毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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不登校児の親の心の痛み

2010-01-21 | 登校拒否について
不登校の子供を持つ親に何か協力したいと思う方も多いと感じます。
しかし現実には不登校児の親は、学校に行かない子供を持つ痛みと周囲からの目に怯え身動きの取れない状況にあることも多い。
心を開いて苦しさを吐き出す作業もなかなかできません。
できれば身近にいる人がその痛みに気がついて、親の心のケアをできればいいのだと感じています。

私も発達障害の子供を抱えていて、色々な所で面と向かって非難されたこともありました。
親として失格と言われた事もあります。心が折れそうになりました。
でも自分の子供を母親として育てるのは自分しかいない、そう思って自分を奮い立たせていました。
心に棘の刺さっている人間はさらに傷つくことを恐れて自分を閉ざしてしまいます。
これを読んでいる方にお願いしたいのは、「親の責任では ?」という思いでの対処だけは控えて欲しい、という事です。

私は色々な場面で救われる言葉をかけてもらい今があります。
自分が変わることで子供もまた変わり育っていく事に気が付きました。
自分の子供もそうですが、他人の子供も次世代を造っていく人材です。
次世代への投資としての子育てに多くの人が関わり、温かく育ちを見守る人間関係を作れる世の中を心の底から願っています。





大雪の日に庭に来る鳥

2010-01-19 | 青森自然
正月明けまで雪がなく暖かい冬だったのが、ここ一週間ですっかり雪景色になりました。
これだけ雪が降って真冬日が続くと、スズメやシジュウカラなどの野鳥は餌が取れるのか心配になって、急遽庭に餌台を設置しました。
小さい野鳥は警戒心が強いのですが、それより大きな鳥は空腹なのかすぐにやって来ました。





植物の種を噛み砕いて食べる鳥もいますが、ヒヨドリは木の実を丸呑みにするので糞には種が混ざっています。
鳥に食べてもらった種の方が、そのまま地面に落ちた種より発芽率が高くなるという調査もあります。
植物と鳥は共生関係なのですが、実をつける樹木の林が少なくなっているためか庭に来る野鳥は少なくなっているように感じます。
庭に木を植えるのであれば、野鳥の餌になる実をつける木を植えると野鳥観察もできます。
雪が積もると特に餌を探せなくなるので、果物を木の枝に刺しておいてもいろいろな鳥がやって来ます。


ボランティアをしてみたいと思っている方へ

2010-01-18 | 社会
「給料や謝礼を受け取るのはボランティアではない」という考え方が未だに残っていますが、ボランティアが無償や持ち出しでは成り立ちません。
運営や事業、広報などで必ずお金はかかります。
「大変だけどがんばる」というものでもありません。
大変で辛い作業では長く継続することは不可能です。
福祉の周辺にボランティアのニーズが高かったことから、ボランティアといえば困っている人を助けることと捉えられがちですが、社会の隙間を埋める作業なのでさまざまなジャンルがあります。

ある福祉関係の会合へ出席したときに、ボランティアをしてみたいけど何をすればいいのか分からないという意見を聞きました。
大上段からボランティアをしようと思っても、初めの一歩はなかなか出せません。
そんな時は、自分の好きな事や得意な事を誰かのために生かせるかどうかから考えてみてはいかがでしょうか。
趣味や仕事で身についている能力は、どこかで必要とされているはずです。
何かの団体への所属の場合も、自分の得意な事を先に伝えておけばスムーズに参加できるでしょう。

ボランティアをするにあたって、何より大切なことは自分が「楽しい」かどうかです。
楽しさこそがボランティアの報酬なのですから。



3学期が始まりました

2010-01-17 | 登校拒否について
1月15日に小学校の始業式がありました。
長い休みの後は学校へ行くことが難しい場合も多いのですが、子供は
「ちょっといやだなあ」
などと言いながらも自分で準備を進め9時に歩いて家を出て行きました。
学校の人間関係に対する恐怖心もずいぶんと薄れてきた感があります。

夕方、担任の先生から電話があり学校での様子も聞きましたが、ごく普通に教室で授業を受けていた様子。
まだ朝の登校時間は遅いのですが、もう登校拒否とはいえない段階まで進んでいるのだと思いました。
この後どうするのかについて少し意見交換をしましたが、中学校に入ってから頑張れるよう希望を持たせつつこのままの状態でいるのか、朝の登校も始業までに行けるよう働きかけるのか、この選択について結論は先送りになりました。

登校拒否の子供に親としてしてあげたいことは会話です。
学校の話ではなく、自分の子供時代の話や若い頃の楽しかった話、趣味の話など、できるだけ笑い話にして語っていました。
子供は学校と家庭が世界の殆んどです。
広くて面白い世界があることを垣間見せる、そして家庭内の人間関係を暖かいものに変えることがどれだけ大切なのかを学んだように思います。



幸せです、と言ってみようよ

2010-01-16 | 人間心理
人間はいつか死ぬ。
これは不確実な未来の話の中で100%確実な話です。
不確実なのは「それが何時なのか」ということだけで、誰にでも平等に訪れる未来です。

長寿はいつの時代でも人間の願いでしたが、逆に長寿なら幸せなのかという問いを立ててみると、そうではないと気付きます。
とりあえず死ぬのが怖いから少しでも先に延ばしたい、という感覚に近いのかもしれませんが、どう生きて何をしたのか、幸せに生きたのか、という大切な観点は抜け落ちています。

幸せであるために必要な物は、物理的な物や条件とは違うはずです。
金、権力、愛、などなど具体的な何かがあれば幸せ、という考え方には自分という主体のはっきりとした意思は抜けていて、世間一般の意見に振り回されていると感じます。
幸せは「幸せだ」と感じる心の動きであって、何かを手にしてもしなくても、幸せだと感じる感じないは人それぞれのはず。
周りを見て自分のモノサシを決めたのでは、自分というものの主体性はなくなってしまいます。


上には上がいくらでもあり、下には下が。
自分の立ち位置がどこであれ、幸せは相対的な感覚ではなく、絶対的なものだと思います。




七戸城跡にカタクリを

2010-01-15 | 青森自然
山野草が大好きで、特にスプリング・エフェメラルといわれる早春の花を見るのが毎年春の楽しみです。
青森県内には有名なカタクリの群生地もありますが、あまり知られていない自生地もたくさんあります。
わが家の庭にも以前人から頂いた数株のカタクリがあり、3年前からは種をつけるようになっています。
カタクリの種は発芽率が高く、経験から50%程は芽を出しているようです。
成長が遅く種から開花まで7~8年はかかりますが、条件が合えばどんどん増えていく植物です。

少し古いですがお隣の岩手県九戸村で、昔穴遺跡でのカタクリの種まきをしているニュースがありました。
昔穴遺跡周辺でカタクリの種まき 北奥羽ニュースクリップ

七戸町の七戸城跡である柏葉公園は、カタクリと自生条件の同じイチゲ、エンゴサクなどの山野草が咲く公園です。
東北新幹線前線開業を今年12月に控えて各地でイベントが盛んに行われていますが、七戸城跡にカタクリの種をまくイベントを計画して欲しいなと思っています。
七戸町は山野草の多い町です。
昔は至る所で咲いていたはずのカタクリの花は、現在の七戸城跡にはありません。
町の中でカタクリが見られたら、そんな想像をしているだけで嬉しくなってしまいます。





大雪の青森県内

2010-01-14 | 健康
久々に大雪の降った青森県ですが、わが家でも雪かきに追われ、体中が痛い状態です。
冬場の運動だと思ってがんばっていましたが、運動不足を自覚しました。
道路が凍結している時期は外を歩くのも危険なので、室内でできるかかと上げ運動をしています。
リズミカルにかかとを高く上げるだけの単純な運動なのですが、ふくらはぎと太腿後ろ側の筋肉強化になります。

若い頃はハイヒールで駅までダッシュをしていましたが、今ではハイヒールを履くこと自体が危険になりました。
「老化は足から」ともいわれますので、スクワットと組み合わせて冬の運動不足解消を狙っています。






浜見のエノキ

2010-01-13 | 巨木
三沢市の浜三沢地区は戦後急速に人口の増えた新しい町の中でも古くからの歴史のある集落です。
航空機進入直下、それに近接する地域での集団移転もあり、現在はこの集落の半数は少し離れた場所へ移転してしまいましたが、米軍基地ができる以前はここが三沢村の中心でした。
移転してはいますが明治10年創立の三沢小学校や浜三沢駒踊りがこの集落の歴史を感じさせます。

移転をしていない浜三沢地区に残る巨木があります。
浜見のエノキと呼ばれるこの木は主要地方道から少し離れた生活道路脇にありますが、巨木の少ない三沢市の貴重な存在です。
環境省の自然環境基礎調査のデータベースにはこの木は記載されていませんが、目通りで3m以上はあると思われる木ですから計測調査が待たれます。

巨樹・巨木林の基本的な計測マニュアル
巨樹調査は個人や団体でもできます。
こちらのマニュアルを参考に小中学校などが授業の一環として計測調査をすれば、地域の登録巨樹は増えていくかもしれません。
幹周り3m以上が登録要件ですが、樹種によっては幹周りが1m以上のものも対象になります。

 



東北町のファミレス 町重

2010-01-12 | 美味しいお店
ファミレスの少ない青森県南地方ですが、東北町にあるレストラン町重はファミレスを謳っています。
古い民家造りの店内はずっしりとした雰囲気も素敵なお店です。

こちらで有名なのが「オムクリーム」(オムライス クリームソース添え)とのこと。
あえてオムカレーを注文した同行者でした。
ボリュームがあって女性にはハードかもしれません。
私はボンゴレロッソを頼んだのですが、アサリの多さに驚きでした。
濃厚な貝の味です。



うれしいのは遅い昼食になっても大丈夫な事です。
このあたりでは午後2時を過ぎるとお昼の営業が終わっている店も多く、食事ができない場合もあるのですが、こちらは営業時間が夜まで続いています。
メニューに違いがあるのかもしれません。

ファミリーレストラン町重
〒039-2407, 青森県上北郡東北町旭南1丁目31-469
営業時間: 11:00~15:00  15:00~21:00