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美しさが育てる

2010-01-21 | 自然科学
昔、何かの本で読んでずっと記憶に残っていた「世界一ノーベル賞受賞者の多い町」。
調べてみるとドイツのヴュルツブルクと思われるのですが、人口13万人で面積は六戸町と同程度でありながら6人のノーベル賞受賞者を輩出しています。
自然と遺跡、文化が豊富な町で、写真を見ていても美しいと感じます。

ヨーロッパは現代科学の先進地だということを割り引いても、それだけの人材を生み出す何かがあるとすれば、自然や街並みが美しいことと関係があるように思います。
自然や美しい人工物の中には必ず黄金比があります。
A4やB5などの紙のサイズにもハガキにも縦横比率には黄金比が取り入れられているように、人間にとって快の感覚をもたらす黄金比は脳に何かの刺激を与えているとも考えられます。

黄金比を取り入れた建築は現在の日本ではあまり意識されていませんが、自然の中には花や葉や樹木の枝の中に、昆虫や魚の体の作りの中に自然の采配で置かれています。
子供を自然の中で遊ばせようという取り組みが盛んです。
自然の中で体を使って遊ぶことも大切なことですが、自然の中にある黄金比を充分に嗅ぎわけ目にする、それが実は一番大事なことではないかと思っています。




不登校児の親の心の痛み

2010-01-21 | 登校拒否について
不登校の子供を持つ親に何か協力したいと思う方も多いと感じます。
しかし現実には不登校児の親は、学校に行かない子供を持つ痛みと周囲からの目に怯え身動きの取れない状況にあることも多い。
心を開いて苦しさを吐き出す作業もなかなかできません。
できれば身近にいる人がその痛みに気がついて、親の心のケアをできればいいのだと感じています。

私も発達障害の子供を抱えていて、色々な所で面と向かって非難されたこともありました。
親として失格と言われた事もあります。心が折れそうになりました。
でも自分の子供を母親として育てるのは自分しかいない、そう思って自分を奮い立たせていました。
心に棘の刺さっている人間はさらに傷つくことを恐れて自分を閉ざしてしまいます。
これを読んでいる方にお願いしたいのは、「親の責任では ?」という思いでの対処だけは控えて欲しい、という事です。

私は色々な場面で救われる言葉をかけてもらい今があります。
自分が変わることで子供もまた変わり育っていく事に気が付きました。
自分の子供もそうですが、他人の子供も次世代を造っていく人材です。
次世代への投資としての子育てに多くの人が関わり、温かく育ちを見守る人間関係を作れる世の中を心の底から願っています。