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ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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南部といえば

2009-06-30 | 美味しいお店
サクランボの季節になりました。
週末に南部町方面に出かけていましたが、国道4号線沿いにはあちこちにサクランボ販売所があり、名川町の名川チェリーセンターは人でごった返していました。
サクランボが出回ると夏が来たのだと感じます。

実はアオモリ探検隊のこの記事を見て、このかき揚げそばをぜひ食べてみたくなり子供連れで昼食をとりに。
土曜日のボートピア南部はかなりの混みよう。
ドアを開けて中に入ると、そこはバクチ場の雰囲気が。
「子供が入っていいの ?」と子供に聞かれる始末、親として面目なく思いました。
子供にもこの空気の重さは分かるようです。
ちょっと痛い。

とりあえずレストラン・ウーノに入りそれぞれお目当ての食券を購入。
安くて美味しかったのですが、子供連れはもう無いでしょう。
違う意味で大失敗のランチでした。






鳥越 竹細工・笹まき祭り

2009-06-29 | 民俗
岩手県一戸町の鳥越にある鳥越もみじ交遊舎で28日にあったイベントです。
青森県南にも多い 「戸」のつく地名を持つこの町も、同じ南部の文化圏に属します。
山に囲まれたこの地域での伝統工芸は、実用性も高く美しい竹細工を生み出しています。



現在この竹細工を作っているのは50人ほど。
この祭りでは金額も安くして販売しています。
技術の伝承に力を入れると共に、販売ルート開拓にも力を入れているそうです。

私もすでに買い物籠などを使っていますが、丈夫で美しい竹製の買い物籠はいろいろな場面で重宝しています。
今回はゴミ箱用と画材入れ用に二つの籠を買い求めました。
小さい物なら数百円の美しい工芸品は、生活に楽しみを付け加えてくれます。
年に2度ほど展示即売会をするそうですが、広く知ってもらいたい生活文化です。

笹まきという地域の伝統食がこの時期の食べ物のため、毎年6月末の開催を予定しているとのこと。
鳥越には南部糠部三十三観音二十九番札所の鳥越観音があり、投げ入れ堂を今に残す山の文化を伝える所でもあります。





重い納税

2009-06-27 | ニュース

マイケルさん多大な功績、全世界に黒人音楽(スポーツニッポン) - goo ニュース

有名税という言葉があります。
有名であるがために人からいろいろと言われることは、言っている人が思っている以上に大変なことです。
韓国では芸能人の自殺が何度も話題になっています。
ブログへの書き込みなどネット上の問題のように云われていますが、次々寄せられる批判の声は受ける人を疲弊させます。

マスコミは商売の種ですから好きなことを書きますが、それにさらされる個人の精神力には頓着がありません。
芸能情報を喜ぶ人もまた同じだと思います。
有名税の重さに耐えかねて命を断った人はたくさんいます。

有名になることはどんなことなのか、ちゃんと覚悟をして芸能の世界に進む人はどの位居るのでしょう。
リアルな自分とは違うイメージが歩き出したとき、其処にはXの虚像が生まれます。
人の期待や羨望を背負ったとても重い虚像です。
有名でもなんでもない庶民の生活が良いものだからこそ、ネット上ではハンドルの使用が一般的なのだと感じます。




夜の想い

2009-06-26 | ガーデニング
暑い日が続いています。
パソコンを持って夜の庭に出てみました。
聞こえるのは風の音、遠くを走る車の音、カエルの鳴き声、たまに近くを飛ぶ虫の羽音。
西の空には三日月が。

夜になって涼しくなったのですが、日中は動くのも嫌になるような暑さでした。
夏至から間もない為に夜は8時頃まで明るく、涼をとるために外に出ていたくなります。
庭を見渡すと、今年植えた木や切り倒してしまった木の切り株があり、昨年とは違った眺めになっています。
急に日当たりのよくなった場所では次の樹木がのびのびと新梢を伸ばしています。

庭は家族と共に成長します。
今年の庭は昨年とは違った表情を見せます。
同じように見えますが、花壇の花も前年とは違う葉を茂らせ、違う花を咲かせています。

私が動けなくなった時、この庭もたそがれを迎えるのかもしれません。
10年後、20年後にはまだ小さい木も大きくなっていて、子供たちもそれぞれの人生を歩み出しているのでしょう。
古い写真を見ると、小さな花壇だけがある庭が写っています。
庭にビニールプールを出して水遊びをする小さかった子供たちの姿が其処にはありました。
今の庭もまた、通過点の一つなのかもしれません。


暑さの中で考える

2009-06-26 | 環境
青森県内は夏日になり、急に夏らしい風景に変わりました。
庭の花もこの暑さで咲きだしたものもあり、温度が植物に与える影響がはっきりと分かります。
しばらくヤマセが続いて寒かったので体は暑さに慣れていません。
30℃を超える日は年間に何日もありませんが、北国に住んでいると暑いのは苦手になっていくようです。

M・ジャクソンさん死亡報道=心臓まひ?呼吸停止で病院へ-米

大きなニュース報道の陰で目立たなくなっていますが、
日本とUAE、環境・エネルギーで協力
このニュースでは、日本の持つ環境関連技術で中東の国との繋がりを強める戦略が分かります。
石油の確保や使用量の削減を行いつつ、次世代エネルギーの開発を進めるのが国の戦略です。
二酸化炭素による温暖化説には異論も多くあり、二酸化炭素だけが悪玉だとは思いませんが、石油の消費を抑えて経済持続性について考えることは大切です。
善悪の前に国が生き残る道を考えていくことも。



事象を楽しむ

2009-06-25 | ニュース
週1日肉抜いて温暖化防げ ポール・マッカートニーさん呼び掛け

肉牛の出荷までの飼育期間は約30ヶ月。
豚6ヶ月、鶏40~50日と比べるとかなり長い期間飼育されています。
牛は穀物飼料で飼育されていて、肉1Kgの生産には約7倍の穀物が必要になります。
肉食を控えることで、減らした肉の消費分の7倍の穀物使用量も減らすことができます。

昨年の穀物価格上昇により国内でも食品価格が大幅に値上がりしましたが、もっと大きな打撃を受けた国はたくさんありました。
人類の歴史は飢餓との戦いでもありました。
毎日肉料理を楽しんでメタボを気にする現在の食生活は、長い人類史の中でも異例な一瞬なのだと感じます。
科学が発達しても人類の体は飢餓に対応する長い歴史の延長線上にあり、「食べろ、もっと食べろ」と要求してきます。

食料が潤沢にある日本では、どんなものを食べるのか、どれくらい食べるのか、どんな風に食べるのかという選択が必要なのでしょう。
週に1日だけ肉食を控えるということは、週に6日も肉を食べられるということです。
食に対しても自分で選択権を持っているというのは、大変恵まれた状況でもあります。

ダイエットはいつでも話題になりますが、痩せるために努力するより太らず健康な食生活をするために努力する方が楽しい考え方だと思います。



政治家の使命

2009-06-24 | ニュース
土偶の魅力もっと知って/八戸で鼎談 デーリー東北新聞

私が小学生の頃、毎年夏休みには家族で山に登っていました。
高学年の2年間は尾瀬縦走で、ヤナギランやニッコウキスゲの咲く尾瀬ヶ原に感動したものです。
夏でも小川の水は冷たく、手を漬けて10秒と我慢ができなかった記憶があります。

尾瀬ヶ原へは観光用道路建設計画がありました。
反対運動もあったそうですが、大石環境庁長官の時代に白紙撤回されたそうです。
子供の頃父親から、この大臣は後世に名を残すと聞かされていて、子供心に偉い政治家なのだと思っていました。
今でもここに道を通さなかったことは間違いではないと思っています。

青森県でも似たような事がありました。
三内丸山遺跡は県営運動場として整備の途中でしたが、当時の県知事の北村氏は事前調査で縄文遺跡が確認されても運動場の整備は進めるとの主張でした。
この時は選挙で縄文遺跡を残すという主張をした前知事の木村氏が当選し、三内丸山遺跡は今に残っています。
あの時青森県民が違う判断をしたら今の三内丸山遺跡は無かったでしょう。

今は八戸でも同じことが起っています。
三内丸山にひけをとらない是川遺跡の保存については、やはり行政の長の意向で決まります。
歴史はお金で買うことのできない貴重な財産です。
箱物を作るより遺跡の保存が大切だと思います。





種差海岸で会いましょう

2009-06-23 | 種差海岸
この季節は毎週違う表情を見せてくれる種差海岸。
ニッコウキスゲもだいぶ咲き進んでいます。
ノハナショウブの紫色にスカシユリの朱色が加わると、とても絵になる海岸風景の完成です。
ノハナショウブはちらほらと咲き始め、スカシユリも蕾を膨らませています。





主役の登場はもう少し待たなければなりませんが、遊歩道の周りには主役を引き立てる名脇役がそろっています。
この植物の多様性こそが種差海岸の魅力になっています。

種差 夏の花

6月28日は「はちのへ小さな浜の会」主催の「潮風ハイキング シー・ルック・ロードの旅」があります。
種差海岸芝地から葦毛崎展望台まで5.2キロの散策で、参加費無料、申し込み不要。
当日朝11時に出発地点に集合。

種差海岸の一番美しい姿を鑑賞できることでしょう。


家庭の経済

2009-06-22 | 家庭・経済
先日、弁護士による多重債務者救済の実際についてのお話を聞いてきましたが、多重債務者に共通するのは自分の借金の総額を正確に把握していないことだそうです。
業者から送られてくる取引履歴明細も、見たくないためか捨てられてしまうことも多いらしく、弁護士の仕事はまず借りている金額と今まで済んでいる返済額の特定とのこと。
年間3万人を越える自殺者の直接の原因としても、経済問題が1/4近くを占めています。

「債務整理の方法
 債権者数、債権者の種類、負債額、負債の発生時期、これまでの返済状況、債務者の収入、保証人の有無、家族関係などを考慮・検討して、任意整理、特定調停、自己破産、個人債務者再生などの手続きのうち、当債務者にとって最も良い方法を選択する」(資料より抜粋)

最高裁集計による自己破産申請数推移

H21年5月発表 警察庁統計資料より 自殺者数の年度推移

警察庁発表の資料では自殺原因のトップは健康問題でほぼ半数を占めていますが、
平成19年版 自殺対策白書 
この資料の 第1章 我が国の自殺の現状 6 平成10年における自殺者数の急増要因 では経済状況と自殺者数増加の関連について指摘しています。

生きる上で大切な家計のことは、学校教育の中ではほんの僅かしか教えられません。
人生観や生活習慣にかかわるものは家庭で教えていくしかないのだと感じます。
お金のことを口にするのは悪いという感覚がまだ一般的ではありますが、子供の人生や生死にかかわる大事なことを教えないのはどうなのでしょう。

お金というのは自分のために働いてくれるものであって、自分がお金に働かされるのでは本末転倒だと思います。
「使いこなす」という言葉はお金に関しても当てはまります。





続 お小遣いの法則

2009-06-21 | 家庭・経済
わが家では小学生まで歩合制自己申告応談方式の小遣い制度ですが、中学生になると年俸方式も選択できます。
月の基本給×12+αで年額を決め、まとめて渡すというものです。
金額は大きくなりますが、一年間の支出計画を立てて実行しなければならず、より高度な金銭感覚を求められます。

長男にそれを説明したとき、さすがに難しいと感じたらしく年二回に分けてほしいと要求がありました。
今は年俸制年二回払いに落ち着いています。
それでも6ヶ月間の長丁場なので大変なようです。

小遣いが足りなくなりそうなときは臨時アルバイトを考え出して子供に頼みます。
長男はお菓子作りが得意なので、お届け物用にケーキを焼くアルバイトを頼んでいます。
パウンドケーキなどを手間賃千円ほどの場合が多いのですが、得意な事でお小遣いが稼げるとあって一生懸命考えながら取り組んでいます。
自分の能力が人から対価を得られるものだと気がつくことは、子供の成長にとって大切なことだと思います。

個人的には人の労働には正当な対価を支払うものだと思っています。
「タダで貰えるならたくさん貰った方が得」 「してもらって当たり前」
こんな貧相な感覚を持つ人には自分の子供にはなってもらいたくありません。
人に何かをしてもらったとき、正当な対価を払ったり充分な感謝のできる人に育ってほしいと思います。

理由のないお金を子供にあげることはしない、というのが基本的な考え方になっています。



お小遣いの法則