毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
形而上の話を形而下に

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東北町 水明温泉

2009-07-31 | 温泉
目立たないところにある温泉なのですが、泉質がいいと評判の水明温泉。
「お湯がつるつるで、とっても温まる」
評判を聞いたらやはり入ってみたくなります。





泉質はアルカリ単純泉で、青森県南地域では一般的な泉質ですが、少し茶色い色の付いたお湯です。
内湯はぬるめと熱めの浴槽があり、露天風呂は杉木立に囲まれ森林浴も同時に楽しめます。
平日の午後の訪問でしたが、訪れる人は途絶えず小さめの浴場は洗い場が半分以上埋まっています。
人気のある温泉のようです。

のんびりと浸かれる雰囲気もよい上に入浴料は大人240円。
家族風呂もあり1時間1,000円(要予約)
営業時間は朝6:00から夜10:00まで。

たしかにとてもよく温まる温泉でした。
ぬるめの湯にゆっくりと浸かれるのも良いのかもしれません。
次は朝風呂を狙っています。



所在地  青森県上北郡東北町上野山添56-4



こんなものがありました

2009-07-30 | 青森


なまこストラップ大受け 「キモかわ」青森新名物
ちょっと旅行に行っている間にこんなニュースがあったんですね。
地元なのに知らなくて。

昨年の中国経済の落ち込みから日本産アワビとナマコが値崩れしている様です。
今までスーパーでは見かけたことがなかったアワビも時々目にするようになりました。
国内でも高級品として認知されていますが、日常の食卓にはなじみのないものになっています。

ナマコは正月料理として年末のスーパーに並びますが、食材としては一般的ではありません。
アレンジが効かない所は高級品の弱点でもあります。
食材としての知名度を上げるために、このような利用もまた良いのかもしれません。
ナマコといえばナマコ石鹸というのもあるようです。
健康食品としての効用も期待できます。

「キモかわ」というのは以前からあったジャンルなのですが、ネーミングによって広く認知されるようになりました。
「まりもっこり」に続くヒットになって欲しいです。
写真は私の大切にしているキーホルダーです。
東京の合羽橋で買い求めた蝋細工なのですが、かわいいんです。







傷つく子供たち

2009-07-29 | 子供のこと
「トラウマ」という言葉がよく使われています。
元は傷という意味ですが、精神医学上で心に受けた傷が後まで影響を持つ場合に使われます。
PTSDというのも新聞などでよく目にするようになりました。

少し前アメリカで、親から受けた虐待に対しての裁判が増えた事がありました。
精神科での催眠療法の途中に小さい頃の記憶がよみがえり、その記憶を元に訴え出たものでしたが、その後記憶の書き換えについての理解が広がりこのような裁判も減っていきました。
記憶は後から変更可能な曖昧な物だったのです。
それでも子供時代に受けた心の傷を引きずっていく人は多くいます。

私自身も親に対する愚痴はあります。
でも子供を育てるようになって、親の気持ちも少しは分かるようになりました。
子供というのは大人にとっては不条理な生き物で、大人の度量を試すような行動をします。
それでも怒ることなく子供と接していくのは難しいことなのでしょう。

「怒る」と「叱る」
この二つを区別して使い分けるようになることが大人としての関門のように感じます。
子供の不条理を楽しみ笑えるようになれれば、それは達人なのだと感じます。

子供としての感じ方と大人としての感じ方。
人間は繰り返す時間の中に生きている生き物なのですね。


先人の知恵

2009-07-28 | 子供のこと
核家族が一般的になった今の時代、親は初めての子供を持つ時子育てについては初心者です。
誰もが手探りで子供を育てながら、育つ子供に教えられ子育てというものを理解していきます。

私も子供を生んだとき、何をどのようにしていけばいいのか判らなくて困りました。
小さい子供の育て方、叱り方、可愛がり方。
全てが判らずに手探りで進んでいたように思います。

参考にしたのはことわざや格言が多かったのですが、なかでもこれを大切にしていました。

 赤子 肌を離すな
 幼子 肌を離して手を離すな
 少年 手を離して目を離すな
 青年 目を離して心を離すな

ことわざ、格言は先人の知恵です。
社会が変わっても、人間という動物が子育てをする基本のところは同じです。
子供が社会の中でやって行けるよう考え、長い時間の中から導き出した答えには本質があると思います。
この格言の中で大切なのは、離してはいけないものとともに離さなくてはいけないものがあるということでしょう。
成長するつれて少しずつ離さなければいけないものがある。
そうだとするなら離す為の準備も必要です。
いつか手を目を離すとき、それを考えることが子育てなのかもしれません。



生涯の夢

2009-07-27 | 思うこと
久しぶりに会う友人といろいろな話をして夢は何かの話題になったとき、
「音楽を聴きながらだらだら暮らす」
「ゴールデン街で沖縄料理屋」
「おでん屋女将」

ある程度の年齢になっても先々の夢はあるものですが、ささやかなものに変わってきつつあります。
老後をどう楽しく過ごすかが目的ですから、実現可能性は高くなっています。

では自分の夢は、一生の内どうしてもしたかったことは何か考えてみると、子供を生んで育てることだと思い当たりました。
すでに叶っている。今まさに夢をかなえている。
そう思うと今がとても素晴らしいものに思えてきました。

思春期を迎えた子供たちは問題も抱えていますが、この問題さえもが生涯の夢を叶えつつある事の一部分であるなら、より楽しく積極的に関わる事ができそうです。
物事は見方によって大きく変わります。

いつか自分の生き方は幸せだったと思えるように、夢のための努力をしよう。

自分の夢を自分の手で育てる、それは確かに幸せなことです。







女性は強し

2009-07-26 | 思うこと
ムハマド・ユヌスの立ち上げたグラミン銀行に関する本を読んだとき、女性は生活に強いと感じました。
マイクロ・クレジットは女性が小さな商売をするための資金として活用されています。
女性同士の助け合いや家族を養うための頑張りで、ほとんど焦げ付くことなく融資を返済しているそうです。

沖縄でも女性の頑張りには驚かされました。
そして誰もが明るく笑っています。
その後ろにあるたくさんの事が分かるだけに、笑顔の大切さがよく分かります。

辛い事がたくさんあっても笑い飛ばし、前向きに考えるその生き方は人生の達人です。
一生というのは今の連続であって、どこか遠くの未来に何かが待っているものではありません。
毎日を明るく過ごすことが幸せなのだと、改めて実感しました。






ラムサールの島

2009-07-25 | 環境
私の住む町にはラムサール条約登録湿地の仏沼があります。
今回訪れた沖縄の久米島もラムサール登録地で、島の自然を楽しんできました。

日本のラムサール条約湿地

沖縄は照葉樹と松やソテツで独特の植生を形成しています。
トロピカルな風景とはまた違う、琉球の自然です。
309mの宇江城岳から流れる渓流には、この島独自の生態系があります。

以前は海ばかりを見てきましたが、植物や昆虫なども興味深いものがありました。
登録湿地には遊歩道もできて案内板もあり、観察も気軽にできます。
ただ藪に入ることはハブが怖くてなかなかできません。

山の自然が守られたのはハブへの恐怖のためだとしたら、それは守り神の役割を果たしているのかもしれません。
まだ発見されていない生物もあるだろうという話を聞きます。
昔、山の上でサソリを見たという話も聞きました。
気軽に行けるようにはなりましたが、まだまだ未知の自然の残る島でした。




杉屋敷 奥山

2009-07-24 | 美味しいお店
新幹線の新駅建設で大きく変わりつつある七戸。
でも町の中は七戸城址やつつじ祭りで有名な天王神社など古い建物も多く、歩いて散策もできる歴史の町です。

七戸でお勧めなのが 「杉屋敷 奥山」のランチです。

 

夜は割烹で、ランチを作るのも板前さんのようです。
「おまかせ定食」は小鉢ひとつまで手をかけて作られているな、と感じる繊細さと、食後にはデザートとコーヒーまでついて890円のお値段。
古い民家風の店内の雰囲気も良く、お値段以上に楽しめます。



昼の営業  11:30~14:00
定休日   火曜日
※  土日祭日はランチタイムはお休みです。

青森県上北郡七戸町影津内111





沖縄の懐

2009-07-23 | 子供のこと
数年前に沖縄に行ったとき、私は子育てで悩んでいました。
発達障害のある子をどう育てていくか、どう受け入れていくかが分からなくて、そのとき思ったのがその子を昔住んでいた沖縄に連れて行くことでした。

沖縄では子供を大事に育てることはよく知られています。
家には親戚知人の子供の命名札が貼られ、新しい命を喜びます。
「すべての大人は島中の子供の名前を知っていて、すべての子供は近所中の犬の名前を知っている」

食堂などで小さな子供を連れている人は、その場にいる知り合いすべてに声をかけられ、老若男女みんなが子供を抱き上げあやします。
子供が怪我をすればみんなが心配し、子供が悪さをすればみんなが叱ります。
遠くまで遊びに行ってしまった小さい子供は誰か見つけた人が連れ帰ってくれます。

私の子供もここでは受け入れられ、かわいがられて
「かわいい、いい子だ」
そう言われる事で私の子育ての悩みも溶けていきました。
親や大人が子供を受け入れかわいがることで、子供はやさしさを身に付けていきます。
あの時、子供を連れて沖縄に行ったからこそ今の自分と子供があり、感謝してもしきれないほどの恩があります。
なかなか口に出すことはないのですが。







沖縄音楽ナイツ

2009-07-22 | 思うこと
病を乗り越えた友人に会うために沖縄に行ってきました。
また元気な笑顔を見せてくれるだけでも嬉しい事なのに、遠くから来た私と病を乗り越えた友人のために小さな集まりまで催していただき感激の旅でした。



私が津軽三味線に出会ったのは、この沖縄サンシンの会の方が青森に来たことがきっかけです。
同じ名前を持つ北と南の町の交流事業が文化交流へと続いて、たまたまサンシンを習っていた私の友人のご縁があって、今の自分の津軽三味線へと繋がっています。
こんな細い線で繋がった縁がなければ、私は津軽三味線を始めることもなかったと思います。

ささやかな繫がりが、同じ三味線という楽器を通して別のものになっていく感覚は、「縁」というものの持つ大きな力を感じさせてくれます。
人生の流れを変えていくような出会いがあることを実感した旅でもありました。