前に頼んでから入るというのが決まり(笑)だったのですが、今は釜飯はメニューからなくなっていてちょっと寂しくなりました。
代わりにホッキ丼などの海鮮料理が充実していて美味しい食堂であることには変わりありません。





やや高めの湯温と充満する湯煙で浴室内はスチームサウナ状態、湯船の縁に腰掛けているだけで汗が噴き出してきます。
海岸の松林が借景の窓を眺めながら、のんびりした時間を過ごすのは青森ならではの贅沢です。

温泉からあがったら隣の食堂で昼食。
左から、若鶏唐揚げ定食、鍋っこラーメン、日替わりランチ。



そしてこの日一番美味しかったのが、鴨ネギラーメンでした。
どれも美味しかったんですけど。





ごちそうさまでした。


天然温泉 三陸
入湯料   250円
営業時間  8:00~22:00

ドライブイン三陸
営業時間  11:00~20:00
定休日   木曜日




懐かしい温泉 三沢保養センター

2009-12-10 | 温泉
三沢で一番の温泉といえば、三沢保養センターです。
何が一番なのか、という問いにはとりあえず「お湯が一番」ということにしておきます。
弱アルカリ性単純泉の泉質は三沢市では一般的な温泉なのですが、特有のツルツル感が強いです。
掛け流しなので浴場内はお湯が流れていますが、滑り易いので注意が必要です。



 

時代を感じさせる浴場内や脱衣所は、遠い所まで来たという錯覚を覚えますが三沢市中心街からは車で5分ほど。
朝風呂に行くと1日中体がポカポカと温まっています。



入湯料  250円
営業時間 6:00~22:00



谷地温泉

2009-08-06 | 温泉
一時期経営破たんから閉鎖されていた谷地温泉。
日本三大秘湯の一つといわれ、泉質の良さもあいまって多くのファンに愛されていた温泉ですが、昨年の夏に営業再開されています。
何度か行った場所ではあるのですが温泉に入るのは初めてです。
近くなので何時でも行けると思っていると、行く機会も逃してしまいがちです。
閉鎖中にまだ入湯していなかった事を残念に思っていたので、この機会に初入浴を果たしてきました。
青森県内の祭りの時期でもあり観光客も多く、平日ではありましたが他県ナンバーの車もありました。

 

泉質は硫黄泉で、霊泉といわれるぬるめの湯と熱めの湯の二つの浴槽があります。
入浴法の説明書きには
「ぬるめの湯に30分ほど浸かった後、熱めの湯に5~10分」
とあったので、その通りに。
ぬるめの湯の温度は38度で、初めはやや冷たく感じたのですがだんだん汗が噴き出します。
30分後には顔は汗だくです。
熱めの湯に5分は少しつらく感じました。

腰が痛くて困っていたのですが、適応に 「とくに腰痛」と書いてある通り、腰は楽になりました。
体が芯から温まり、この日一日ポカポカしていました。
体から硫黄の香りが漂って、温泉に入った実感があります。

家の近所のお年寄りが秋になると湯治で谷地温泉に行っていた事を思い出しました。
「ぬるくてあったまって、いい湯だあ」
この湯に何日か浸かっていたら、それは楽しいだろうな、と思います。
自炊をしながらの湯治は今では少なくなっていますが、青森県内には湯治もできる温泉が残っています。
混浴が多いのも湯治場の名残のようです。
忘れられている古い文化が今も息づいている、それはとても貴重なものでもあります。


食堂のそばはとても美味しくて、何度か来ているのはこれが目的でした。






日帰り入浴  10:00~18:00  500円
宿泊     5800円
営業     通年