毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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7月のイベント

2011-07-26 | 青森イベント
1日~3日  細越ホタルまつり  青森市細越
3日~(毎週日曜日)  館鼻岸壁朝市
9日10日  農家蔵・庭園めぐり&さくらんぼ収穫体験
9日~18日  やさしいかたち  南部町ハッシャゲニア
10日   青森矯正展 
10日   とわだ軽トラ朝市inホーマック駐車場  7:00~13:00
20日~24日  恐山大祭
30日   南郷サマージャズフェスティバル2011




車はMTに限る

2011-07-26 | 人間心理
若い人の車離れが起きていると聞きます。
他に娯楽の多い世の中で、ランニングコストの高い車は若者の経済力では趣味たり得なくなったとも言えます。
車体の購入、保険加入、毎年の税金に駐車場賃貸料、そして燃料代。
車で出かければ駐車場を探し、パーキング料を払わなければいけないし、車はたまには故障する。
不幸なことに事故でも起こせば、それはまた出費の元になるし、盗難の心配も。
東京のように公共交通が充実しているなら、車を持たない選択もできるわけで、それでも持ちたいと思うには、支出に見合った魅力がなければ。

一昨年に愛車を買い替えた時、中古車販売店に並ぶほとんどの車はオートマチック(AT)車である現実を見て、とてもびっくりしました。
現在は自動車運転免許にもAT限定免許があり、AT車の運転者人口が多くなっている他、三種の神器といわれた様な憧れの存在ではなくなり、生活の足として便利に使うものと広く認識されています。
青森県でも乗用車は、一人に一台必要な生活道具ですが、それでも車を運転するという行為自体には、人を魅了する楽しさがあります。
ただ、それにはギアチェンジという少々難しく面倒くさい作業を通して感じる車との一体感が重要なポイントを握っているとも感じます。

各種のレジャースポーツに次々と手を出していた時期がありました。
面白くて長く続けていたものに共通するのは、難しくてなかなか上達しないという一点です。
「奥が深い」と評されるのは、長らく続けていて、ある程度上達しても、いつでも何がしかの課題の残ることだと思いますし、その難しさが魅力の源泉にもなると思います。
何十年も乗っていて、小さな車で燃費を考えゆっくり走るようになった今でも、ドライブをしながらギアチェンジの一つ一つで車と語り合っている、そんな感覚を持てるからこそ運転は楽しい。
軽・小型車でマニュアル車の生産は少なくなっていますが、なくならないで欲しいですね。




有名蕎麦店の味は

2011-07-23 | 蕎麦
一年ほど前に美味しい蕎麦を食べてから、蕎麦の魅力にどっぷりとハマり、ネット上のガイドなども参考にして、近隣の蕎麦を食べ歩いています。
美味しい蕎麦の店も多くあるのですが、では東京の有名所と比べてどうなのか、というのは今まで分からなかった部分です。
所用で東京に行っていたので、2店の定評ある蕎麦屋で味を確認してきました。
どちらも香りと腰のある、とても美味しい蕎麦でした。
でも、こちらの蕎麦もひけを取る訳ではありません。
充分に互角といえるほど美味しいそばが身近にあるのだと、やっと理解することができました。

まだ近隣の蕎麦屋を全部味わったわけではありませんが、今まで食した中には感動するほど美味しい蕎麦もありましたし、これからも期待を持って食べ歩こうと、小さく決意しています。


  蕎楽亭                  手打ち蕎麦 じゆうさん
 







育て方が悪い

2011-07-15 | 子供のこと
アスペルガーの子供と高機能自閉症の子供を育てていて一番辛かったのは「親の育て方が悪い」という周りからの目でした。
今は中高生になっている子供が小さい頃は、発達障害に対する理解などなく、親の育て方=親の人間性や教養、が悪いという見られ方をしていました。
「いったいどんなしつけ方してるんですか!」
そう言われるのは度々のことでした。
発達障害の子供はどんなに厳しくしても、言われた事が出来るようになるわけではありません。
それが虐待のレベルになってしまっても、無理なのは育てて分かりました。
それでも親の努力が足りないと言われるのは苦しいことです。
そして苦しいから、必要以上に子供には厳しく接してしまう。
周囲からの「ちゃんと育てろ」という圧力は、子供への厳しさに変換されるだけで、子供の成長にとってはマイナスです。
「ちゃんと育てろ」が成長の足を引っ張るというのは、大きな矛盾だなと思います。

今は発達障害に対する理解も進んでいます。
受診を進められて悩む親は今でも多いですが、診断名がつけばサポートも受けられ子供の成長にはプラスになります。
何より親の気持ちが楽になります。学校などと同じ認識を持って協力できるのですから。
「ちゃんと育てなきゃ」を発達障害の子供に向けるのは不幸なことでしょう、親にとっても子供にとっても。

高校生になった次男のアスペルガー君は、特性である興味と集中力を実業系の授業に向けだしました。
中学まではダメダメ君だったのが、今は在学中の目標を語っています。
子供は育つのですね、思っていた以上に。
そして自信をつけて楽しそうな表情を見ていると、長い目で見てゆっくり育ててきたことが無駄じゃなかったと思います。
親の仕事は自分の感情のコントロールをすることと、子供の長所と特性をよく見ることだと、今ではそう思っています。




冷やし中華のトッピング

2011-07-12 | 美味しいお店
「梅雨明け十日」と俗に言う、一年で一番暑いこの時期。青森県も30℃超の毎日です。
暑いときに食べたくなるのが酢の利いた物で、なんといっても冷やし中華が一番だと個人的には思っています。
人の好みには色々あって、冷やし中華にマヨネーズをつけたり、ラー油をかけたりなどありますね。
私は中国料理のゴマだれ味が好きですが、最近はラー油が気に入っています。

先日は三沢市の「そば処おお山」で冷やし中華を食べてきたのですが、和風アレンジもなかなかでした。



そば処おお山
場所  三沢市中央町4-5-25
定休日 日曜日


財布の価格

2011-07-09 | 人間心理
プレジデント 7月4日号の「年収は、なぜ「使う財布の値段」の200倍になるか?」という記事が話題になっています。
収入アップと財布の価格の相関関係という、多くの人の興味ある話題であることと、事例の単純化効果がもたらす話題性の好例なのだと思います。

ある大企業の理事をしていた方から、「収入に見合った暮らしをしなければいけない」という意味の話を伺ったことがあります。
この方はごく一般的な生活で不満もなかったものの、周囲から言われて車や住まいを変えたとのことで、世の中にはそんな圧力もあったのかと興味深く聞いた事を覚えています。
また、アメリカ在住で事業をしている知人は、「階級のないアメリカでは生活のクオリティが階級の代用である」と言って、それなりの生活をしています。これは事業で信用を得るための投資という考え方でした。
財布と収入の関係性は「ある」とも言えるのですが、順序を考えると財布が先ではなく、収入・仕事に見合った財布を買い求める場合で、高い財布を持てば収入が上がるわけではないはずです。何事にも例外はありますが。
ただ話題としては大変面白いので、話の種として楽しめればいいのだと思います。

アメリカ在住の知人の話の続きとして、こんな事を言っていました。
「いつでも自由に使えるポケットマネーをたくさん持てるようになりたい。今はそれほど大きい額じゃないけど、収入が増えたら百万単位で持つのが夢だ」
この方は、ポケットマネー以外の消費は全て事業のための投資であって、自分の人生の楽しみや、豊かな人間関係のためにポケットマネーがあるのだと語っていました。
単に遊興に散財するのではなく、全ての消費が投資であるという考え方は、今まで会ったお金持ちに共通する「認識」だったと記憶しています。





末の松山

2011-07-04 | 名所 旧跡
昔は教科書にも出ていたと記憶している浪打交差層。
教科書に出ていたかどうかは、私の記憶違いで図鑑だったかもしれません。
小さな写真と地層の説明部分を何かの本で見たのは確かですが、子供の頃の記憶なのであやふやではあります。
その浪打交差層が近くであると知ったのは最近のことで、今年の行って見たい場所のひとつでした。
昨年暮れに大雪があったため、二戸地方の山間部では倒木が道路を塞ぎ、5月の連休頃まで通行不能の道がありました。
浪打交差層までの道も倒木で車が通れず、先日になってやっとここへ行くことができました。

歴史好きでないと何のことはない山の中ですが、昔の主要道であり、菅江真澄も天明5年(1785年)9月にここを訪れ、「けふのせば布」にはその記載があります。
ここを通った歴史上の有名人には、明治天皇と東北巡幸に同道した維新の立役者も居り、万葉の時代から歌に詠まれたほどの有名地。
現在は国道4号線が馬淵川に沿って走り、峠越えの旧道は車一台が通れる幅の、ひっそりとした道でした。

今でも地層ははっきりと確認できて、ジャガード織のウィングス柄のよう。
和柄に似たようなものがあったと考えていたのですが、矢羽文様と同じなのかもしれません。
昔の日本人が地層の美しさを感じ取っていたのは、和の文様と同じだったからなのかもしれないと考えてしまいました。



菅江真澄 「けふのせば布」 9月6日一戸側から浪打峠に立ち寄る。土の中からワレカラ・ナミマカシワなどの小貝がでる。藤原家隆の和歌を挙げている。 
「東北御巡幸」 岡田益男


矢羽柄パターン